目元を華やかにさせる方法として「マツエク」と「まつ毛パーマ」があります。どちらもまつ毛をキレイに見せてくれて、顔の印象を変えるだけでなく、日々のメイク時間を短縮させることもできます。
同じようで異なる両者、一体どのような違いがあるのでしょうか?
「マツエク」について
「マツエク」とは、まつ毛エクステ(エクステンション)のことで、自まつげに人工まつげを1本1本専用のグルー(接着剤)で接着させてまつ毛を増やすものです。エクステの太さ、長さ、カールが選べます。エクステには、元からカールが付いていますし、ボリュームがあるからマスカラも必要ありません。自まつげに接着されているため、メイクを落としても人工まつげが落ちることがありません。
マツエクは見ため的にまつ毛の毛量が増えるためとても華やかに見えますが、その分派手と思われたり目元がかなり強調されることも多いようです。そのため、日頃からつけまつ毛を付けていたり、マスカラをバッチリしている人におすすめです。
髪の毛に付けるエクステは人毛が多いですが、まつ毛につけるエクステは人毛とは違います。また、”毛を付ける”という点で「つけまつ毛」と似ているとも思われることもありますが、マツエクは毎回取り外す必要がなく、2週間以上装着し続けられます。デザインにもよりますが、3~4週間ぐらいは同じデザインが持続します。
施術はまつ毛サロンで行うことができ、片目につけるエクステの量によって料金が違います。また、まつ毛サロンによっては何本でもエクステをつけられるつけ放題というサービスもあります。 美容師免許がないとマツエクの施術できません。
<時間>
マツエクの考え方としては、まつ毛の毛量を増やすという感覚です。マツエクの施術時間は、スタッフの方の技術やマツエクのデザインによっても施術時間は変わりますが、約1時間~1時間半程度と言われています。カウンセリングがある場合はより時間がかかりますので、時間をしっかりと確保してからいきましょう。
<費用>
マツエクサロンに通う頻度は一般的に1ヶ月に一度のペースと言われていて、毎月の出費になると1回毎の料金はサロン選びでとても重要なポイントです。
マツエクの費用はエクステの本数やデザインなどによっても異なりますが、5000円~10000円と言われています。場合によっては10000円以上するサロンも多いため、価格の幅も大きくなります。しかしサロンが多いエリアは、価格競争も熾烈となるので自然と値段は下がりやすい傾向にあります。
「マツエク」のメリット
①メイク時間の短縮
マツエクを付けることでまつ毛のメイク(ビューラーやマスカラなど)の必要がほとんどないので、忙しい朝のメイク時間も大幅にカットすることができます。余裕をもって身支度ができるようになるでしょう。人によってはマツエクをしててもマスカラなどのアイメイクをする人もいますが、もともと目元にボリュームがある状態なので一からしっかりアイメイクをしなくても目元を華やかに演出することができます。
また、マツエクを装着すれば目元がぱっちりするので、アイライナーでラインを引く手間がはぶけます。目元のメイクが薄くなる分、化粧崩れも起こしにくくなるので、化粧直しの時短にも繋がります。
②理想のまつ毛にすることができる
マツエクは長さ、カール、太さを自由に組み合わせて自分で決めることができるので、自分の理想のまつ毛を手に入れることが可能です。自まつ毛が短くても長く見せることができたり、薄くても濃さを出すことができ、切れ長のセクシーな目元から、丸く見せるようなキュートな目元などのデザインを豊富に作ることができます。
色が付いているエクステもあるので、アクセントとして利用してみたり、何色か混ぜて個性を出したりなど、色々なパターンを楽しむことができます。イベントに合わせて使い分けてみるのもいいでしょう。
③汗・水に強い
ウォータープルーフのマスカラを付けていてもパンダ目になってしまった…なんて経験はありませんか?マツエクは涙や汗で取れる事が少ないので、そんなアイメイク崩れの心配がいりません。そのため、汗をかきやすい夏シーズンのみにマツエクをする方もいます。化粧崩れを気にせずにアクティブなシーンでも思いっきり楽しめるのは嬉しいポイントです。
しかし濡れたまま放置してしまうのはマツエクにとってNG行為なので、こまめに優しくふき取ることを意識しましょう。
④すっぴんに自信が持てるようになる
すっぴんでもマツエクをしていればメイクをしているように見えるので、ノーメイクでも自信が持てるようになります。つい寝坊してしまった日や、急な外出のお誘いがあっても、マツエクをしているだけでメイクの心配が減ります。
