美容効果・健康効果の高い夏の果物って?アイスの変わりに果物食べよう!

美容効果・健康効果の高い夏の果物って?アイスの変わりに果物食べよう!

朝は肌寒くとも、日差しが強く蒸し暑い日が多くなってきましたね。夏はジューシーなフルーツが旬を迎えます。暑くなってくるとついついアイスなどの砂糖たっぷりで冷たい甘いものに手が伸びてしまいますが、食べる事が習慣化するとデメリットがあることをご存知ですか?今回は夏に食べすぎてしまうアイスについて体への影響を知りつつ、美容にも良い夏が旬のフルーツを紹介します。美容効果をより高めるための食べ方のポイントも合わせて解説するので、食べる時にポイント事項を是非取り入れてください。

アイスはおいしいけど食べるのはほどほどに

夏になるとついついアイスを食べてしまう…という人は多いです。一度アイスを箱買いするとあっという間になくなってしまう方、家でもアイスを食べているのに外でもパフェやフラペチーノなど冷たく甘い食べ物を食べてしまう方、要注意です。アイスの食べすぎで起こるからだのトラブルについて知りましょう。

砂糖の取りすぎは肌の老化を加速させる

アイスにはシロップや砂糖、水あめなどの糖分がたくさん含まれています。砂糖の分子は皮膚でコラーゲンと結合し、この際細胞に炎症を引き起こします。結果しわを発生させ、皮膚の弾力性を失ってしまい、肌が硬化しやすくなります。また、血糖値が急激に上がることでホルモンバランスが変化し、吹き出物の原因にもなります。

気分の浮き沈みの原因にも

砂糖を大量に取る事で血糖値が急激に上昇します。その後急降下するため、疲労感と気分の落ち込みを引き起こす事があります。ジェットコースターのように気分の浮き沈みがあり砂糖も過剰に摂取しているという人はまず砂糖を控えましょう。

アイスクリームに依存しやすい理由

アイスを沢山食べると、余分な砂糖が膵臓に過剰なインスリンを分泌させます。するとインスリンは脂肪細胞に、グルコースや脂肪酸、そのほかの高カロリーな物質を余分に蓄えるようシグナルを送るため、血中のカロリーがほとんど残らず、脳がエネルギー不足だと勘違いを起こすのです。結果すぐにエネルギーを供給してくれる砂糖を欲してしまうのです。また、アイスは人に多幸感を与えます。この多幸感を得ようと依存のようにアイスクリームを求めてしまいます。実際に海外の研究では依存しやすい食べ物の5位にアイスクリームがランクインしているのです。

https://www.cosmopolitan.com/jp/beauty-fashion/health/a20629606/most-addictive-foods-you-can-eat/

食べる量をほどほどに

砂糖以外にも、アイスは食べすぎる事による冷えで内蔵に負担をかけて消化不良を起こしたり、急激に体が冷える事によって冷え性を招く可能性もあります。勿論暑い夏の場合はクールダウン目的にアイスを食べたりすることもありますし、砂糖を止めるというのは習慣化している人にとってはなかなか至難の業。絶対に食べてはダメというわけではなく、食べる日の感覚を開けるなどして上手にアイスと向き合いましょう。

美容によい夏の果物を食べよう

暑い夏は体を冷やして喉を潤したくなりますが、そういう時はアイスではなく果物を食べましょう。果物はビタミンや水分量が多く、美容のみならず夏バテや熱中症対策にもなります。特に夏はすいかやマンゴーなどジューシーで甘い果物が旬を迎えます。ご紹介するものの中には既にスーパーなどで旬の果物として安く手に入るものもあります。是非手に取ってみてください。

夏の代表格スイカ

近年スーパーなどでは食べやすいサイズにカットされたスイカも売られるようになって、一人暮らしの人でも気軽に食べられるようになったスイカ。スイカは90%が水分で構成されるジューシーな夏の果物の代表格です。スイカには「シトルリン」という腎臓の機能を助け、高血圧や動脈硬化の予防効果が期待できるといわれているアミノ酸の一種が含まれます。水分を取りすぎて腎臓が疲れ気味の人がいる夏でも腎臓の調子を整え、さらにスイカに含まれるカリウムの利尿効果促進でむくみの解消につながります。また、トマトに含まれるイメージの強い「リコピン」も赤玉スイカには多く含まれている栄養素です。実はトマトよりもリコピンが多く含まれている事をご存知ですか?リコピンは美肌を損なう活性酸素を除去する力が強く、美肌作りにはもってこいの美容成分です。

