これから脱毛を始めるという人の悩みの一つが脱毛開始時期。とりあえず夏肌を露出するから今すぐ一回目と思っている人もいるかもしれませんが、脱毛する場所や自分のライフスタイル、性格に合わせて開始時期を決めたほうがスムーズな場合があります。今回は脱毛を始める時期について解説します。
脱毛時に重要な日焼け対策
脱毛時にとても重要なのが日焼け対策だと知っていますか?脱毛後の皮膚はデリケートであり、特に最初の数週間から数ヶ月は過敏な状態にあることがあります。そのため、日焼けから皮膚を保護し、肌の健康と脱毛の効果を維持するためには、日焼け対策が必要とされています。
皮膚の敏感さ: 脱毛は毛根に光や熱を当てて行うため、皮膚が一時的に敏感になります。この状態の皮膚は、日焼けに対してより敏感であり、刺激を受けやすくなっています。
色素沈着のリスク: 脱毛後の皮膚は刺激を受けたり、炎症が起きることで色素沈着(皮膚の色が変わること)のリスクが高まります。日焼けをすることで、そのリスクがさらに増加します。せっかく綺麗になるために脱毛しても、色素沈着を起こしてしまっては意味がありません。
肌トラブルの予防: 日焼けによって肌が炎症を起こすと、かゆみや痛みなどの肌トラブルが引き起こされる可能性があります。脱毛後の敏感な皮膚を保護するため、日焼けを避けることが重要です。
脱毛の効果維持: 脱毛の効果を持続させるためには、日焼けを避けることが重要です。日焼けによって毛根や皮膚がダメージを受けると、脱毛の効果が薄れる可能性があります。
日焼け止めを塗りづらい箇所は注意が必要
腕や足など日焼け止めを塗りやすい場所は比較的日焼け対策をしづらいですが、問題は日焼け止めが塗りづらい背中などです。ちゃんと塗れているか心配な場合は背中が隠れる服を着たり、日傘を必ず使用するなどして日焼けしないように心がけましょう。
施術前も日焼け対策必須
脱毛の際、紫外線ケアをしないと脱毛施術を受ける事ができなくなります。日焼けした肌は紫外線ダメージによって一種の火傷状態にあります。ただでさえ、火傷状態の肌にレーザーを当てる事になるので、肌の赤みや腫れ、やけどが強く表れる可能性があります。症状がひどい場合には色素沈着を起こすことも…クリニックやサロンによっては日焼け肌は施術を最初から断られてしまうので、脱毛の計画が先延ばしになる原因にもなります。自分自身で脱毛器具を購入しケアする場合も、日焼けをした時は自己ケアは延期するようにしましょう。見た目的には日焼けしていないという人でも、紫外線に当たって敏感になっている肌は通常より強い痛みを感じたり、治療後の赤みが長引いてしまう可能性があります。皮膚が高い熱を帯びることで、水分が蒸発しているため、肌の乾燥が進んでいる状態です。乾燥している肌は施術の痛みが強く出る傾向にあるので注意が必要です。
日焼けだけではなく汗疹対策も必須
夏はどうしても日焼けを気にしがちですが、夏の肌トラブルとしてあせもも要注意です。脱毛期間中の敏感な肌はあせもなど肌トラブルが起きやすいため、とくに注意が必要になります。あせも対策として、蒸れる前にこまめに汗を拭きとるよう心がけましょう。タオルで汗を拭きとる際は、ごしごし擦ると肌を痛めてしまうので、優しく肌にタオルを当てて、汗をふき取るようにしましょう。タオルで汗をふくのはもちろん、可能であればすぐにシャワーを浴びるなどして肌を清潔にすることも大切です。あせもが悪化して皮膚をかくと、色素沈着を起こしやすくなります。場合によっては皮膚科へ行き塗り薬をもらうと治りやすくなります。
面倒くさがりは秋冬に脱毛すべし
そもそも日焼け止めを塗るのが面倒だったりつい塗り忘れる、というような人や夏は日焼けをして健康的な肌色にしたいという人は秋冬から脱毛開始するのがおすすめです。秋や冬は日差しが比較的弱くなるため、日焼けのリスクが低くなります。また、脱毛後の皮膚が敏感な状態であるため、夏のように日焼けを避けることが難しい季節に比べて、秋や冬に脱毛することで、肌の健康と脱毛の効果を保護しやすくなります。
忙しい人は秋冬開始がベスト?
