顔のたるみは老けて見える要因にもなり、リフトアップに興味がある人は少なくないでしょう。
糸を使ったリフトアップ術はポピュラーですが、その中でも人気の「オルチャンリフト」とは一体どんなものなのでしょうか?
オルチャンリフトとは?
オルチャンリフトとは、アンカー付きの細く特殊な医療用の糸を、皮膚の内側(真皮層や皮下組織、筋膜下など)に挿入し、 糸そのものの牽引作用によるリフトアップ効果が得られます。
また、糸の挿入による刺激で損傷を受けた皮膚内側の組織が修復する際に起こるコラーゲンの生成、TGFβ(成長因子)の増加により、皮膚の弾力アップ、肌のハリとツヤが良くなる、引き締まるなどの効果によりシワやタルミを改善・予防します。
オルチャンリフトはアメリカ、韓国、日本で特許を取得していて安全性と信頼性の高い施術です。
FDA(アメリカの厚労省)、KDFA(韓国の厚労省)、CE(EU各加盟国の基準を満たした安全性の高い商品に与えられるマーク)の厳しい審査を通り、認可された製品を使用しています。
◎糸について
糸は通常の1/3の細さですが、引き上げる力は強いのが特徴です。
糸の先端に付いているアンカーは、他のフェイスリフトに使用される糸にはないもので、オルチャンリフトならではの技術です。他の糸よりも細いため、今まで難しいとされていた額、まぶた、チークライン、ネックラインなどの細かな部位への施術が特におすすめです。糸は約数ヶ月〜1年半程度で溶けます。
<向いている人>
*自然にリフトアップしたい
*肌質を改善させたい
*顔のたるみを改善させたい
*引き締め効果で小顔になりたい
*ダウンタイムが気になる
*メスを使わずキレイになりたい
*ほうれい線が気になる
施術
オルチャンリフトは危険性が低く、仕上がりもやり過ぎ感のないごく自然な雰囲気にできます。しかし手軽なリフトアップである分、年単位で戻る可能性があります。
オルチャンリフトとは別に、筋肉の膜も一緒に吊り上げて徹底的にたるみを解消させる手術も存在します。確実な効果を得たい人にはおすすめですが、約6時間以上かかる大掛かりでリスクの高い方法です。
まずはお試し感覚でリフトアップを考えている方には、オルチャンリフトをおすすめします。
①カウンセリング
施術前にマーキングし、医師と相談しながらデザインを決めていきます。この時、改善させたいことや顔の気になることを伝えましょう。
②麻酔
マーキングが終われば局所麻酔を行います。
③糸挿入
針を刺し、専用のアンカー付きの糸を埋め込んでいきます。
施術は一カ所10分程度で終了します。メスを使わないので、傷口は気にならず、ダウンタイムも少ないです。そのため、お仕事など長いお休みを取る必要はありません。施術当日はメイク(ポイントメイクは可)・洗顔共にNGですが、翌日からは可能です。
個人差はありますが、腫れや赤みが出ることがあります。しかし数日で引きます。また、治療部位は内出血が起こることがありますが、約1~2週間で引いてきます。この間はメイクなどを利用し、カバーすることをおすすめします。
施術後に痛みが残る場合は、1~2週間エステなどで強いマッサージを受けるなどといった摩擦を避けて生活することをおすすめします。
まとめ
年を重ねると、顔のたるみやしわは誰にでも出てきます。化粧品や顔のストレッチだけでは改善しきれないことも多いでしょう。
オルチャンリフトは悩みが深ければ深い程効果が実感しやすいと言われています。その効果は永久ではありませんが、メスを使わず手軽に行うことができます。
老化予防としても使用することができるので、まだお顔の悩みが少ない人も是非この機会に検討してみてはいかがでしょうか?
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