女性のための”薄毛治療”があります!

女性のための”薄毛治療”があります!

薄毛の悩みは男性特有のものだと思われがちですが、最近では薄毛に悩む女性も増加傾向にあります。
そんな女性の薄毛問題には、様々な原因があり、それぞれに合わせた適切な薄毛治療が存在します。一体どのようなものなのでしょうか?

毛髪について

人種、性別によっても差がありますが、毛髪は平均約10万本あります。
また、毛髪の成長速度は1日に0.3~0.4ミリメートルとされていますが、年齢、性、部位、季節などでも差があります。

髪は一定の期間を過ぎると自然に抜けていき、その数は1日に約70~80本の自然脱毛があると言われています。
このように絶えず伸び続けるわけではありませんが、しばらくすると新たな毛が生えてきて、一定のサイクルで発毛と脱毛を繰り返します。これを毛周期(=ヘアサイクル)と言います。成長期、退行期、休止期からなり、これが毛の寿命というわけです。
毛髪では85%が成長期にあり、2~7年間続き、退行期の毛は2~3週間で休止期(3~4か月)に入り脱落します。つまり、正常なヘアサイクルではゆっくりと髪が成長して抜け落ちていくので、適量な毛量に保たれます。

毛髪の頭皮から出ている部分、つまり普段目に見えている部分を「毛幹部」、頭皮に埋もれて普段見えていない部分を「毛根部」、毛根の下の膨らんでいる部分を「毛球」と言います。さらに毛球の下端にある部分は「毛乳頭」と言い、ここには血管や神経が集まって、入り込んでいます。

「毛乳頭」から栄養補給を受けた「毛母細胞」が分裂・増殖を繰り返して「ケラチン」というたんぱく質を作り、これが重なって髪の毛をつくり、その髪が上に押し上げられて髪は成長し、伸びていきます。
毛髪の成長が続く限り、髪の根の部分(毛乳頭)から栄養を取り入れていることには変わりがありません。

女性はなぜ薄毛になる?

昔から「髪は女の命」と言われているように、髪の毛というのは見た目の印象に関わる大事な身体の一部です。美しい髪は女性らしさを演出してくれるので、男性よりもヘアケアに時間をかける女性も多いでしょう。

女性の場合、私生活では様々な悩みがあり、それがストレスとなって髪の問題に繋がっている場合が多くあります。これにより、「以前に比べてスタイリングしづらくなった」「髪の毛が細くなってきた」「分け目が気になり始めた」「地肌が透けて見えてきた」など、薄毛のことで悩む女性が増えてきました。

*ストレスの増加…女性の社会進出や人間関係、家庭内の問題。
*極端なダイエット…栄養不足は毛の生成に必要なたんぱく質、ミネラルの摂取が不足します。
*ホルモンバランスの乱れ…更年期障害による急激な女性ホルモンの減少。
*生活習慣の乱れ…不規則な食生活、睡眠不足、偏った食事。
*極度の疲労…蓄積された疲労による健康への影響。
*加齢…女性の30代後半から髪が細く、伸びにくく、ハリがなくなってくる。

これらの結果として、ヘアサイクルが乱れてしまうことが薄毛の原因とされています。その他にも、「フケ」による悪玉菌の繁殖やヘアケア商品による頭皮のトラブル、ピルの服用、喫煙・アルコールの過剰摂取が原因となることもあります。
ヘアサイクルが乱れると、髪が未成熟の状態ですぐに抜け落ちてしまい、次第に毛量が減って薄毛になってしまいます。

薄毛は元々男性に起こる問題のイメージが強いですが、近年では上記のような様々な原因から女性にも増加しつつあります。
事実、20歳以上の女性約40%が生涯に一度は薄毛を発症すると言われており、10人に1人の女性が薄毛で悩んでいます。

若い女性の薄毛は、鉄不足による鉄欠乏性貧血や亜鉛不足でも起こります。無理なダイエットは、美しい髪まで失ってしまう原因になります。
良質のたんぱく質を含む魚、肉、ヨーグルトや、亜鉛、マグネシウム、ビタミンB群を多く含むナッツなどを積極的に摂り、まずはしっかりとした食事をすることを心がけましょう。

特に、これからの暑い夏の季節は紫外線が強くなります。紫外線や汗は、髪や頭皮が痛みやすい原因にもなるので、外出する際には帽子をかぶったり、日傘を差してしっかり対策を行いましょう。
また、暑い日でもシャンプーは刺激の少ないタイプの使用をおすすめします。中でもアミノ酸系が最適であり、より丁寧なケアをしたい場合には、月に1回程度ヘッドスパに行くこともいいストレス解消になります。

同じ薄毛といっても、男性と女性では脱毛症のタイプが異なります。
これらの違いを明確にさせ、原因を正しく把握した上で、女性の薄毛に特化した最適な治療を行うことがとても大切になってきます。

