基礎化粧品の使い方

基礎化粧品の使い方

毎日使っている基礎化粧品には様々な種類があり、その使うアイテム数も人それぞれでしょう。今回は、改めて基礎化粧品の選び方と、その正しい使い方について触れていきます。

基礎化粧品の選び方(年代別)

使う前にまず自分に合った基礎化粧品を選びましょう。
乾燥肌の人は保湿ラインを、油分の多い肌の人は水分ラインがいいでしょう。また、肌が敏感な人はなるべく成分が肌に優しいものを使うことがベストです。
<10代>
10代はホルモンが多く分泌される年代です。それにより皮脂の量も、その分増加します。
しかし皮脂の増加が酷くなると、肌トラブルが起きやすくなるので、バランスよく水分ライン、又は皮脂ケアができるラインを使うことをオススメします。

<20~30代>
20代からは、肌のタイプによって選び方変わってきます。自分の肌タイプを知り、それに合わせてスキンケアを選んでいくことだけでも十分に肌の整理はできます。
しかし30代からはシワができたり、肌の弾力が落ちてくるので、保湿力が高い化粧水や、シワ改善の効果が得られるタイプを選ぶといいでしょう。

<40~50代>
30代から始まってきたシワや肌の弾力の低下がハッキリしてきます。シワ改善に特化したタイプがベストです。

どんなスキンタイプがあるの?

大きく分けて4種類のタイプがあります。自分はどのタイプに該当するのか、見てみましょう。

◎乾燥肌…顔に赤らみがあり、洗顔後に肌がつっぱった感じがする。

◎ノーマル肌…一番恵まれたタイプですが、食生活で変化する可能性があるので日々のケアが大事。

◎オイリー肌…皮脂の分泌が活発で、ニキビ等のトラブルができやすい。普段のケア以上の管理が必要。

◎敏感肌…ちょっとした刺激でも肌が荒れやすい。オイリー肌同様、格別なケアが必要。

基礎化粧品の使う順番

基礎化粧品にはそれぞれ「水分量」「油分量」「役割」が異なります。
油分の多いものを先に使用してしまうと、肌に膜ができてしまい、水分を弾いてしまいます。一方で、水分の多いものの後に油分の多いものを使うと、水分の蒸発を防ぐことができます。また、導入剤(ブースター)は化粧水をより浸透しやすくする為のものなので、必ず化粧水をつける前に使用しましょう。
このように、基礎化粧品は使用順が非常に大切となってきます。順番を間違えてしまうと、その効果は十分に得られません。

◎順番
クレンジング→洗顔→導入液(ブースター)→化粧水→乳液(又はクリーム)→美容液(又はマスク)→アイクリーム

*クレンジング
適量を手に取り、額、両頬、鼻(鼻筋)、顎の5カ所に置いて、顔全体にのばします。クレンジングのタイプによっては、手のひらに馴染ませてから顔全体にのばすことも。
優しくマッサージするように、螺旋を描きながら汚れを浮き上がらせます。指の滑りが軽くなったら拭き取り、又は洗い流します。

*洗顔
適量を手のひらに取って、よく泡立てます。逆さにしても落ちないくらいがベストの泡立ち目安です。
手と肌が直接触れて摩擦が起きないよう、螺旋を描きながら優しく洗い、しっかりと洗い流します。

*導入液(ブースター)
洗顔後、必ず化粧水の前に使用します。規定量を手のひら又はコットンに取り、顔全体にしっかりと乗せていきます。

*化粧水
手またはコットンに適量を取り、顔全体に馴染ませます。その後パッティングし、最後に目元と首筋に馴染ませます。

*乳液・クリーム・美容液
適量を手に取り、額、両頬、鼻(鼻筋)、顎の5カ所に置きます。両手で顔全体に馴染ませます。最後に首筋に馴染ませます。

*パック・マスク
洗顔後に少しずつ指先に取り、生え際やもみあげに付かないよう注意しつつ顔全体にのばします。
皮膜タイプは乾いたら顎から額に向かってゆっくり剥がしていきます。マスクタイプはしばらく置いてから、洗い流す、又は拭き取ります。
シート状マスクは破れぬよう優しく広げ、顔に乗せます。記載された時間が経過したらゆっくりマスクを剥がし、肌に残った液を手のひらで顔全体に馴染ませます。

*アイクリーム
乳液または美容液の後に使用します。
適量を手に取り、人肌に温めた後、目の下と瞼に優しく点置きします。力が入りすぎないよう中指や薬指の腹を使って、円を描くよう優しくマッサージします。乾燥の気になる部分には重ね付けをすると、より効果的です。

いかがでしたか?
それぞれの年代別によって抱える肌トラブルは異なり、勿論個人差もあります。しかし一般的にお肌の曲がり角は、20代後半〜30代を超えた辺りでやってくると言われています。
正しいスキンケアをすることが、美しい肌作りの基本となってきます。正しいやり方を知って、自分の肌に合ったスキンケアを習慣付けていきましょう。

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