夏は施術の予約が混む傾向にあります。仕事や家庭のことでスケジュール調整が難しい人は予約を取りやすい秋冬の方が通いやすいという場合があります。カウンセリングの際に現状どの程度予約が入っているのか、予約の取りやすい時間帯などを聞いておくと良いでしょう。せっかく契約したのに通えないのでは意味がありません。
ただし秋冬は別のデメリットも?!
秋冬の脱毛は夏と違うデメリットもあります。空気がぐっと乾燥するので、それに伴い乾燥した肌は敏感になりやすい場合があります。これにより、脱毛の痛みをより強く感じる可能性があるとされています。痛みの程度は個人差がありますが、乾燥肌は脱毛による肌トラブルも起こしやすくなるとされています。あらかじめ保湿をしっかり行い、潤った肌で脱毛施術をするなどの対策が必要です。また、脱毛施術の際肌を露出したりジェルを塗るので、秋冬の施術は寒さを感じやすいです。寒さは肌トラブルなどにつながりにくく、あまり注目されないポイントになりますが、この時期に脱毛した人の経験談として多く語られています。暖房の効いた空間でも寒い、風邪をひいた、脱毛帰りには身体が芯から冷えてしまいコートを着ても寒い…等の口コミは少なくありません。特に全身脱毛の場合は長時間施術するので寒さが辛いと感じる人も多いようです。また、照射が狭い範囲の場合もVIOは内臓に近く冷えを感じやすいので注意が必要です。普段より温かい服装で行き、ホッカイロを持っていくなどの対策をしましょう。また、施術中は施術服以外は何も身に付けてはいけない雰囲気がありますが、実は靴下は履いてもOKというサロンやクリニックも多いです。靴下を履くだけでも冷え症の人にとってはありがたいですよね。施術前に冷えが酷いので靴下を履いてもいいか聞いてみましょう。
さっさと終わらせたい!という人はSHR方式
SHR方式とは、従来の方式のように毛根ではなく、毛包に熱を加える最新の脱毛法です。従来方式は毛の黒いメラニン色素に反応してムダ毛の毛根にダメージを与えることで、毛の成長を遅らせてムダ毛を生えにくくさせていました。一方SHR方式はジェルの上から広範囲に弱めの光エネルギーを連続して照射し、熱を「毛包(毛根などを包んでいる組織)」に集中させて脱毛する、脱毛業界最先端の方式です。黒い毛のメラニンに反応するわけではないので、痛くない脱毛方式として注目されています(痛みを感じず、暖かさを感じます)通常脱毛は2~3ヶ月に1回の施術だったので、通い始めてから完了まで年単位の計画が必要でした。しかし、ルミクス脱毛は毛周期に関係なく施術ができるので、毎月施術が可能に。もともと体毛の薄い人や施術部分によっては半年で脱毛を完了させられます。
まとめ
脱毛と一言で言っても多くの種類やサロン、クリニックがあり人によって感じ方の個人差があるので一概にどれがいいとは言えないものです。自分の生活リズムや、肌の状態(敏感肌なのか、痛みを感じやすいのか、夏は肌を焼きたいのかなど)、性格などに合わせていくつかの場所を検討し、カウンセリングを受けるのがおすすめです。痛みに弱い人はお試し脱毛で痛みの程度を知っておきましょう。正しい知識をつけて自分にあった場所で脱毛ライフを送りましょう!
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