脱毛の痛みが怖い?大丈夫!対策はある!

脱毛の痛みが怖い?大丈夫!対策はある!

医療脱毛・光脱毛に常に付きまとう「脱毛の痛み」問題。クリニックやサロンを選ぶ時痛みの程度も判断基準になりますよね。VIOは耐えられないほど痛い、光脱毛より医療レーザーの方が痛い、巷で聞くより痛くなかった等様々な意見があふれてますが、結局どの程度痛いのかは施術を受けないとわからない部分も多いです。今回はなぜ痛みを感じてしまうのか、どうすれば軽減できるのか等、脱毛の痛みと向き合います。

そもそもなぜ脱毛は痛いのか

脱毛の痛みは、「輪ゴムで肌をバチンを弾かれた時の痛み」に近いと言われています。痛みが少ない場合は「じんわり熱い感じ」「ひりひりする感じ」と言う人もいます。日本の脱毛エステや医療脱毛でポピュラーなIPL方式の脱毛は、ライトやレーザー照射によりメラニン色素を刺激する仕組みです。メラニン色素が照射時に光と熱を吸収することで痛みが発生します。痛みの程度は個人差があり、また施術箇所によっても感じ方が変わります。場所による痛みの指針としてレジーナクリニックでは痛みを数値化した表を出しています。痛みの感じ方はあくまで人によりますが、相対評価として参考にできますので見てみましょう。

引用元:レジーナクリニック

痛みを感じやすい傾向にある人①肌が地黒の人

メラニン色素に反応するタイプの脱毛は、要するに「黒色」に反応する脱毛です。小麦肌色の人や地黒の人は、肌の色素数値が高く、ライトやレーザーが強く反応してしまうので、痛みを感じやすいと言われています。また日焼けした肌の場合、乾燥や紫外線の影響を受け肌が敏感になっている為、痛みを感じやすいです。日焼けの程度が強い人や、肌の色が黒い人はやけどのリスクもあるので、クリニックやサロン側から施術を断られる事があります。肌の色が黒く痛みが心配な場合、メラニン色素に反応せずに脱毛するSHR方式の脱毛にすると痛みも軽減されます。

痛みを感じやすい傾向にある人②敏感肌の人

敏感肌の人は自分で理解できていると思いますが刺激に弱いです。石鹸を変えたら肌が荒れた、クリームを塗ったらかぶれた…などの経験があると思います。そういった人は脱毛の照射の刺激を受ける事で痛みを強く感じる人がいます。また、場合によっては肌トラブルを引き起こす事も。自分が酷い敏感肌という自覚がある場合は、脱毛サロンではなく医師や看護師が常駐している医療脱毛の方が安心です。医療脱毛の方が痛いという方もいますが、万が一肌トラブルを起こした際に適切な処置を取ってもらえます。脱毛サロンにする場合も医療脱毛にする場合も、カウンセリングの際に敏感肌で肌トラブルがおきやすい事をかならず伝えましょう。

痛みを感じやすい傾向にある人③毛深い人

毛深い人は一本一本の毛がしっかりしている人が多く、照射時に痛みを感じやすい傾向にあります。また毛量が多いタイプの方はそれだけライトやレーザーが反応するので肌への刺激が多めです。人によっては痛みを伴ったり肌が赤くなる方がいます。脱毛する箇所によっても痛みの程度は変わってきますので、心配な場合はカウンセリングの際に相談しましょう。

痛みを感じにくい人でも痛いと感じやすいVIOとワキ

メラニン色素に反応して脱毛するタイプの脱毛方式の場合、VIOやワキなど体毛が太くて硬く、密集しているエリアは、痛みを感じにくい人でも痛いと感じやすいエリアです。特にVIOやワキはライトやレーザーの熱が反応しやすい毛質エリアな上、皮膚が薄く柔らかいので刺激に敏感です。VIOは口コミなどでも「痛い」と指摘されがちですが、粘膜に近い部分なのでワキ以上に痛みを感じる方も多く、「痛みに耐えられず脱毛を断念した」「照射パワーを落としてもらった」という方も実際います。その他顔脱毛も、細かい神経が集中しているエリアなので痛みを感じやすいと言われています。

