魅力的な目元を演出する整形のひとつに涙袋形成があります。一体どんな整形術なのでしょうか？
涙袋とは？
涙袋とは目の下のふくらみのことです。（別名：ホルモンタンク）
笑ったときに涙袋はしわのように目立つもので、この涙袋がふっくらと程よくあることによっていつも微笑んでいるように見え、それにより明るい印象を与えてくれます。優しい目元になり、同時に目が大きく見えることもあります。
簡単に短時間で印象を変えられ、値段も6万円前後でできるので、人気の多い施術です。
しかし涙袋は似合うに合わないがあります。目が出ている人は似合いますが、目が引っ込んでいるようなタイプの人は不自然に見えてしまうことも。
施術方法
◎ヒアルロン酸注入
主に涙袋は目元にヒアルロン酸を注入する方法で形成します。
自分好みの希望する形の涙袋を形成することができますが、事前にカウンセリングを行って自分の顔に合った形を決めるのがいいでしょう。涙袋は1回手を入れるとエスカレートしやすいパーツでもあるので、サイズや形はバランスよく決めていくことをおすすめします。
ヒアルロン酸を注入するだけなので、傷跡も残りにくく、ダウンタイムもほぼありません。副作用として、むくみ、腫れ、内出血が起こることもありますが、時間経過と共に治っていきます。
ヒアルロン酸は天然の多糖類で、皮膚、皮下組織、結合組織、滑液膜組織、滑液の重要な構成成分です。生体の全てに全く同一の形態で見出される数少ない物質のひとつであるので、純粋なヒアルロン酸の生物学的適合性は高いです。
ヒアルロン酸注入は約6万円程度で施術可能です。
ヒアルロン酸が体内に吸収されて少し減っただけでも、すごく減ったような気がしてしまうこともあるので、過度に入れすぎないよう注意が必要です。入れ過ぎるとその部分の皮膚が伸びて、後々シワっぽくなることもあります。
◎外科的治療法
下瞼の筋肉（切開眼輪筋）を縫縮し、丘をつくっていくことで涙袋を形成します。
この形成術を扱うクリニックは少なく、ひとりひとりの瞼の状態や顔全体のバランスによってアプローチ法が異なるので、高い技術が要求される手術です。
向いている人
- 目を大きくみせたい方
- 優しい目元になりたい方
- 可愛らしい印象にしたい方
- 目元をより魅力的にみせたい方
- メスを使わずに目元を大きくみせたい方
いかがでしたか？メイクでも涙袋を際立たせたりすることはできますが、皮膚が薄く繊細なパーツなので色素沈着し、将来のクマや目元のたるみの原因になってしまうことも。個人差はありますが、施術をして数ヶ月〜1年ほどは持続します。もし気に入らない結果になってしまったとしても、ヒアルロン酸溶解注射（ヒアルロニターゼ）で溶かして元に戻すことができます。溶かした部分は約2週間の間隔をあければ再度ヒアルロン酸を入れることができます。
より魅力的な目元にしたい方は、是非涙袋に注目してみてください。