女性特有の脱毛症

男性の薄毛は主に前頭部から頭頂部にかけて進行するケースが多いですが、女性の場合は生え際が後退するのではなく、頭髪全体が薄くなるのが特徴です。また、円形脱毛症などと違い、脱毛の境目がはっきりしないのも特性のひとつで、年齢に関係なく起こり得ます。

主に、女性に多く見られる薄毛の症状には「びまん性脱毛症」「分娩後脱毛症」があります。その他に、女性がなり得る症状には「牽引(けんいん)性脱毛症」「円形脱毛症」があります。

びまん性脱毛症

びまん性脱毛症は、一部の毛がごっそり抜け落ちる円形脱毛症や火傷などの外傷による脱毛を除き、女性の薄毛の多くが該当し、薄毛に悩む女性の4人に1人がこの症状だと言われています。

閉経という節目に向かう40代後半以降の女性で、女性ホルモンが著しく減少する際に「FAGA(女性男性型脱毛症)」という、男性のように前頭部や頭頂部から薄毛が広がる脱毛症になる方もいます。これは年齢によるびまん性脱毛症のひとつです。
一方で、男性の薄毛は「AGA(男性型脱毛症)」と言います。

「びまん」とは「一面に広がる」という意味で、男性のように部分的に脱毛が進むのではなく、頭皮全体が薄くなるのが特徴です。全体が徐々に薄くなっていき、気づいたときにはかなり進行しているケースもあります。

びまん性脱毛症は、加齢やストレス、遺伝などが原因で女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが優位になることで発症します。
初期段階では、抜け毛が増え、分け目が広がってきたと感じ、やがて、頭部全体の毛が抜けて薄くなります。地肌が透けて見えたりしている場合はびまん性脱毛症が疑われます。

過度なダイエットや不規則な生活、睡眠不足といったことも原因となるので、20代から発症する場合も少なくありません。20歳以上の女性の約40%、男性の約20%において、少なくとも生涯に一度はびまん性脱毛を発症するとされています。
他にも、間違ったヘアケア、カラーやパーマなどのしすぎによる髪や頭皮への負担が、びまん性脱毛症の原因となります。

進行性のため放置はせず、薄毛治療を行っている医療機関で診断を受け、適切な治療を行うことが大切です。


<治療法>
びまん性脱毛症は、原因によって治療法や対策も変わってきます。
①加齢による場合
加齢によるびまん性脱毛症が疑われる場合、女性ホルモンを補うことが対策となります。
そのため、女性ホルモンの一種であるエストロゲンに似た働きをすることで知られている「植物性エストロゲン」の摂取をおすすめします。植物性エストロゲンは大豆に含まれる「大豆イソフラボン」としても知られていて、納豆や豆腐、豆乳などから意識して摂取することで補えます。

②若い方の場合
生活習慣の見直しを中心に対策をしましょう。女性は仕事による多忙だけではなく、育児や過度なダイエットなどで食事回数が減ることも考えられるため、栄養不足になりがちです。
髪の毛によい食材を取り入れたメニューを意識的に選択ことで、健康な髪の毛を育てることができます。

③睡眠不足による場合
眠っている間に髪の毛を育む成長ホルモンが分泌されるため、良質な睡眠を取ることで改善が期待できます。
成長ホルモンは入眠後3時間以内にたくさん分泌されるといわれていることから、寝る1時間前からはスマホやパソコンの使用をやめ、ストレッチやリラックスする時間を設けて、眠る準備を整えましょう。

④ストレスの場合
私生活においてストレスが溜まりやすい方は、自分なりの発散方法を見つけておくのがおすすめです。
親しい人とお話をしたり、ゆっくりと散歩をしたり、趣味に没頭するのもいいでしょう。睡眠2時間ほど前の軽い運動は、ストレスの発散とともに、眠りにつきやすくなる効果も期待できます。

⑤ヘアケアの場合
習慣化したいつものヘアケアを見直すことで、改善に繋がります。
刺激の少ないシャンプーにしたり、洗いすぎや洗い残しにも気を付け、健康な頭皮環境を保ちましょう。入浴時や寝る前などに頭皮マッサージもおすすめです。

⑥①〜⑤を試しても改善しない場合
市販の育毛剤や、クリニックで処方される薬剤での治療で改善されることもあります。特にクリニックの処方薬は、それぞれの症状や体質などを考慮してもらえるメリットがあります。
薄毛に不安を感じたら、まずはクリニックで聞いてみることも安心できる方法の一つです。

分娩後脱毛症

出産後に発生するホルモンバランスの乱れにより起こる、一時的な脱毛症です。
女性ホルモンには、「エストロゲン」(卵胞ホルモン)と「プロゲステロン」(黄体ホルモン)があります。これらが周期的に分泌されて、女性の心と体のバランスを保っています。妊娠初期にはプロゲステロンに加えてエストロゲンの分泌も増え、髪の量が増えたり、艶が出たりします。

