種類が沢山!家庭用脱毛器の選び方

種類が沢山!家庭用脱毛器の選び方

脱毛したいけど日々忙しくサロンやクリニックに通いづらい人におすすめなのが家庭用脱毛器。脱毛器は、エステと同じようなムダ毛処理が自宅で好きな時にできて、費用もサロンに通うよりもお手頃価格に抑えやすいので、人気が高まっているアイテムです。最近では、さまざまなメーカーから多くの商品が販売されており、それぞれ長所短所もあるので、自分に合う脱毛器を選ぶ必要があります。脱毛器を選ぶときに覚えておきたいポイント、脱毛器を使う際の注意点、脱毛器の効果などを詳しくご紹介。また、脱毛器にするかサロン通いにするか迷っている人向けに、脱毛器のメリットデメリットも紹介します。

脱毛器の選び方

家電量販店やネットをみると脱毛器の種類が多くて迷っている方も多いかと思います。脱毛器にはそれぞれ特徴があり、自分の脱毛したい部分や脱毛計画にあった脱毛器を選ぶ必要があります。選ぶ際のポイントを知って、ある程度脱毛器を絞れるようにしましょう。

まず脱毛方式をチェックする

サロンやクリニックと同じように、脱毛器もメーカーによって脱毛方式が違います。購入する前に脱毛方式を確認し、自分の目的に合っているものを選びましょう。

初心者にもおすすめの「フラッシュ式」

脱毛サロンで使用するのと同じタイプで、毛のメラニン色素に反応させて光を当てることで毛根にダメージを与える方法です。同じタイプとはいっても、脱毛サロンで使用するものより照射出力が控えめなので痛みが少なく、初心者の方や痛みにあまり強くない方におすすめです。ただし、出力が控えめな分効果の出方も緩やかで、すぐに脱毛効果を感じるのは難しいかもしれません。長く使用して効果を実感できる脱毛器になります。

「フラッシュ式」ならスピーディー処理ができるので全身の脱毛向き

照射口が大きくなっていることもフラッシュ式の特徴です。照射口が広い分一度に処理できる範囲が広いので、全身の気になる箇所をスピーディーに処理できるというメリットがあります。全身くまなく照射したいという方にはフラッシュ式がおすすめです。また、種類によっては脱毛効果だけでなく肌のキメを整えるなど美肌効果を感じられる脱毛器もあるので、是非そういった部分もチェックしてみてください。

効果を感じやすい「レーザー式」

医療脱毛と同じタイプで、毛のメラニン色素に反応するレーザーを用いて毛を育てている「毛乳頭」という部分にダメージを与える方法です。フラッシュ式同様、クリニックで使われているものに比べると当然出力のレベルが控えめに設定されていますが、フラッシュ式に比べると痛みが出やすいので、痛みい弱い方は注意が必要です。

「レーザー式」なら狭い範囲をピンポイント強力照射で部分脱毛向き

フラッシュ式に比べて照射範囲は狭く、ケアを終えるまでに時間がかかりますが、医療用のものと同じ仕組みになっているので、早く効果を実感しやすいという利点もあり、部分的な範囲の脱毛を考えている方にはおすすめです。パワーが強い分、皮膚が弱い顔やデリケートゾーンには使えない脱毛器もあるので、自分の脱毛したい範囲と脱毛器の照射可能範囲が合っているのか必ず確認してから購入しましょう。

照射レベルの調整ができるか確認する

脱毛器の種類によって、出力の強さをどれだけ変えられるかが異なります。特に脱毛初心者の方は、脱毛に慣れないうちは痛みを強く感じることがあるので、照射レベルの強弱が調整できる機能があると便利です。使い始めは低レベルからスタートして、慣れてきたら徐々にレベルを上げましょう。また、デリケートゾーンや皮膚の柔らかい部位は特に、弱めのレベル設定ができる脱毛器の方が安心です。ただし、出力の強さ変更については、具体的な数値などが記載されていないことが多いので、実際に利用した人の口コミをチェックしましょう。

コスパの良さ:ランニングコストをチェック

脱毛器は一度購入して永久に使えるわけではありません。最大照射回数が設定されており、ほとんどの脱毛器では10~30万回以上照射が可能です。カートリッジ式と本体交換式の2つがあり、どちらを選ぶかでトータルのランニングコストも変わってきます。一つの脱毛器を長く使用するために、少しでも1ショットあたりの金額が安く、コスパのよいものを選びましょう。

本体交換式

「本体交換式」は、カートリッジがないので、照射回数を使い終えると本体ごと交換しなければなりません。その分本体交換式は一度購入すると長く使えるものが多いです。本体交換式は寿命に近づくにつれて出力の強さが弱まっていきますのでそれを踏まえて購入しましょう。

カードリッジ式

カートリッジの最大照射回数を打ち終わっても、カートリッジを交換すればまた使えます。本体はそのまま使い続けられるので、カートリッジ代のみで長く使えることが特徴です。本体交換式と違い、出力高く使い続けることができます。選ぶ時は、カートリッジごとのショット数を確認しましょう。ショット数は照射ができる回数で、多ければ多いほど長く使うことが可能であることを表しています。

VIOや顔に使えるかどうか

脱毛器はメーカーによって使用できる範囲が異なります。全身に使えるものもあれば、使用可能部位が制限されているものもあります。とくにIOラインや、顔の上部には使用できない脱毛器が多いので、VIO全体や顔の脱毛を希望している場合は必ず照射可能範囲を確認しましょう。

最新のTHR方式(蓄熱式)って?