特に最近はマスクを付けることが日常的となり、目元しか見られる機会がなくなってきたので、マツエクとマスクだけで外出ができてしまうこともあるでしょう。また、リモートワークの増加で画面越しに人と対面することが増えた人も、マツエクをしていれば目元がはっきりして画面映りがよく見える効果もあります。
⑤まつ毛のダメージからの解放
まつ毛のメイクを際に使われるビューラーは、自まつ毛に大きな負担となっています。使うたびに、まつ毛はどんどん弱くなり、しまいには抜けて生えてこなくなってくるなんてこともあります。
マスカラも落ちにくいタイプが増えてきたことから、オフする時についゴシゴシこすったり強い力でクレンジングしてしまうこともあるでしょう。こういった行為もまつ毛のダメージに繋がります。
マツエクをすれば、ビューラーをすることはなくななり、マスカラの必要もなくなるので、まつ毛をダメージから解放させてあげられます。
「マツエク」のデメリット
①目元のトラブル
エクステを付ける際に使用する専用グルー(接着剤)との相性によっては、稀に炎症やかゆみなどのアレルギー反応が出てしまうことがあります。アレルギー反応が出たらオフしましょう。アレルギー反応が起きるかどうか、事前にパッチテストをするのも有効です。
心配な方は、低刺激のグルーを取り扱うサロンもありますが、アレルギーが必ず出ないというものではないので注意が必要です。最初に一度に多くのエクステをつけることが不安であれば、少ない本数でグルーとの相性をみてみるのもいいでしょう。
また、2~3カ月に1度はマツエクを休む期間を作り、ダメージケアに専念する期間を設けるのもダメージ軽減になります。
②定期的にお手入れが必要(リペア)
まつ毛の毛周期(毛が生え変わるサイクルのこと)によって、マツエクがいつもより早く取れてしまうことがあります。そして時間が経つとマツエクのカールが不揃いになってエクステが目に張り付いたり、見栄えが悪くなってきます。そのため定期的なリペアが必要となり、その都度費用もかかるので、これが大きなデメリットと感じてマツエクをやめる人もいます。
もちろんマツエクをすることで、アイメイクのアイテムを買う費用が浮くので、既存のメイクとの費用やメリットの比較もして、お得か損か考えてみましょう。
また、メンテナンスのために定期的にサロンに通うのも面倒と感じる人もいます。サロンでの施術は平均で1~2時間ぐらいかかり、それが約1ヶ月に1度のペースなので、「通いやすさ」という点もお店選びの基準に加えるようにしましょう。
③人によってはエクステの本数が変わる
もともとのまつ毛の数が少なかったり短かったりすると、思った通りの仕上がりにならない場合もあります。自まつ毛の本数が少なければ付けられるマツエクの本数も少なくなります。
自前のまつ毛にマツエクを結び付けていく都合上、まつ毛に過剰な負担がかかるようなデザインにはできないこともあります。
④洗顔料やメイクに注意が必要
マツエクにはマツエク対応のコスメがあり、これを使わないとせっかく付けたマツエクが取れてしまうことがあります。マツエクを付けていても更にボリュームが欲しい場合はマスカラを併用しても問題ありませんが、ウォータープルーフなどの落ちにくいマスカラはまつげエクステに負担がかかってしまうので使用はNGです。マスカラを使うのであれば、エクステ専用の落としやすいマスカラの使用がおすすめです。
ビューラーも同様、併用可能ではありますが、普通のビューラーを使ってしまうとエクステが折れてしまって元のカールに戻せなくなることがあります。しかし、まつげの下からあてて持ち上げてくれるタイプのホットビューラーであれば、エクステが折れてしまうこともなく、まつげの形も綺麗に整えてくれます。
また、日々の洗顔やクレンジングで少しずつエクステは取れていってしまうので、慎重にクレンジングや洗顔をしなければいけません。オイルクレンジングなど油分が含まれるタイプのクレンジングを使うと、マツエクの接着力がなくなり取れやすくなるので注意しましょう。
⑤長時間の耐水性はない
汗や水に強いことがメリットでもありますが、だからといって濡らしっぱなしでもOKというわけではありません。
水分が長時間にわたってグルーに付着していると、接着力が弱くなってエクステが外れやすくなり、取れたエクステが目に入れば、病院で治療する必要があります。そのため、水が付着したら綿棒などでこまめに吸い取るようにする必要があります。慣れるまでは、こうしたケアが非常に面倒と感じる人もいるようです。
⑥目元の違和感
マツエクはまつ毛に異物を密着させていることになるので、まつ毛に重さを感じたり、慣れるまでは目に違和感や気持ち悪さが感じられることがあります。