スイカは朝食べる!でも食べすぎにも注意

スイカは夜より朝に食べるのがおすすめです。睡眠中に失われた水分と糖分を手軽に補給でき、ほてった体を冷やしてくれるので、朝から頭がすっきりと働きます。ただし、スイカはジューシーで食べやすいのでつい食べすぎてしまう人も。食べすぎると井さんが薄くなり、一時的に体温も下がるので消化機能が低下する恐れがあります。一食につき200gまでを基準にしましょう。

世界三大美果のマンゴー

一昔前にブームだったマンゴーも今は落ち着き、価格も以前に比べるとお手頃になってきました。プリンやゼリーなど加工食品にも使われるほど人気のマンゴー、甘くて大好きという方も多いのではないでしょうか。マンゴーには美肌効果の高いビタミンA,C,Eが多く含まれています。肌の老化予防や夏の紫外線対策に有効で、まさに夏に食べるべき果物です。また、マンゴーに含まれるビタミンB群は、糖質や脂質の分解や代謝を助ける働きを持っており、血糖値の上昇を緩やかにする働きを持つ食物繊維も含まれているため、ダイエットにももってこいの果物です。

ドライマンゴーは太りやすい?!なるべく生のマンゴーを

生のマンゴーよりお手頃価格で手に入りやすいドライマンゴーですが、じつは生マンゴーに比べて5倍のカロリーがあります。もちろんその分栄養素も生マンゴーより多くなっていますが、ドライマンゴーは満腹感を感じづらい果糖が多く含まれているのでつい食べすぎてしまう人が多いです。しかしながら、適度な血糖値がキープされるので、小腹満たしに少し食べると「おなかすいた…」とならずに済みます。もし食べる時はよく噛んで満腹中枢が刺激し、少量を食べるようにしましょう。またドライマンゴーを選ぶ際は砂糖のついてないタイプを選びましょう。

マンゴーはおやつの時間に食べるのがおすすめ

前述のとおりマンゴーは小腹満たしに丁度よいフルーツなので、午後のおやつの時間帯に食べるのがおすすめです。また、食べる際は冷蔵庫で2時間冷やした後が一番甘くなるので、お昼過ぎに冷蔵庫に入れておやつの時間にひんやりしたマンゴーを食べると美味しく感じるでしょう。

高級果物の代表格メロン

高級果物のメロン。お中元で頂くという方もいらっしゃるかと思いますが、最近はスーパーでもカットメロンが売られるようになりましたね。そんなメロンも美容効果は高く、特にメロンに含まれるカリウムはなんとスイカの3倍近く含まれています。夏はしょっぱいものが食べたくなる時。塩分を過剰摂取して浮腫んでしまった時に食べればむくみ解消に繋がります。また、メロンに含まれるパントテン酸は脂肪・タンパク質・糖質の分解を促した代謝を促します。メロンのカロリーは果物のなかでは低カロリーなので、ダイエット中の方におすすめの果物です。

青いメロンと赤いメロンの違いは?

メロンを買う時に迷うのが青いメロンと赤いメロンどちらを買うか、という点ですね。美容効果だけをとれば夕張メロンなどの赤いメロンの方が効果が高いです。ただし、健康などへの効果へは違いが少なく、青メロンの方がカロテンが少ない分食べやすいというメリットもあります。単純に食べる機会を増やすだけなら青いメロンで何の問題もありません。

メロンは寝る前に食べるのは避ける

メロンはカロリーが低くダイエット向きのフルーツですが、メロンの糖分は脂肪になりやすいと言われている果糖なので、夜寝る前に食べるのは控えましょう。メロンは高級果物なので食べ過ぎるという機会はあまりないかもしれませんが、食べ過ぎ注意の果物でもあります。メロンを食べると喉や口内に違和感を覚えたことはありませんか?これはメロンに含まれるタンパク質分解酵素「ククミシン」によるものです。いがいがするだけなら問題ないですが、違和感があるのに食べ過ぎるとアレルギー症状に繋がる場合があります。またメロンには身体を冷やす効果があり、食べ過ぎると腹痛や下痢に繋がるので、ダイエットや美容に効果があるからと言って食べ過ぎないようにしましょう。もしいがいがの症状が出たら、食事後に口をゆすぐと軽減します。症状が重くなってしまったら病院を受診しましょう。

美容効果ぎっしりのぶどう

ぶどうは一粒の中に女性には欠かすことができない美容効果がぎっしりと詰まった美容フルーツです。美肌に良いというフルーツは沢山ありますが、特にぶどうはアンチエイジングや美肌への効果がとても高いフルーツです。ぶどうには老化を防ぐポリフェノールや強い抗酸化作用のあるプロアントシアニジンが含まれます。また美肌作りに欠かすことのできないビタミン類も多く含まれます。それと共に、ぶどうの甘さのもととなるブドウ糖は体内に吸収されやすく、すぐエネルギーに変換されるので、疲労回復にも効果のある果物です。