初回が一番痛くても徐徐に痛みは少なくなる事をわすれずに

どの部位でも、毛が一番しっかり生えている初回の施術が一番痛いです。特に脱毛自体が初めての場合、刺激に対しての経験が無いので痛みを強く感じやすい傾向にあります。回を重ねるごとに毛の量も少なくなり、また細い毛になってくるので痛みの程度も軽減されます。

痛みは我慢しないで!肌トラブルになれば脱毛ができなくなる

脱毛に痛みは付き物ですし、許容範囲も違いますが、基本的には耐えられる痛みですし、痛みがあるというのはしっかり毛に効果を出している証拠でもあります。ライト・レーザーともに出力を挙げることによって脱毛効果は上がりますがその分肌への負担も大きいです。痛みはもともと自覚がない程度に肌が弱っているという原因の可能性もあるので、施術中あまりにも痛すぎると思ったら変に我慢せず、施術途中だとしても必ず申告してください。無理に続ける事で肌トラブルを引き起こしトラブルが治るまで脱毛ができなくなってしまう可能性があります。

痛みは軽減できる!その対策

痛みの軽減方法①日頃の保湿を徹底する

痛みの原因の一つとして「肌の乾燥」があります。乾燥した肌は肌のバリア機能が低下しているので、肌が敏感になっており、ライトやレーザーで加えられる熱で痛みを感じやすくなります。肌の乾燥が酷いと火傷や炎症の原因にもなります。なお、乾燥が酷いと施術自体を断られることもあるので気を付けてください。

施術できないような乾燥肌の程度は…

  • 白い粉が吹いているような肌
  • 触るとガサガサになっているような肌
  • 乾燥で赤みが出ている等何かしらの炎症が起こっている肌

上記のような肌状態でなくても、乾燥気味の肌は痛みを感じやすいので、日頃から保湿を徹底し、特に脱毛前は十分な保湿を行いましょう。高い化粧品でなくて大丈夫なので、化粧水や乳液をたっぷり使うのがおすすめです。肌の水分量が増えて脱毛の施術がしやすくなります。また光が均一に毛穴の奥まで到達するのでムラなく脱毛できるというメリットもあります。

痛みの軽減方法②照射パワーを落とす

ライトやレーザーの照射パワーは調整ができます。照射パワーを弱めれば、毛根へ働きかける温度が下がるので照射時の痛みが緩和されます。ただし、照射パワーを弱めるという事は脱毛の効果も少なくなるという事になります。それでも脱毛を中断するよりは一定の効果は見込めるので、照射パワーを落とせば我慢できる痛みだと思う場合は照射パワーを弱めて施術してもらいましょう。施術中にパワーを落として欲しいと相談すれば対応してもらえます。

痛みの軽減方法③生理中・生理前の施術を避ける

生理中や生理前はホルモンバランスの関係で肌が敏感になりがちです。生理前は肌が荒れる…という方もいると思いますが生理前から肌は刺激に弱くなります。当然その状態でライトやレーザーを当てると痛みを感じやすい傾向にあります。逆に生理後は痛みが少ないという方もいるので、元々傷みを感じやすい人・敏感肌の人は生理中や生理前の施術を避けるだけでも痛みの感じ方を軽減できる場合があります。

痛みの軽減方法④あらかじめ照射テストをうけて痛みの程度を知る

直接の軽減方法にはなりませんが、痛みの程度を知るためにカウンセリングの際照射テストを受けられる場合は照射テストを受けておきましょう。かなり痛い時は機械の変更が可能かどうか等相談することで、痛みの軽減に繋がる対応が可能かわかります。

光脱毛より医療脱毛の方が痛い?結局どうなの?