また、見た目の違和感の問題もあります。長さやカールがはっきりとしているだけに、ケアを怠って少しズレたりするだけでかなり目立ってしまいます。マツエクが取れてきているのに放置していると、最終的に目から数本だけ長く太いまつ毛が生えているように見えて、目元が不自然に見えることも。マツエクをかなり華やかなデザインにする場合はメンテナンスは早めに行うことをおすすめします。
「まつ毛パーマ」について
「まつ毛パーマ」とは、専用のパーマ液を使用し、ロッドやビューラーでまつ毛をカールさせます。別名「まつ毛カール」「まつパ」とも呼ばれています。マツエクが韓国から日本にやってきた頃、認知度はまだ低く、目元にアクセントをプラスする技法のひとつとしてまつげパーマが人気を集めました。
まつ毛パーマは自まつ毛を活かしながら上向きまつ毛を再現することができます。
マツエクと違って“自まつ毛に直接施す施術“であり、自まつ毛に直接施術をすることで、派手すぎず、ナチュラルな仕上がりになります。 自まつ毛の硬さや長さ、パーマのあたりやすさ、パーマ液の種類にもよりますが、1〜2ヶ月は持つ方が多いです。パーマが当たりやすい方は、2ヶ月以上持つ方もいます。
まつ毛パーマは専用のロットをまつ毛に巻きつけてカールさせる方法と、専用のビューラーで挟むことでカールさせる方法がありますが、それによっても違いが出てくる可能性があります。
手順や使用する商材はヘアパーマと同じです。パーマ経験者の方はお分かりの通り、まつ毛もパーマを当てると痛みやすくなります。しかし以前のまつ毛パーマブームから数年経過した現在では、自まつげを傷めにくく、持ちが良くなるよう進化しています。
<時間>
まつ毛パーマの施術時間はできるカールが決まっていることもあり、約40分〜1時間程度と言われています。こちらもカウンセリングの有無によって時間が変わってきます。好みのデザインや生活習慣などを聞きながら、似合うデザインを決めていきます。その後、施術を行いアフターケアの説明をし終了です。
<費用>
まつ毛パーマ(上まつ毛)が一般的に約3000円〜8000円前後と言われています。サロンやメニューによっても異なりますが、まつ毛パーマの方が比較的安価です。学生さんでも手軽に利用できることが人気の理由の1つです。安いから悪い、高いから良いというわけではないので、予約する前にしっかりとサロンのレビューなどを見て判断するといいでしょう。
また、マツエクはデザインによって大きく金額の差が大きくありますが、その点まつ毛パーマはパーマをあてるだけになるので、金額の差はそこまで大きく開きません。
「まつ毛パーマ」のメリット
①メイク時間の短縮
マツエク同様、まつ毛パーマもメイク時間を短縮させることができます。ビューラーの工程が必要ないので、忙しい朝も手間が省けます。一度ビューラーをしてマスカラをしていても、夕方になったらまつ毛が下がってきてメイク直しで再びビューラーをしなければいけない…ということも無くなります。
②まつ毛のダメージ軽減
逆まつげ(下向きまつげ)もカールによって上向きになるため、ビューラーを毎日使用しなくても良くなります。ビューラーは簡単にまつげのリフトアップができる一方で、自まつげへ蓄積するダメージは非常に大きいです。ビューラーを使用しないだけで、ダメージの少ないメイクが可能になります。
③お手入れがカンタン
まつ毛パーマは普段使っているクレンジングを使うことができます。専用のクレンジングを買う必要がなく、お手入れに工夫がいらないので気軽にまつ毛パーマをすることができます。もちろんオイルクレンジングの使用も可能です。
ただし、マツエクと同様にまつげパーマもメイクオフの際強くこすったり、ビューラーをあてたりと自まつげに刺激を与えることはNGです。普段の生活の中で気を付けなければならないことは出てきます。
また、まつ毛パーマの持続期間が長いのでマツエクほどサロンに通う手間がかからず、その結果、お金もかかりません。
④きれいなカールが長持ち
ビューラーだとまつげが折れたり、濡れるとカールが取れたり、日によってカールが上手くいかなかったりなど毎回決まったカールを作るのが大変ですが、まつ毛パーマであれば綺麗なカールを持続させることができます。
カールがきれいなまつ毛だと、マスカラが上手くできたり、他のアイメイクも美しく見えます。
⑤仕上りがナチュラル
まつ毛の印象を変えたいけど普段はナチュラルメイクで、マツエクだと急に派手に見えてしまわないか不安…という人にはまつ毛パーマがおすすめです。
まつ毛パーマであれば気軽にできる上に、仕上りもナチュラルなので抵抗が少ないでしょう。周りにはさりげない印象の変化を与えることができます。仕事柄ナチュラルメイクの方も安心です。
また、自まつ毛を活かしてパーマをあてるので、すっぴんでも違和感がないです。自まつ毛のカールはパーマが取れない限り落ちる事がないので、すっぴんでもパッチリな目元になります。
⑥稀に二重になることも!?
