手軽に二重に!埋没法

手軽に二重に!埋没法

目元はその人の印象を大きくかえる大事なパーツです。
美容整形の中でも、二重整形はポピュラーで人気の施術。その中でも人気が高い「埋没法」とは一体どんなものなのでしょう?

埋没法とは?

埋没法とは、メスで切らずに二重まぶたにするプチ整形の一種です。目を開ける時に動く筋肉と皮膚を、髪の毛よりも細い医療用の糸で留めて二重まぶたをつくります。これにより、一重まぶたを二重にしたり、二重まぶたの幅を更に広げたりすることが可能です。
生まれながらの二重では、眼瞼挙筋の先に伸びる挙筋腱膜がまぶたの裏に付着していて、この筋膜の力でまぶたを引き上げて目を開きます。埋没法では、この目が開く仕組みを、糸を用いて人工的に作ります。
手術後に二重のデザインが気に入らなかったり戻したい場合、早い時期であれば修正可能です。

二重のラインには、大きく分けて「末広タイプ」と「平行タイプ」とがあります。一般的に「自然な印象にしたいなら末広、華やかな目元にしたいなら平行」と言われていますが、それぞれの目の形や顔全体のバランスによって、仕上がりのイメージは変わります。
トレンドや気分の変化によってメイクや目の形の好みが変わり、目の形は加齢によって変化していくため、長期的に考えたうえで、どのような二重にするか決めることをおすすめします。

二重整形と聞くと痛みや腫れが気になるところですが、埋没法は皮膚を切開しないので、施術直後は「泣いた後」くらいの腫れがありますが、1週間程で自然なできあがりになります。
当日から洗顔・シャワーが可能で、お化粧も翌日からできます。普段の生活に支障がなく、美容整形の中でも挑戦しやすいと言えるでしょう。

<おすすめの方>
*気軽に二重にしたい
*メスは使いたくない
*左右バランスの良い二重にしたい
*ぼやけた二重をくっきりさせたい
*毎日のアイプチやアイテープが面倒

<おすすめしない方>
*まぶたの皮膚や筋肉が厚い、又は多い
*まぶたの脂肪が多い
*極端に幅の広い二重にしたい
*以前埋没法をしたときに、すぐに戻ってしまったことがある

埋没法のメリット・デメリット

◎メリット
医療用の糸をまぶたにかけているだけなので、術後の修正が可能です。さらに、切開法(上まぶたの余分な脂肪や皮膚を切除し、縫合する方法)よりも手術時間が短く、リーズナブルで、手術後の腫れの引きも早いです。出来上がりも、生まれつきのような自然な目元の印象になります。
内出血も比較的少なく、ダウンタイムは約2~3日程度とされています。仮に内出血が出た場合、青紫色から黄色に変化し体内へ吸収され2週間程で徐々に肌色へ戻っていきます。
抜糸の必要がないので通院せずに済むのも利点です。

◎デメリット
糸をかけるだけなので、糸の寿命とともに二重が消失してしまいます。おおよそ2〜3年の寿命です。半永久的な二重まぶたが手に入るのは切開法でしょう。
また、複雑なデザインはできず、眼瞼下垂(がんけんかすい)症がある方や、目の上の脂肪や皮膚が厚い方の場合に、綺麗な二重まぶたが作りにくいことがあります。まぶた全体が厚い方は、二重のラインがつきづらく、糸も緩みやすくなるので状態によっては切開法がベストな場合があります。

施術

①カウンセリング
二重まぶたは印象を左右する大切なパーツです。手術前に自然かつ希望のデザインをじっくりとカウンセリングしつつシュミレーションし、決定していきます。幅の広すぎる二重は、かえって不自然な目元・顔立ちになってしまう恐れがあります。二重が戻ってしまうリスクも高くなるでしょう。
場所によってはカウンセリング当日に施術可能です。

②縫合点のマーク・麻酔
希望のラインに沿って縫合点をマークします。その後、皮膚と眼瞼結膜(まぶたの裏側の粘膜)へ局所麻酔の注射を、結膜には点眼麻酔を施します。

③縫合
マークした縫合点に沿って、専用の糸を使って縫合していきます。手術後30分程休息したら終了です。

施術自体は15分前後で終了します。手術後は目が腫れているので眼鏡か薄いサングラスがあると良いでしょう。コンタクトレンズの使用は、瞼の腫れが落ち着き一度装着してみて違和感がなければ問題ありません。

まとめ

平面的な顔立ちが多い日本人がきれいな二重になるだけで、顔の印象は一気に華やかになり、憧れる人も多いでしょう。
二重まぶたの整形には「埋没法」と「切開法」がありますが、大きな違いはメスを使うかどうかです。埋没法はプチ整形、切開法は本格的な美容整形という理解でいいでしょう。
二重にするならばどちらが自分に合っているか、よく比較することで満足のいく二重が得られるでしょう。

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