しかし、出産を終えると2つのホルモンの分泌量が減り、バランスが崩れるので、その変化により、頭髪が抜けやすくなるのです。
他にも、なかなか思いどおりにいかない子育てによるストレスや睡眠不足などによって、自律神経に良くない影響が及ぼされる状況も、産後脱毛が起きやすくなる原因となります。

分娩後脱毛症は、出産後2~3ヵ月ほどがピークとなり、通常は時間の経過により回復します。出産から半年〜1年ほど経ち、授乳を終えるころには、頭髪の質と量も自然と元に戻っていくことが多いです。というのも、出産という大きな出来事を終えて、しばらくすると、エストロゲンとプロゲステロンのホルモンバランスが回復するからです。

しかし、女性ホルモンが回復しても頭髪の回復には個人差があり、抜け毛の量が思うように減らないこともありえます。また、家庭内の状況や育児ストレスへの感受性も人それぞれなので、ひどい場合は円形脱毛症を併発することもあります。


<治療法>
すぐに治すことは難しいですが、早期回復を促す内服薬などもあります。
また、回復期間に自分でできる対策がいくつかあります。
脱毛のことを気にし過ぎない、毛髪のための栄養を積極的に摂取する、アミノ酸系のシャンプーを使用する、女性向けの育毛剤を使用する、良質な睡眠をよくとる…などがあげられます。
産後1年経過しても回復しない場合は、薄毛・抜け毛治療専門クリニックに相談してみることもおすすめします。

牽引(けんいん)性脱毛症

日常的に髪を結ぶなど、髪を強く引っ張るなど頭皮に負担をかけることで起こる脱毛症です。頭皮への負荷が毎日少しずつ蓄積されることで、そのダメージにより頭皮の血行不良が起き、抜け毛が発生してしまいます。
つまり、普段の自分の髪型が原因で、薄毛が引き起こされてしまう場合があるのです。

例えば、ポニーテールは毛髪を束ねて後ろで結いますが、この髪形も頭皮に大きなダメージを与えてしまいます。
また、ポニーテールよりも頭皮にダメージが大きいのがエクステです。エクステは、常に毛髪が引っ張られている状態のためダメージが大きくなってしまいます。
他にも、三つ編み、編み込み、お団子ヘア、きついヘアバンドやカチューシャ、カーラーやヘアアイロン・コテの使用、ブラッシングのしすぎ、いつも同じ分け目にしているなど、多くの女性が経験したことのあるヘアアレンジや作業が原因となります。

牽引脱毛症は、最近日本人の女性の間で増えてきていて、髪の分け目やこめかみ部分、額の生え際などが薄くなるケースが多いです。


<治療法>
牽引性脱毛症はセルフで対策することができます。
①ヘアスタイルを変えてみる
普段行っているヘアスタイルが原因となっているので、まずはいつもと違ったヘアスタイルに変えることが大事です。
学校や仕事の関係で髪を結ばなければならない場合には、できるだけその髪型にしている時間を減らすようにしましょう。髪を結ぶ位置や分け目を少し変えてみたり、引っ張る力を緩めるヘアスタイルがおすすめです。
脱毛症の中でも牽引性脱毛症は症状が軽いので、頭皮や毛髪に負担にならないよう少し工夫するだけでも、自然に回復する可能性も高くなります。

②頭皮マッサージを行う
牽引脱毛症になってしまう方の多くには、頭皮の血行が悪くなり頭皮が固くなる傾向にあります。そのため、頭皮マッサージをすることで血行の流れを良くして、毛髪が育つのに必要な栄養分を頭皮まで行き届かせることができます。
頭皮マッサージは美容院でも施術をしてくれるところもあるので、美容院に行った際にやってもらったり、日頃から気軽に自分でもできるので、まずはセルフで試してみるのもいいでしょう。

円形脱毛症

免疫や甲状腺の疾患、遺伝、自律神経障害、ストレスなどが原因で起こる脱毛症ですが、未だに未解明な部分がある病気です。
遺伝に関しては、家族に円形脱毛症の人がいたとしても必ず発症するとは限らないので、深く考え過ぎる必要はありません。反対に、家族に円形脱毛症の人がいないからといって、絶対に円形脱毛症にならないとも言えません。

女性、男性、人種、世代を問わずに発症しますが、女性の場合は産後に発症するケースもあると言われています。
他にも、円形脱毛症の発症者の40%以上がアトピー素因を持っていると言われており、23%がアトピー性皮膚炎を合併しているというデータもあります。円形脱毛症とアトピーの間には深い関係があると疑われ、研究が進められています。