家庭用脱毛器に使われている「IPL方式」は、毛の黒い色素(メラニン)に反応する光を当てて、毛を弱らせる脱毛方法ですが、蓄熱式の場合は毛を生やす指令を出す組織(バルジ領域)などにもダメージを与える脱毛方式です。IPL方式はメラニンへの反応なので、産毛や白髪など色素の薄い毛の脱毛には反応しづらかったですが、THR方式であれば産毛や白髪などの脱毛も可能です。小麦肌の方やほくろも気にせず、また毛周期に左右されないので脱毛機関が短くて済みます。最近は家庭用脱毛器でもTHR方式のものが出てきているので、是非チェックしてみてください。

脱毛器のメリットデメリット

脱毛器で脱毛するか、サロンやクリニックに通って脱毛するか迷っている方向けに、脱毛器のメリットデメリットを説明します。

脱毛器での脱毛のメリット

家庭用脱毛器で脱毛する最大のメリットは、自宅で好きなときに脱毛できることです。サロンやクリニックは予約制なので、仕事や学校のスケジュールを見ながら調整する必要がありますが、脱毛器であれば時間を気にせず脱毛が可能です。また、他人に体を見られる事なく脱毛できるので、VIOなどデリケートな場所を見られる事に抵抗がある人には脱毛器がおすすめです。家庭用脱毛器は一度本体を購入しまえば、あとはほとんどお金がかかりません。電気代やカートリッジ交換費など多少のランニングコストは必要ですが、サロンやクリニックのように高額のローンを組まなくても良いので、お金を用意しづらい高校生やなるべくコスパよく脱毛したい方にはぴったりです。

脱毛器での脱毛のデメリット

自分で脱毛することの最大のデメリットは手の届かないところ、見えづらいところの脱毛がしづらいことでしょう。Iライン、Oライン、背中やうなじなど、手が届きにくい場所はムラになりやすく、綺麗に脱毛できない可能性が高いです。また、家庭用脱毛器はサロンやクリニックより出力が抑えられているので、脱毛に時間がかかります。

脱毛器を上手に使うポイント

初めて家庭用脱毛器を使用する方向けに、使用のポイントを説明します。購入を検討されている方はこういった流れで使うという事をおさえておきましょう。

脱毛器使用の前にムダ毛の処理をする

サロンやクリニック通いの場合と同様、照射前にまずムダ毛を剃っておきます。肌が弱い人には電気シェーバーがおすすめです。照射する直前に剃ると肌を傷める可能性があるため、前日までに剃っておきましょう。脱毛の効果を高めるために、ほんの少しだけムダ毛が出ている状態で照射するとよいでしょう。

脱毛したい部分を乾いた肌の状態で照射する

使用する機械によって使い方は様々ですが、しっかりと肌と照射口を合わせてお手入れするのが大切。肌は乾いた状態で照射しましょう。顔に照射する場合はメイクをしっかり落としてください。メイクをした状態で照射してもライトが毛根まで届かず効果が出ない可能性があります。しっかり当てないとムラができてきたない仕上がりになってしまいます。

使用は1~2週間おきがおすすめ

フラッシュ式の場合は肌への負担も少ないので、最初の3か月ほどは1~2週間おきに照射するのがおすすめです。ムダ毛の量が減ってきたと思ったら1か月~2か月に1度程度にしましょう。レーザー式の場合はフラッシュ式より肌への負担が大きくなるので毛周期に合わせて2か月置き程度でお手入れしましょう。

使用後は肌をクールダウンさせてたっぷり保湿を

家庭用とはいえ、照射すれば肌に負担がかかり、使用後は肌が乾燥します。照射中に痛みがなかったとしても、照射後は冷やしたタオルや、タオルでくるんだ保冷剤などで肌をクールダウンさせましょう。また、照射と保湿はセットとして考え、使用後は必ず保湿しましょう。

肌トラブルに注意しよう:説明書通りの使用を!

照射前に必ず取り扱い説明書を読み、一回の照射時間や回数を説明書通りに守りましょう。早く脱毛したいからといって説明書以上の時間で照射すると肌トラブルを起こす原因になります。肌トラブルを起こすと照射もできなくなってしまうので、正しい使い方をしてください。

永久脱毛のようなパワーはない、その分子供が使える脱毛器もあり

家庭用脱毛器はどの脱毛方式のものもサロンやクリニックよりパワーが弱く、永久脱毛はできません。あくまで毛の量を減らしたり細くする脱毛器という事を理解しておくことが大切です。パワーが弱い分、10代の子供でも使用可能な脱毛器も沢山出ています。お子様が毛深くて悩んでいるものの年齢的にサロンやクリニックには通わせられないという親御さんは、是非脱毛器の使用を検討してみてください。親子で脱毛器を使えるのでコスパも良くお得です。

まとめ

ここまで家庭用脱毛器の選び方や使い方について解説しました。お仕事や子育てなど忙しい毎日を送っている人に強い味方の家庭用脱毛器。サロンやクリニックの脱毛も沢山の種類があるように、家庭用脱毛器も様々なメーカーから販売されています。ご自身の脱毛計画に沿った、ぴったりの脱毛器を見つけて購入してください。

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