ドールチークで頬をふっくら若々しい印象へ!

ドールチークで頬をふっくら若々しい印象へ!

最近、実年齢より老けて見られたり、なんとなく顔にメリハリが無くなってきたな…と感じてきている方は、頬に原因があるかもしれません。
頬をふっくらさせることで顔に立体感を出し、若々しい印象にすることができます。

頬が与える印象

頬は顔の中でも、一番”老い”を感じさせやすいパーツです。
年齢とともに重力の影響で、目の下から頬にかけての頬上部(ミッドフェイス)のマーラーファットという脂肪塊が下垂し、それがほうれい線(鼻唇溝)に垂れさがり、ほうれい線が深くなります。ほうれい線は、その線に沿った溝の部分が突如深くなるわけではなく、上部から重たいマーラーファットが乗っかってくることが原因なのです。
マーラーファットが下垂してくると、ほうれい線が際立つだけでなく、頬がこけて見えてのっぺりと間延びした顔立ちにもなってしまいます。

また、加齢が進行してくると肌のハリや弾力も衰えてくるので、余計に老け顔になってしまいます。

頬はふっくらさせると可愛らしい印象になり、立体感が出て若々しく見せることができます。立体感を出すことによって、顔に光と陰の映り込みがハッキリし、引き締まって見える効果もあります。エイジングケア効果だけでなく、目立つ頬骨の症状もカバー出来ます。

ドールチークとは?

ドールチークとは、ミッドフェイスをふくらませる手術のことです。クリニックによってはハートチーク、ヴィーナスチーク、バービーチークとも呼ばれています。

ドールチークは英語で”人形の頬”という意味で、つまり、西洋人形のように頬の位置が高く、顔のメリハリがハッキリして、若くて可愛らしい印象にするということになります。
立体的な顔立ちの西洋人に対して、日本人は一重で平面的な横顔の方が多い傾向にあり、メリハリのないのっぺりとした印象を与えがちです。

ミッドフェイスに脂肪注入やヒアルロン酸で膨らませると頬の位置が高くなり、劇的に若返ります。この部分は加齢で老けて見えてしまった方だけでなく、若い方にも効果的です。また、元々頬のボリュームが少なく、下眼瞼~頬上部が長く見えている方、頬がこけて頬骨が目立っている方もいます。そんな方は、実年齢は若いのにやつれたり疲れた印象を与えてしまいますが、ドールチークをすることでそれらの悩みが解消されます。
頬をふっくらさせることで、目の下のくまを目立たなくさせる効果もあります。


<おすすめの方>
*実年齢より老けて見える
*頬に丸みが欲しい
*小顔に見せたい
*可愛らしい印象にしたい
*頬のこけが気になる
*加齢で頬がたるんできた
*メリハリのある立体感が欲しい
*頬骨の目立ちが気になる
*ほうれい線が気になる
*目の下がくぼんで貧相に見える
*健康的で若々しい顔立ちにしたい

施術方法

ドールチークの術式には、ヒアルロン酸注入、脂肪注入、プロテーゼを挿入する方法の3つがあります。

ヒアルロン酸注入

手軽で簡単な方法なので、プチ整形に分類されます。
ヒアルロン酸は元々人体の皮膚に存在し、柔軟性や弾力性を支える保湿成分です。人体に害はないので、アレルギーもありません。真皮の三要素と呼ばれる「コラーゲン」「エラスチン」とともに、潤いとハリをもたらすお肌にとって重要な役割を持ちます。

極細針で皮膚の深層部、ミッドフェイスに数カ所に分けて注入し、頬にふくらみを出します。施術時間は15分程度で終了します。注入は、たいていの方が我慢できる程度の痛みですが、心配な方や痛みに弱い方は麻酔を使うことができます。

注入したヒアルロン酸は内側から肌を持ち上げてくれるので、お肌にハリと弾力が生まれ、効果は注入後すぐに実感することができます。気になる部分にダイレクトに注入できるので微調整がしやすく、仕上がりの予想がつきやすいため、自分で確認しながら希望通りの仕上がりになります。
もし施術方法で迷ったら、最初はヒアルロン酸注入をおすすめします。

