冬のスキンケア

冬のスキンケア

季節に合わせてスキンケアは変えていますか?今回は冬のスキンケアについてご紹介!

冬は季節の中でも最も乾燥しやすいです。普段のスキンケアだけでは、様々なお肌のトラブルが起きやすくなる人もいます。

冬のお肌トラブル

◎乾燥肌
肌の表面が乾燥によって白い粉を吹いたり、ガサガサな肌触りになります。ひび割れてかゆみを感じたり、皮膚がむけてしまうことも。これらによってメイクの乗りも悪くなります。

◎敏感肌
化粧品をつけた時や洗顔の後などに、ヒリヒリしたりなどの刺激を感じるようになります。お肌が健康な状態であれば何も感じないような低刺激でも、敏感に感じやすくなってしまいます。

◎肌荒れ
ニキビや吹き出物が現れます。特に、脂分の少なく乾燥しやすい頬や口周りのUゾーンにできやすくなります。

◎くすみ
透明度がなくなり、顔色が悪く見えてしまいます。

◎ごわつき
肌がいつもより厚く感じたり、表面にざらつきを感じたりします。触った時に潤いや柔らかさやなめらかさを感じなくなります。

◎小ジワ
目元や口元などの乾燥しやすい部分に、細い線のような小ジワが現れます。実年齢よりも老けて見えてしまうことも。

上記のようなお肌のトラブルを抱えている人は、現在のスキンケアを見直す必要があるでしょう。

寒い冬の気温では、血流が低下したり、汗をかきにくくなったりすることで肌の表面の水分量が減ったり皮脂が分泌されなくなります。これにより肌の乾燥が進んでいきます。また、暖房を使用する機会が増えることで室内の乾燥を悪化させてしまいます。

寒さで冷えきった体を温めるために、ゆっくり熱い湯船に浸かる人も多いでしょう。しかしお風呂の温度は高ければ高い程、お肌の皮脂が溶け出しやすくなり、これも乾燥の原因のひとつになります。

冬のスキンケアとポイント

*ここまでで、いかに冬のお肌の大敵は乾燥であるかがわかります。従って、冬のお肌トラブルを防ぐには、保湿に重点を置いたスキンケアを心がけることがポイントです。ここで正しい冬のスキンケア方法をご紹介していきます。

◎洗顔
洗顔は余分な皮脂などの汚れを落とし、肌を清潔に保つ為の日々必要なスキンケアのひとつです。しかし、こすり過ぎると必要な皮脂や角質までも落としてしまい、かえって肌にダメージを与えたり乾燥の原因になることがあるので注意が必要です。また、寒いからと言って朝に熱いお湯で洗顔するのは肌に刺激を与え、必要な油分までも取り去ってしまいます。熱すぎず、冷たすぎずのぬるま湯で洗顔しましょう。
洗顔料はよく泡立てて、肌の上で泡を転がすように優しく洗いましょう。使用する洗顔料も保湿成分が配合されているものや、アミノ酸系の低刺激タイプのものがオススメです。クレンジングは、オイルクレンジングやウォータリークレンジングを普段使用している方も、ミルクタイプやジェルタイプの方がお肌への刺激が少なく、保湿力もアップします。

◎ブースターオイル
冬のスキンケアでは化粧水を使う前にブースターオイルの使用をオススメします。
ブースターオイルとは、洗顔と化粧水の間に使用することで化粧水の浸透性を高めてくれるオイルのことです。使用することで化粧水の有効成分をしっかり肌に浸透させてくれるので、保湿力もアップします。
オイルと言えども、ブースターオイルは親和性が高く水分を浸透しやすくする働きがあるオイルなので、適量を使用することで後から使用する化粧水などをより効果的に吸収させる働きが期待できます。

◎美容液
化粧水の後は美容液を使用して肌に保湿成分を浸透させます。その際、美白効果のある美容液を使うとエイジング対策としても効果が期待できるでしょう。
外出中の屋内でも暖房によってお肌が乾燥するので、乾燥を感じたらメイクが崩れないよう軽く押さえるようにしながら気になる部分に優しくつけましょう。

◎乳液
化粧水と美容液で肌に保湿成分をしっかり浸透させた後、蒸発しないように乳液で蓋をしてあげましょう。

◎クリーム
乳液の後はクリームで更にカバーします。乳液までで終わらせるよりも、もう一手間クリームを使用することで潤いの持続力が変わってきます。

以上を実行すると、今までとは違った冬の肌質を実感できるでしょう。

*更に保湿を高めるために、意識すると良いスキンケアのポイントをご紹介していきます。

◎角質ケア
化粧水は、肌の表面に余分な角質が残っていると肌に浸透しにくくなってしまいます。優しく洗顔をした後は、拭き取り化粧水で余分な角質を優しく拭き取るのがオススメです。

◎パッティング・ハンドプレス
化粧水を使用する際は、必ずパッティングやハンドプレスで肌内部まで浸透させましょう。
パッティング…手のひらやコットンでパタパタと軽く叩くように化粧水を肌になじませる方法。
ハンドプレス…手のひらでじっくり押さえるようになじませていく方法。

◎重ね塗り
乾燥が特にひどい部分には重ね塗りも効果的です。目元、口元などの乾燥しやすい部分は、顔全体にクリームを塗った後に専用のポイントクリームを重ね塗りしてあげましょう。スティックタイプのバームなども使い勝手が良く、オススメです。

◎蒸しタオル
洗顔前に蒸しタオルを行うと毛穴が開き、毛穴の奥に詰まっている汚れが落としやすくなります。血行促進になりお肌にツヤと血色感が出て、保湿成分も浸透しやすくなります。
方法…水につけて絞ったタオルをくるくると巻き、お皿に乗せてレンジで30秒〜1分程過熱します。熱し終えたら火傷に注意しながら程よい温度まで冷まし、約1分間顔の上に乗せます。

いかがでしたか?冬のスキンケアに保湿は必要不可欠です。
冬でも普段と変わらないスキンケアを行っていた人はこの機会に見直して、こちらでご紹介した方法をお試し下さい。今までと違った冬のお肌を今年は手に入れましょう!

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