まつ毛パーマをかけることでまぶたが持ち上がり一重まぶたが二重になったり、たるんで重たい印象だったまぶたが持ち上がって明るい印象になったという人もいます。
ただし、これはまつ毛パーマをした人全員が確実に得られる効果ではないので、もしなったらラッキー程度に思っておきましょう。
「まつ毛パーマ」のデメリット
①自まつ毛のダメージが大きい
日々のビューラによるダメージは避けられますが、パーマならではのダメージは避けられません。まつ毛の内部に薬剤を浸透させてまつ毛の形を変えているので、目に見えず分かりづらいですが、まつ毛自体にダメージをあたえている事になります。
最近ではまつ毛パーマ液も品質の良いものが多くなっているのでひどく傷むようなことは少ないですが、パーマを継続してかけてしまうと、自まつ毛への負担を大きくなり、まつ毛1本1本にハリやコシがない、細いまつ毛になってしまいます。更に負担になるような行為(こすったり、ビューラーの使用)はなるべく避けましょう。
また、まつ毛パーマであればマスカラを使うことも多いと思いますが、マスカラはまつげエクステと同様に、お湯などで落ちやすいものをチョイスすると負担が減ります。パーマによってダメージを受けているまつげには美容液を使ってダメージケアをすることもおすすめします。しかし、それ以外のアフターケアはいりません。
②ボリューム・長さは変わらない
マツエクは理想のまつ毛にデザインできますが、まつ毛パーマは自まつ毛にパーマを当てるだけなのでボリュームを出したり、長さを出すことはできません。もともとのまつげの長さが短かったり、まつげの量が少ないという場合は、仕上がりに物足りなさを感じてしまうかもしれません。仕上がりが自分の思い描いていたものとは違うという可能性もあるということを理解した上で、施術して貰う必要があるでしょう。
また、まつ毛が短い人は専用の器具ではカールがつけられず、パーマがかからないこともあります。
③パーマ液にも相性がある
まつ毛パーマは自まつ毛に施術をするので、まつ毛の毛質によって、使用するパーマ液と相性が悪い人ももちろんいます。しっかりとまつ毛にパーマがかからない、またはかかりすぎてしまい不自然になってしまう恐れもあります。
そうなる前に事前のカウンセリングでスタッフの方と、どのパーマ液が合っているかなどをしっかりと相談しましょう。また、薬品アレルギーがある方や肌が弱い方もまつ毛パーマを施術することをおすすめしません。
④時間経過と共に不揃いに
まつ毛パーマをした後に、まつ毛が生えたり、伸びてくることで不揃いになってしまうことがあります。まつ毛パーマは自まつ毛をカールさせているため、時間と共に長さが不揃いになり、見た目が悪くなる可能性もあります。
そうなるとパーマをあてた後のきれいなまつ毛を持続させることが難しいです。
⑤長期の使用は不可
①でも挙げたように、まつ毛へのダメージが大きいため、まつ毛パーマは長期的な使用は避けた方が無難です。パーマの持続期間が切れて、まつ毛のカールが取れたり不揃いになってきたとしても再施術は1ヶ月半以上の期間を空けることを、ほとんどのサロンが推奨しています。
マツエクはリペアやオフなどで付け替えができ、継続的に装着できるものですが、そうはいかないのがまつ毛パーマのデメリットでもあります。
⑥まつ毛パーマ直後は濡らすことを避ける
まつ毛パーマ直後は濡らしたり刺激を与えるような行為は避けましょう。まつ毛が濡れたからといってすぐにカールが落ちるわけではありませんが、マツエクと同じく、まつ毛パーマも施術した当日のまつげは非常にデリケートな状態になっています。まつ毛パーマの施術に入る前に、濡れる・汗をかくことの予定は入れないようにしましょう。
⑦うつ伏せで寝れない
まつ毛パーマ後のまつ毛のもちを良くするには寝方も重要で、「うつ伏せ」で寝ることはNGです。
うつ伏せで寝るということは、顔を布団につけて寝るということなので、まつ毛と布団の間で摩擦が起こり、まつ毛が痛む可能性があります。また、顔を下につけた状態を維持することで、せっかくまつ毛パーマをかけたまつ毛の形状が悪くなってしまう場合があります。寝る時でもしっかりとまつ毛のことを意識しながら寝ることをおすすめします。
「マツエク」と「まつ毛パーマ」選ぶ際のポイントとは?
