だんだん朝晩冷え込む日が多くなってきましたね。体の冷えを感じやすい季節、冷え性でお困りの人も多いのではないでしょうか?
冷え対策として、体を外側から温めることも大切ではありますが、冷え体質を根本的に改善したいと考えるそんなあなたに冷え対策をご紹介していきます!
無理なダイエットは冷え性の元!お米を食べよう!
冷え体質の改善には、食事などで内側からアプローチすることも大切です。体を内側から温める食材といえば、一般的にはネギやショウガなどが思いつくかと思います。
ただし、最も重要なのは主食をしっかりとること!最近ダイエットの話題でよく耳にする糖質制限は冷え性の元にもなってしまうの要注意です!
冷え体質は、エネルギーや血液の不足、巡りの悪さが原因です。主食が不足しているとエネルギーや血が体内で十分に生成されず、代謝機能が低下して体が冷えてしまいます。最近、糖質制限をしている人も多くいますが、それにより冷え性を悪化させてしまう人もいます。体をよく温めてくれるお米をしっかり摂取しましょう!また、体が冷えるとかえって痩せにくくなるものです。冷えが気になる場合は、糖質制限が過度になっていないか見直してみるといいかもしれません。
※1日の食事量全体の6割は、お米を中心とした穀物、芋類、豆類を取ることがオススメです!
主食をしっかり食べたうえで、体を温める食材を積極的に取ることで、冷え性の改善につながります。一般的にも知られているネギやショウガ、それ以外には羊肉、鶏肉、ニラ、ニンニク、クルミ、シナモン、黒糖なども体を温めてくれます。
【注意】体を温めてくれる食べ物があれば、その逆の食べ物もあります。例えば、トマト、ナス、キュウリ、バナナなどは体を冷やす性質があるので、控えるようにしてください。また、体温より温度が低い食べ物をできるだけ食べないこともポイントです!(冷たい飲み物もなるべく避けましょう)
お米を食べるタイミング
じゃあお米を食べるタイミングってどうしたらいいの?ということになりますが、1日3回の食事を基本として、定期的に燃料を補給するように心がけてください。
特に、朝ごはんは重要です。一番体温が下がっているタイミングで、しっかりと燃料を補給することで、体温を保つことができます!
体質改善をしたい方は、ごはんとみそ汁を中心に、おかずを控えてごはんしっかりという食事を1日3回食べてみてください。1週間くらいで、体の温かさ、気温の感じ方などに変化が出てくるはずです。
体温の目標は36.5~37.0度くらいです。イメージよりも高いかもしれませんが、現代人は体温が低くなっている傾向にあります。体調が思わしくない、という方は冷えが原因にあるかもしれません。
まずは、毎朝今の自分の体温をチェックして、体温の変化を感じてみましょう!
それ以外にできること!身体が冷えていると感じたら…
ごはんを食べても、もちろん冷えを感じることもあると思います。お米をしっかり食べること以外にもできる冷え性対策は、つぼ押しです。オフィスで手足の冷えを感じたら「陽池(ようち)」のツボ押しをしてみてください!
「陽池(ようち)」のツボ、聞いたことがある人もいるかもしれませんが、ここは体の「陽の気」(温かいエネルギー)がたまる場所という意味のツボです。手首をそらせたときに出るしわの中央にあり、このツボを押すと全身に血を巡らせて冷えをやわらげることができます!
押すときは、反対の手の親指でもみ込むように5〜6秒間押してみてください。これを左右10回繰り返します。
陽池のツボはホルモンバランスを整えるほか、胃腸の調子を整えることも期待できます。オフィスで手足が冷えるときなど、こまめに押すといいですよ!
そのほか、仕事などのストレスをためたりがんばりすぎたりすると、気や血の巡りが滞って冷えにつながってしまいます。がんばり屋の人は、リラックスを心がけ、体全体のコリを解すことも冷え対策になります!
肩をグルグル回したり、肩甲骨を伸ばしたり、時間を見つけてストレッチも併せて取り組んでみてください。きっと体がホカホカじんわりあったかくなってくるはずです。
まとめ
ごはんが太るというのは大きな誤解です!体が冷える=エネルギーを消費しない体ということです。
消費が少なくなる方が、結果として太りやすい体の状態、ということになるので、燃料となるごはんをしっかり食べて、燃焼しやすい体づくりをするとやせ体質に近づきます。
また、「冷えは万病の元」とも言われるように、体が冷えていると病気になりやすい体の状態を作り出してしまうのです。冷えなくなるだけで、体調やお肌の状態が変わり、太りにくくなり、免疫力が上がって風邪などもひきにくくなります。
疲れやメンタルの変化もありますので、冷えを解消する=体質改善の第一歩となります。
無理なダイエットはせず、お米はしっかり食べるようにしてください。そしてもちろん食べるだけではなく、適度な運動・ストレッチもして、痩せやすい体づくりをしつつ、冷え性改善を目指してください!
コメントを書く