水光注射とは、肌のハリや弾力のあるツヤ肌を取り戻すエイジングケア注射です。実は美容大国の韓国では大変人気で、施術を受ける人は少なくありません。
一体どんなものなのでしょう？
水光注射
皮膚の浅い層（表皮）に美肌成分を注射し、シミ・くすみ・肝斑・小じわを改善させ、潤い、ハリ、透明感をもたらします。
別名ダーマシャインとも言います。1.0〜2.0㎜という非常に浅い皮膚層にショットするので、液剤を均一に確実に注入できます。
元々は美容大国である韓国発祥の水光注射。ツヤ、ハリ、透明感に溢れ、内側から光り輝くような美肌「水光皮膚（ムルガンピブ）」を実現するために、粒子が細かい非架橋のヒアルロン酸を顔全体に広く浅く注入する保湿法として始まった治療法です。韓国では人気の美肌治療のひとつで、盛んに行われています。
水光注射では専用の注射を使って、顔全体にヒアルロン酸を注射していきます。
水光注射に使われるヒアルロン酸はソフトヒアルロン酸とも呼ばれ、粒子が細かくサラサラしているので、肌がでこぼこになる心配がありません。顔だけでなく、首や手の甲にも施術が可能です。
水光注射にはヒアルロン酸のほか、ビタミン、アミノ酸、成長因子、プラセンタなどの薬剤を個々の肌の悩みに合わせて配合してもらうこともできます。
＜おすすめの対象＞
＊シミ・くすみ・肝斑を改善させたい方
＊もっと肌にハリが欲しい方
＊肌のキメを整えたい方
＊ニキビ跡が気になる方
＊肌の乾燥がひどい方
＊毛穴が目立つ方
＜適応部位＞
目の周り、顔、首、手の甲、唇など。
施術時間は約10〜30分。クリニックによりますが、麻酔クリームを使えば痛みは無く、肌への負担も少ないです。ダウンタイムもほぼないので、翌日からメイクが可能です。
施術
注射をする際、細い針を使用するので、肌に激しい痛みは伴いません。
施術直後は、針の先ほどの内出血が部分的に出現することがありますが、ほとんど目立ちません。人によっては赤みは全く出ないことも。赤みが出たとしても３日以内に治まることが多く、メイクで隠せる程度でしょう。
施術後１週間は、なんとなく肌に凹凸を感じることがありますが、治療直後から肌に潤いとツヤ感がアップする感覚があります。洗顔後の肌のつっぱりや、日中の乾燥も気になりません。
１週間が過ぎると、ファンデーションをしなくても良いほど肌の調子が良くなります。
美肌効果は施術後３週間ほど続きます。定期的に注射をしていくことで、より美肌効果が得られます。
乾燥だけでなく、鼻と頬の毛穴の開きも受けるたびに目立たなくなっていき、目元のシワも気にならなくなっていきます。
治療後の注意点
＊サウナや長風呂、激しい運動は１週間ほど控えてください。
＊お酒は２〜３日控えてください。
＊炎症が起きることがあるので、お顔がほてること（日焼けなど）はなるべく避けてください。
＊注入部位以外は当日からマッサージは可能ですが、注入部位は１週間強いマッサージをしないでください。
リスク
＊内出血
目の下など、皮膚の薄いところに点々とした内出血が起きる場合があります。しかし１〜２週間で良くなるでしょう。
＊肌の一時的な違和感
施術後、２〜３日で皮膚がボコボコしたり、赤みが出たり、乾燥しやすくなる場合もあります。
まとめ
今回初めて聞いた方も多かったのではないでしょうか？
今までのヒアルロン酸では難しかった、細かいちりめんジワにも効果が期待でき、顔全体にまんべんなく短時間で注入が可能となりました！
まだ深いシワになっていない方でも、深いシワになる前にしっかりとカウンセリングを受けましょう。