円形脱毛症は、硬貨大の円形の脱毛班が1か所から数か所に発生し、ほとんどが自然治癒しますが、広範囲に脱毛がある場合や長期で続く場合は、完治するのに時間がかかることもあります。
円形だけではなく楕円形などの脱毛斑が突然生じ、大きさや個数はさまざまで、重症になると、髪の毛だけにとどまらず、まゆ毛やまつ毛、その他全身の体毛に及ぶこともあります。また、体質によっては再発することも多いと言われています。

女性の場合、髪型によっては自分ではなかなか気づかず、美容院に行った際や友人から指摘されて気付くことも多いようです。

円形脱毛症にはいくつかの種類があります。
◎単発型
一番多く見られるタイプで、硬貨大のエリアに脱毛が発生します。発症年齢の幅が広く、男女比も大差がありません。単発型の約80%が1年以内に治癒すると言われています。

◎多発型
2ヶ所~複数ヶ所の脱毛エリアが認められ、再発を繰り返すことも多いと言われています。適切な治療を行っても、完治するのに半年~2年程度かかることが多く、単発型が悪化することで多発型に変わることもあります。

◎全頭型
頭部全体にまで脱毛部分が広がり、ほとんどの頭髪が抜け落ちます。
治りにくく、治療している間はウィッグの着用をすることもおすすめします。

◎蛇行型
後頭部や側頭部などの、髪の生え際が帯状につながって脱毛します。
治療期間が複数年にわたる場合もあります。

◎汎発型
頭髪だけでなく、まゆ毛やまつ毛、体毛など全身の毛が抜け落ちてしまいます。円形脱毛症の中でも最も重度とされており、長い治療期間が必要とされます。


<治療法>
円形脱毛症は突然発症することが多く、予防が難しいと言われています。発症を誘発しないためには、まずは規則正しい生活を送ることが大切です。

治療方法は、女性でも男性でも違いはなく、いくつかある療法で治療していきます。円形脱毛症は、脱毛が開始してから時間が経過すると治療の効果が薄れてしまうので、症状が疑われた場合や発見した場合には、早めに対処しましょう。

①ステロイド局所注射療法
単発型や多発型の円形脱毛症に有効な治療法です。ステロイドは炎症や免疫機能を抑える効果があり、脱毛している場所に注射で注入します。
高い効果が期待できますが、その反面副作用を起こすリスクも高く、子供には注入できません。

②ステロイド外用療法
症状が早期発見であり、脱毛範囲が狭い場合によく行われる一般的な治療法です。炎症を抑え、抜け毛を防ぐ働きがあります。

③局所免疫療法
薬の塗布で人工的に頭皮に炎症を起こさせ、Tリンパ球の攻撃対象を毛母細胞からその炎症を起こさせた頭皮に変えることで、免疫の正常反応を試みる治療です。
比較的広範囲に脱毛している場合に用いられ、個人差があるものの自己免疫反応を抑制する効果が期待できると考えられています。60%以上の人に有効とされています。しかし、皮膚に炎症を起こさせるので、もともとアトピー性皮膚炎や湿疹の方には悪化させる可能性もあるので、注意が必要です。
この治療は保険適応外になります。

◎ミノキシジル外用療法
ミノキシジルはAGA(男性型脱毛症)の治療薬として知られ、毛母細胞の働きを活性化し、髪の成長を促すことで発毛・育毛し、この働きによって円形脱毛症の治療においても効果を発揮することがあります。
本来であればミノキシジルの治療は保険適用外ですが、円形脱毛症の場合は例外的に保険適用が認められています。

まとめ

仕事・育児・人間関係などストレス社会といわれる現代。近年では女性の社会進出によって、よりストレスを抱える女性が増えた関係で、薄毛に悩んでいる女性は多いです。美しい髪は女性らしさを演出してくれるので、薄毛になってしまったらショックも大きいです。

デリケートな問題でもあるからこそ、周りに相談しにくく、1人で薄毛の悩みを抱え込んではいませんか?
薄毛の悩みは、男性だけのものではありません。また、中年の方、高齢の方に限らず、20代〜30代から薄毛に悩む方も少なくありません。女性は本来薄毛にはならないため、育毛方法を間違えなければ非常に治しやすいです。

薄毛治療は早期に始めたほうが、改善しやすい傾向があります。また、抜け毛に悩んでいる人は年々増加傾向にありますが、まずは抜け毛をストップし、健康的に育毛する治療へ切り替えた方が費用を安く抑えることができ、治療期間も短く済むケースが多いです。

薄毛は、原因によっては、生活習慣の見直しをするだけでも改善が見込まれることがあります。しかし、改善されると思ってやっていたことが間違っていたら、適切な治療が遅れてしまうこともあるでしょう。
薄毛で悩んでいる方は、まずは気軽にクリニックで相談してみてはいかがでしょうか?

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