一般的に光脱毛の照射時の温度が約60℃~70℃、医療脱毛のメラニン色素に向けた熱の温度が約250℃以上と言われており、医療脱毛の方がパワーが強いため痛みを感じやすい傾向にあります。ただし、医療脱毛の中でも熱破壊式と蓄熱式の2種類があり、熱破壊式がメラニン色素に反応するタイプなので痛みが強いです。蓄熱式は毛の毛包にアプローチするので痛みを感じにくいと言われています。

医療脱毛は各クリニック痛みに対して工夫している

医療脱毛は痛みがデメリットという事もあり、各クリニック痛みに対して対策をしています。どのクリニックもクーリングの徹底を行う傾向にあります。痛みが比較的出やすい医療脱毛は、医師や施術する看護師とよくコミュニケーションを取りましょう。どのクリニックもコミュニケーションを大切にする方向にあります。施術中でもコミュニケーションをしっかり取る事で、皮膚の薄いところは照射パワーを落とす等、こまかな対応が可能になります。医療知識を兼ね備えたプロフェッショナルなので、安心して頼ってください。

医療脱毛のクーリングとは

クーリングとは肌を冷却させるという事です。冷却させる事で照射後の炎症を抑え、また痛みも極限まで抑える事ができます。肌を冷却せずにレーザーを当てると熱が肌にたまって火傷を起こす危険があります。痛みのリスクを減らすために照射後も冷却をするクリニックもあります。

各クリニックの痛みへの対応

痛みについての対応をホームページなどできちんと掲げているクリニックもあります。痛みへの理解があるクリニックの方が安心、という方は是非検討してみてください。

リゼクリニックは3種類の脱毛機を使い分け

『熱破壊式ダイオードレーザー脱毛機』『蓄熱式ダイオードレーザー脱毛機』『熱破壊式ヤグレーザー脱毛機』の3種類の脱毛機を揃えており、肌質や毛質で脱毛器を選びます。VIOなど痛みが強く出やすく耐えられないという方には正気麻酔や麻酔クリームなどで痛みの緩和も行っているので安心です。またリゼクリニックでは体調不良などによるキャンセル料がかかりません。体調の悪い時に施術を受けると痛みを感じたり肌トラブルを引き起こす原因になるので、安心してキャンセルできます。

レジーナクリニックは冷却機能を備えた脱毛機を採用

レジーナクリニックでは、極力な冷却機能を搭載した脱毛機を採用しており、肌を冷却しながら照射します。冷却しながら照射する事で痛みを感じにくくできます。また、痛みに極度に弱い方は麻酔クリームが無料で塗布してもらえます。ただし、患部に塗ってから麻酔が効くまでに時間がかかるので、施術の30分以上前に来院をお願いしています。

フレイアクリニックは痛みの少ない最新脱毛機を採用

フレイアクリニックでは、医療脱毛の中では痛みが少ないといわれる蓄熱式脱毛機メディオスター「NEXT PRO」を採用しています。脱毛機には冷却機能も搭載されているので安心です。また、従来は脱毛がむずかしかった小麦肌の方や産毛や金髪の脱毛も可能です。

エミナルクリニックは痛みの少ない最新脱毛機を採用

エミナルクリニックでは、医療脱毛の中でも特に傷みの少ないといわれる「CRYSTAL-PRO」を採用しています。痛みを軽減しながら脱毛効果を高める脱毛機です。加えて照射スピードがとても早いので全身脱毛であっても1時間で施術が完了し、長時間痛みを我慢するというような負担もありません。

アリシアクリニックは「ほぼ無痛」の脱毛機も採用

アリシアクリニックでは3つの脱毛機を導入していますが、その中でも「Lightsheer DUET」はほぼ無痛を実現しており、痛みがすくなくまた肌への負担も少ないです。

総括

脱毛に痛みはつきもの、特に医療脱毛は大なり小なり痛みを感じやすいです。痛みの程度は人それぞれなので、あまり口コミや友人の感想などを鵜呑みにしすぎず、カウンセリングの際に相談したり、テスト照射を受ける等して痛みについての知識を付けましょう。カウンセリングしてくださる人たちは沢山の肌質や毛質を見てきたプロなので、ためらわずに相談する事が大切です。日頃から保湿をしっかりしておいたり生理中の施術を避けるなど、対策をすれば痛みも軽減されるので、施術と上手に付き合えるよう心がけましょう。最近は痛みの少ない脱毛機の導入も進んでいます。サロンやクリニックがどんな脱毛機を使っているのか是非チェックしてください。

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