似たようで異なる2つですが、「自分にとってどちらが合っているか」についてよく考えてから選択しましょう。
<マツエクがおすすめの人>
まつ毛の量が少なく、悩んでいる方にはマツエクがおすすめです。奥二重や一重まぶたなど、まつ毛パーマをしてもまつ毛がまぶたに埋もれてしまうような人にも向いていると言えます。「理想のふさふさまつ毛にしたい」「自分の思い描いたデザインのまつ毛にしてみたい」という人は、マツエクであれば自在に好みのまつ毛にすることができます。
また、夏の汗をかきやすい時期はメイク崩れが起きやすいので、そういった時期だけマツエクを利用するのもいいでしょう。どんなにメイクを工夫してもパンダ目になりやすい人や、海やプールなどに頻繁に行く人にもおすすめです。
日頃からしっかりとアイメイクをしている人は、マツエクにすることでメイクの負担が大きく減ります。そのため、アイメイクを重点的に力を入れる20〜30歳台の方が施術を希望する人が特に多い傾向にあります。職業別だとOLからファッション業、経営者など色々な職業の方に好まれています。しかしエクステを付ける、という観点から規律の厳しい職場の方は施術自体できないということもあるようです。
マツエクを希望する場合には、自分の生活でマツエクをしていても問題ない環境下にいるかどうかを確認しておきましょう。
<まつ毛パーマがおすすめの人>
もともと自まつ毛の量が多くて長さもあって手間も費用もかからない場合は、まつ毛パーマがおすすめです。また、下向きまつげ、逆さまつげで悩んでいる人も、まつ毛パーマをあてることによって悩みは解消されます。普段使っているクレンジングを変えたくないという人にも向いています。
また、マツエクがアレルギーでできないという人は必然的にまつ毛パーマという選択肢になるでしょう。施術のコストを下げたい人、ナチュラルに目元の印象を変えたい人、マツエクを試す前に雰囲気を見てみるためにまずはまつ毛パーマをしてみたい人にもおすすめです。
実際、目元に派手さを求めるよりもナチュラルな仕上がりを求める年配の方、お仕事でいうとOL、あまり華美なメイクをすることのできない職業の方に人気な傾向があります。
◎注意点◎
どちらか選べないのでマツエクとまつ毛パーマ両方施したい…と思う人もいらっしゃるでしょう。しかし2つの併用は不可能ではありませんが、高度な技術が必要とされます。マツエクのカールとまつ毛パーマのカールの角度が合わないため、自まつげとエクステの接着面が小さくなるため持ちが悪くなりやすいです。場合によっては、まつ毛パーマのカールが残ったままマツエクができないこともあります。
併用する場合は、マツエクをつけることを考慮してパーマをかけなければいけません。また、併用できるサロンは少なく、別々のサロンで行っても仕上がりが良くない、ということも考えられるので、どちらか一方にした方が良いでしょう。まつ毛への負担も倍になります。以上のことを踏まえると、できれば2つの併用はおすすめできません。
もしまつ毛パーマをしたあとにマツエクをしたい場合には、パーマをして約3ヶ月空けてからマツエクの施術を受けましょう。
まとめ
マツエクにもまつ毛パーマにも、それぞれメリットとデメリットがあることがわかりました。どちらも朝のメイクは時短になりますので、忙しい女性には重宝される美容法でしょう。
いずれもまつ毛に負担がかかる行為なので、ケアが必要です。しかしそのケアが手軽なのはまつ毛パーマで、マツエクには様々なケアが必要とされます。効果、時間、金額だけでなく、施術をしたあとのアフターケアが自分に合ってるかどうかも判断基準に含めておくと安心です。
まつ毛に手を加えるだけで、人の顔の印象は大きく変わります。まつ毛によって目元がぱっちりすれば、明るい華やかなイメージを見る人に与えることが可能です。「マツエク」と「マツパー」どちらをとってもその効果は得られるので、どちらにするかは自分の目的によって選択しましょう。
よく見極めて、自分に合う選択で目元のオシャレを楽しんで下さい!
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