ダウンタイムは少ないですが、顔の血管は細かい組織でできているので、人によっては注入直後に注入した箇所に赤み・腫れ数箇所出ることがありますが、時間とともに消失します。気になる場合は、メイクでカバーができます。

ヒアルロン酸は注入後、徐々に体内に吸収されていきます。吸収速度に個人差があり、ヒアルロン酸の種類によっても変わってきますが、持続効果は早くて3ヶ月、長くて2年程度です。頬の高さをキープさせるには、定期的に注入をし続ける必要があります。
また、一度にたくさんの量を注入すると、ヒアルロン酸が塊となり持続性が高くなる傾向があります。反対に、ヒアルロン酸を入れすぎたり、出来上がりに満足しなかった場合は、ヒアルロン酸分解注射で溶かすこともできます。

注入直後はメイクが可能で、パウダータイプのファンデーションは使用できます。しかし、リキッドタイプは針穴から入り込み、感染の原因となるので使用を避けましょう。

脂肪注入

お腹や太ももから脂肪を吸引して、その採取した脂肪を頬に注入する方法です。
脂肪吸引には「カニューレ」という金属の管を使用します。カニューレを皮膚に差し込み、前後に動かすことで脂肪を吸引します。その脂肪を脂肪分離させて健全な脂肪細胞だけを取り出し、頬へと注入していきます。

脂肪を注入するので、ヒアルロン酸に比べると施術後の腫れや内出血が出やすく、ダウンタイムも長いです。また、脂肪の定着率の問題から最終的な仕上がりの予想がつきにくいというデメリットがあります。

しかし、脂肪は自己組織のためアレルギーや副作用の心配もなく、一度定着した脂肪は半永久的な効果を維持することができるので、ヒアルロン酸より長い効果が期待できます。注入した脂肪の半分程度が体内に吸収されずに残ります。

プロテーゼ挿入術

頬専用のシリコンでできたプロテーゼを頬骨の骨膜下に挿入し、頬に高さを出します。確実な効果を維持することが出来ます。

挿入するプロテーゼのサイズによりアプローチ箇所が変わってきます。小さいサイズのものは下まぶたの結膜側を切開します。大きいサイズのものや、下まぶたのたるみも同時に治療する場合は、まつ毛のすぐ下の皮膚を切開して挿入します。
決めた部分を切開をした後に頬の上を剥離し、神経の穴を避けてプロテーゼを挿入します。最後に縫合し、施術は終了です。

腫れや内出血は約1~2週間で治まりますが、安定し、完成するまでは約4ヶ月かかります。
プロテーゼを挿入するので、人によっては異物反応(アレルギー反応)を引き起こす恐れがあります。また、安定する前にプロテーゼがずれてくる可能性がありますが、明らかな頬の左右差が認められた場合は、プロテーゼを抜去したり、入れ替えや修正をする必要があります。

まとめ

頬以外のパーツを気にしがちではありますが、頬はその人の見た目年齢を大きく左右する大事な役割を持っています。

老けて見える原因が目の下の部分やほうれい線の方は、ドールチークをすることで改善が期待できます。若い方でも、ドールチークをすることで可愛らしい印象を与えることができます。また、頬に高さが出ると、ハイライトが強調されて華やかな印象にもなります。

ドールチークの施術方法は3つありますが、そのメリット・デメリットはそれぞれ異なります。
リスクは低く、手軽にお試し感覚でできるのはヒアルロン酸注入であり、ドールチークの施術が可能なクリニックはほとんどがヒアルロン酸注入がメインとなっています。手術に抵抗を感じる方にもおすすめです。
一方で、リスクやダウンタイムが増えたとしても、確実な効果を長く保たせたい方には脂肪注入やプロテーゼ挿入法がおすすめです。一度ヒアルロン酸注入を試して、定期的に注入を継続することが難しくなったり、億劫に感じる方にも適しています。

なんとなく最近顔が老けて見える…と言う方で、鏡を見た時に、ミッドフェイスが平坦になっていたり、ほうれい線が際立っていたらドールチークで改善が期待できます。是非ドールチークの施術を検討してみてはいかがでしょうか?

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