ぶどうは皮ごと食べるとGOOD

美容効果を高めたい場合は、皮ごとたべるのがおすすめです。アンチエイジング効果のあるポリフェノールやレスベラトロールはブドウの実の部分よりも皮の部分に多く含まれています。ブドウもメロンと同じく夜食べるのは控えた方がよい果物ですが、どうしても夜に食べたい場合は皮ごと食べましょう。ぶどうの皮には食物繊維が多く含まれるため、皮と一緒に食べることでブドウ糖による血糖値上昇のスピードがゆるやかになり、体脂肪の合成を抑える事ができます。ぶどうの品種によっては皮の渋みが強かったり硬くてなかなか食べづらいというものもありますが、そういった場合はミキサーにかけてスムージーなどにすると口当たりもよくなりおすすめです。カロリーが低いからといって食べ過ぎると逆に太りやすくなってしまうので注意しましょう。

今年話題のパイナップル

今年テレビやSNSで注目を集めているのがパイナップル。台湾パイナップルが売り切れ続出…などと言われていますが皆さんはもう食べましたか?台湾のパイナップルの旬は品種にもよりますが実は6月~とこれからが最も美味しい時期です。このタイミングで是非手に取ってみてください。パイナップルは美容イメージが少ないと思われがちですが、パイナップルには肌を綺麗にする要素が沢山あります。その中でも注目なのが酵素。酵素には、ビタミンB1と呼ばれる栄養が含まれており、このビタミンB1は新陳代謝を促して、肌の中の古くなった角質を取り除いてくれます。また、パイナップルの酵素にはエストロゲン様作用も認められており、ホルモンバランスを整えてくれます。身体を冷やす果物が夏は多いですが、パイナップルは冷え症に効果のあるビタミンB1を含んでいるので、エアコンで冷えやすい夏の身体に優しい果物です。

食べるタイミングが大事なパイナップル

パイナップルの栄養を最大限に取り入れたい場合は食べるタイミングが大切です。そのタイミングはずばり食前、空腹時になります。空腹時に食べることで、腸内環境が整った状態で食事を摂取することができ、その後に食べる食事の消化吸収を効率よく行うことができます。食物繊維が多く含まれているので、朝食べると便通も良くなり体調が整うのでおすすめです。早朝~正午までの時間帯は、身体が老廃物や不要なものを外に出してくれます。そのため、このタイミングで食物繊維が豊富なフルーツをしっかり摂ると、便通改善に繋がるんですよ。パイナップルはまだ熟してない段階の場合シュウ酸カルシウムという胃や口内を荒らす成分が含まれているので、必ず熟したパイナップルを食べましょう。また缶詰のパイナップルは過熱処理がされているので栄養価が落ちます。美容目的で食べる時は生のパイナップルを食べてください。

パフェやケーキにも使われる桃

桃も夏が旬の果物です。桃のパフェや桃のケーキが好きという方も多いのではないでしょうか。お中元でフルーツを贈る時にもよく登場する人気果物です。桃は従来の白い桃に加えて最近ではより甘みの強い黄色い桃も増えてきましたね。桃は中国で「長寿の果物」と言われるほど、アンチエイジングの効果が高い果物です。ビタミンCを多く含んでいて美肌効果が期待でき、桃の果汁は皮膚代謝促進、沈静、保湿作用があるといわれています。カリウムもすいかの1.5倍含まれており、体に溜まった余分な水分や老廃物を排出するためむくみ解消に効果があるといわれています。ビタミンEや、ナイアシンも、フルーツの中では比較的多く含んでいるため、血行不良や冷え性、むくみも改善が期待できます。

桃は朝~昼に食べよう

桃は果糖が多いので、朝~昼に食べるのがおすすめです。食物繊維が沢山含まれているので、その点を踏まえても朝食べると健康にいいでしょう。食べる2~3時間前に冷蔵庫に入れて冷やすと、実が引き締まり皮をむきやすくなりますよ。冷やし過ぎると甘みが落ちてしまうので、保存は常温で行いましょう。

まとめ

夏はジューシーで甘い果物が沢山登場します。また水分を多く含み比較的低カロリーなフルーツが多いのも特徴です。暑くなるとつい冷たくて甘いアイスやフラペチーノなどに手が伸びてしまいがちですが、食べ過ぎは控えましょう。アイス代わりに例えばパイナップルを冷凍して食べるのも美味しいですよ。一方で夏のフルーツはジューシーな分つい食べ過ぎてしまいがちです。暑い夏に喉を潤す目的でついつい食べ過ぎてしまっていませんか?いくら美容や健康に良くても食べ過ぎは身体を冷やしたり糖分の取り過ぎに繋がるので、適度な量を食べましょう。今年も暑い夏になりそうですね。美味しくて美容効果の高い果物を食べて綺麗になりましょう。

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