「落ちないメイク」で自然な眉毛をゲット♪

「落ちないメイク」で自然な眉毛をゲット♪

眉メイクって難しくてなかなか満足いく仕上がりにならないですよね?
眉毛は顔の印象の8割を決めるパーツだといわれているほど重要なパーツです。
自分に似合う眉毛の形迷子の方や、毎日の眉メイクにうんざりしている方にぜひおすすめしたいのが芸能人やモデルさんたちの間で大流行している「アートメイク」です!

でも初めてのアートメイクは不安がつきもの。そこでアートメイクを検討するうえで、知っておきたいメリットやデメリットなどをまとめました。

アートメイクとは

アートメイクとは、皮膚の「表皮層」というごく浅い(表皮から0.02~0.03ミリ下)部分の皮膚に医療の針を用いて色素を注入し、着色していく施術です。

皮膚のごく浅い部分にインクを入れていくので、とてもナチュラルで美しい仕上がりとなります。

出血や痛み、腫れ等のダウンタイムが少ないこともメリットです。

タトゥーとは何が違うの?

これに対して、刺青(タトゥー)は基本的に装飾を目的としているため、薄くならないように表皮層より深い真皮層(表皮層の下の深い部分)にインクを入れていきます。

ここはターンオーバー(肌の生まれ変わり)の影響を受けないため、半永久に残るといれわています。
アートメイクは皮膚の新陳代謝により少しずつ薄くなっていきます。
個人差はありますが、施術後約1~2年後に顔立ちやその時のトレンドに合わせて、色やデザインを修正していくことが可能です。


<アートメイクをおすすめしたい人>
*眉やアイラインがうまくかけない。
*汗でメイクが落ちてしまう。
*メイク時間を短縮したい。
*素顔に自信を持ちたい。
*化粧と「すっぴん」の差をなくしたい。
*自分に似合う眉のデザインがわからない。
*脱毛症や無毛症。
*加齢や薬物治療の影響で、眉毛が薄くなってしまった。

こういった悩みを抱えた方にぜひおすすめしたい施術です!

どんな施術方法があるの?

アートメイクには大きく分けて二つの施術法があります。

一つは「手彫り」、そしてもう一つは「機械(マシン)彫り」。

「手彫り」は、その名の通り一針一針を手で彫って彫っていく手法です。
医療ペンの先端に、針を取り付け施術を行っていきます。
眉毛を1本1本描いていくので、まるで本物の毛が生えているような美しい眉を再現することが可能です。

「医療マシン」の場合、専用のマシンを使い、一定間隔で規則的に皮膚に着色していく施術法です。一定間隔で色を入れていくので、仕上がりはどうしてもべったりとした塗りつぶしの眉に仕上がる場合がありますが、パウダーで仕上げたようなふんわり感が好みな方には人気の手法です。

クリニック選びの際は手彫りとマシン彫りの特徴を踏まえて自分の好みの仕上がりイメージに合った施術方法を選ぶようにしましょう。

相場はいくらぐらいなの?

アートメイクの料金相場は施術箇所によって異なりますが、
眉のアートメイクの場合、2回分でおおよそ11万円が相場のようです。
多くのクリニックでは抗体反応で色素がきれいに定着しないという理由から最低でも2回の施術を推奨しています。
色素を定着させるために3週間~6週間後にもう一度施術することでより長い期間美しい状態を保つことができます。

アートメイクのメリット・デメリット

メリット

◎汗や皮脂・水に強いからメイク崩れの心配を軽減
アートメイクは、皮膚の薄い層に色素を入れるため、定着後は汗や皮脂、水に強く、長期間落ちにくいメイクが可能です。

消えやすい眉やアイラインといったメイクもキレイなままキープすることができるのでスポーツをしている方、汗をかきやすい、皮脂で崩れやすいという方でも、メイク崩れの心配を軽減することができます。


◎メイク時間を短縮でき、メイク直しもラクラク
忙しい朝に時間をかけてメイクをするのはとっても大変ですよね。

アートメイクを施すことでメイクの工程を省くことができるので時間の短縮につながります。

また、汗や水・皮脂に強いため、メイク直しもぐんと楽になりますよ!
眉だけでなく、アイラインの上下、リップの部分にアートメイクをすることもできるので、アイラインにアートメイクすれば、目を大きく魅せることができたり、リップの上からカラーを入れると、くすみがちなリップから明るく健康的なイメージへと簡単に変えることができますね。

デメリット

◎アートメイクの消去はすぐにできません
アートメイクを一度行うと、すぐには消すことができません。
自然と消えるまでには個人差はありますが2年程かかります。
レーザー治療法や皮膚切開術などで数回に分けて消去することもできると言われていますが、アートメイクの入れ方・深さ・染料の種類・体質などによって、100%残らずに消去できるわけではないのです。

なんとか消去できたとしても、体質やアフターケアなどの問題によって肌がケロイド状態になってしまったり、痕が白く残ってしまう可能性が考えられます。
その施術料金は、アートメイクを入れたときよりも数倍の時間と料金がかかることを事前に知っておきましょう。

また、数千にひとりという稀なケースですが、MRIを受ける際にアートメイク部位が発熱して軽いやけどを生じることがあります。
これは、アートメイクに使用するインクの成分の中に、微量な金属質が含まれているためといわれています。
MRIに対応した色素を使用しているクリニックかどうかもクリニック選びの大事なポイントになります。

クリニック選び

アートメイクを受けたいと思ったら、「料金が安くて上手なところ」と考えてしまいがちですよね。

クリニック選びは、衛生管理がしっかりできているクリニックは当たり前ですが、他にどんなことに注意すればよいでしょうか?
また、アートメイクは医療行為。美容サロンなどでの施術は違法です!
アートメイクを受けたいと思ったら、信頼できるクリニックで施術してもらいましょう。


■カウンセリングやアフターカウンセリングが充実したクリニックを選ぶ
アートメイク施術前のカウンセリングはとても重要です。

ここでしっかりと施術者と話し合って、眉のデザインや色味をきちんと決めてもらうことがポイント。
また、アレルギーの有無、現在飲んでいる薬等があれば、医師にきちんと申告することを忘れないようにしましょう。

次に、施術が終わったあとのアフターカウンセリングがあるかチェック。
皮膚に傷をつけていくアートメイクは、人によっては施術後に赤みや腫れが出てしまう方も。肌へのダメージを最小限にするためには、施術後のアフターケアはとても重要です。肌質に合わせて最適なアフターケアを提案してくれるクリニックを選びましょう。
小さな不安でも、親切丁寧にフォローしてくれるクリニックだと安心してアートメイクを受けることができますね。

まとめ

眉のアートメイクは今、芸能人やモデルさんたちの間でも大流行しています。

施術後のダウンタイムも少なく、施術箇所の部位以外ならすぐにメイクが可能なところも魅力的!(施術箇所のメイクは約1週間後から可能です)

刺青(タトゥー)と違って、数年で色味が退色していくアートメイクは、とても気軽に受けることのできる施術の1つです。

ただし、アートメイクのメリットだけに目を向けるのではなく、デメリットな面もあるということも把握したうえで必ず医療機関で行うようにしましょう。

美容カテゴリの最新記事