脱毛前後は保湿が命!正しいスキンケア方法

脱毛前後は保湿が命!正しいスキンケア方法

脱毛中・脱毛前後にいつも通り化粧水や美容液で普段通りのケアをしている方が多いのではないでしょうか。脱毛中や脱毛前後はいつも以上のしっかりとした肌ケアをする事がとても大切です。特に保湿ケアは脱毛の効果を高めるというメリットもあります。わざわざ効果な保湿ケアアイテムを使う必要はありませんが、脱毛箇所に応じて工夫して保湿することが大切です。せっかく脱毛、肌までツルツルにしておきたいですね。特に夏は顔の保湿はおこなっても身体の保湿の習慣が無いという方もいらっしゃるかもしれませんが、脱毛した箇所全ての保湿が重要になります。保湿が大切な理由を理解して、肌トラブル防止のためにも正しいスキンケアをしましょう。

脱毛中の肌は水分が抜けてカラカラ状態!!

医療レーザー脱毛・光脱毛共に、毛のメラニンに反応して発熱するレーザーを照射します。この熱が毛根や毛乳頭にダメージを与える時に肌の水分もうばってしまうので、肌が乾燥しやすくなるのです。特に医療レーザの場合は、メラニンへの反応性も良いので、脱毛効果が高いかわりに肌のダメージや水分不足にも注意しなくてはなりません。普段は肌があまり乾燥していないと感じる方も、脱毛中は普段よりも入念な保湿ケアが必要です。一見わからなくても、脱毛直後の肌はカラカラの状態です!

保湿をしないと肌トラブルに繋がる場合も

脱毛直後は肌が乾燥状態になっているに加えて、バリア機能も低下してしまっています。少しの刺激で肌トラブルが起こったり、皮膚が硬くなることで毛が抜けにくくなり脱毛効果が落ちる可能性が高まります。また、乾燥によってちりめんシワが出来やすくなり、放っておくと深いシワに変化してしまいます。

脱毛中の入念な保湿はメリットもある

脱毛効果が高まる

脱毛前の保湿ケアには、脱毛効果を高める働きが期待できます。肌が乾燥していると角質層を分厚くします。角質層が厚いと、せっかく照射しても、なかなか毛根まで行き届きません。十分な保湿によって潤った肌はライトやレーザーが毛根に届きやすく、また均一に毛穴の奥まで到達するのでムラなく脱毛できるというメリットもあります。一回の脱毛を効果的なものにするためにもかならず保湿をしましょう。

照射時の痛みの軽減

乾燥気味の肌はバリア機能が低下して刺激に敏感です。そんな肌にライトやレーザーを照射すると肌に負担がかかり痛みが強く出る傾向にあります。脱毛の時に痛みを感じやすいという方は特に、施術前の保湿を入念に行ってください。ただし、施術直前に乳液などを塗り過ぎると、毛穴に乳液などが詰まり、ライトやレーザーが上手く反応しなくなってしまうので注意です。

肌トラブルリスクの軽減

上述の通り、乾燥した肌に照射すると肌への負担が強くなり、照射後の肌トラブルを引き起こす可能性を高めます。事前に肌を保湿することで肌ダメージも最小限に抑えることができます。脱毛時に赤みやヒリつきなどが出やすい方は保湿をさらに念入りに行うよう心がけてみてください。

照射部位ごとの肌ケア方法

保湿といっても照射部位によって肌ケア方法が少し異なります。自分の照射範囲に合った肌ケアを行いましょう。保湿はなるべく刺激が少ない保湿剤を選ぶのがポイントですが、普段から使い慣れている保湿剤を使いましょう。テクスチャーが重いクリームやバームなどは、毛穴を詰まらせる原因にもなるので、塗り過ぎには注意です。特に敏感肌の方は油分の多い乳液やクリームは、油分が酸化して炎症の原因になることがあるのでローションなどの少し軽いテクスチャーのものがおすすめです。

顔全体

顔の皮膚は、他の部位に比べて皮膚が薄く、乾燥しやすい部位でデリケートなため、より入念な保湿ケアが必要です。脱毛後すぐに保湿をして肌のコンディションを整えてください。洗顔のときは肌をこすりすぎないように注意し、優しくたっぷりの泡で撫でるように洗うのがおすすめです。保湿の際は、化粧水や美容液で水分を補給してから乳液やクリームで油分を補給してください。けちらずに十分な量で保湿する事が大切です。乾燥が酷い時は保湿パックを使いましょう。

身体全体

胸やお腹、背中などは衣類との摩擦でダメージを受けやすい部位です。脱毛中はなるべく肌への刺激の少ない衣類を身につけるようにしましょう。脱毛前後は、顔同様化粧水や美容液、乳液などで十分に保湿しましょう。腰回りやヒップなど、普段あまり保湿をしないという箇所がある方も必ず保湿を行ってください。入浴の際はタオルなどでこすらずに泡で優しく洗い刺激を少なくしましょう。入浴後は身体の汚れだけではなく必要な皮脂まで落ちている事があるので、入浴後は入念に保湿してください。

デリケートゾーン

VIOラインのデリケートゾーンの肌は敏感な上、Iライン付近は粘膜に近い場所なのでアルコールフリーなど、肌にやさしい保湿剤を選ぶことが大切です。毛量が多く蒸れやすい場所でもあるので乳液やクリームを塗り過ぎると逆に炎症の原因に。乳液やジェルなどさらっとしたテクスチャーのものを塗るのがおすすめです。

どの場所にも共通する絶対の肌ケア:必ずUVケア剤の持参を!!

脱毛後はクリニックやサロンで一旦保湿をしてくれる事もありますが、UVケアの乳液などを塗ってくれる事が少ないです。肌を露出する服装の季節に脱毛の施術をする場合は、必ずUVケア剤を持参しましょう。露出したまま帰ると肌がダイレクトに紫外線を浴びてしまいます。施術後室内にこもるという場合も、窓から入った紫外線が壁などへの反射を通して肌に当たるのでUVケアを必ず行ってください。なるべく毛穴の中に残りにくいものや、ぬるま湯だけで簡単に落とせるような低刺激の軽い使用感のものがおすすめです。敏感肌の方はUVクリームで肌トラブルを起こす可能性があるので、帽子や日傘、長袖カーディガンの着用などで日焼け対策することをおすすめします。

保湿以外の肌ケアについて

脱毛箇所を刺激しない

脱毛した箇所はとてもデリケートな状態なので、なるべく摩擦を避ける事が大切です。肌が弱い方は締め付けのきつい服装で肌の炎症を起こす可能性があります。足を脱毛した場合はストッキングやタイツなどの締め付けのきついものは避けましょう。下着も肌触りのよいものを着用する事をおすすめします。脱毛後に肌の乾燥を感じたらなるべくすぐに保湿しましょう。乾燥によるかゆみで無意識のうちに肌をかいてしまい、傷つけてしまう事があります。

顔脱毛後のメイク:摩擦を避ける

摩擦によって赤みやかゆみなど肌トラブルが起こる可能性がるので、なるべく摩擦を避けて、優しくメイクしてください。リキッドファンデなどを肌につけるときは、力の入りづらい中指や薬指を使うとよいでしょう。人差し指は力が入りやすく肌に刺激を与えてしまう指なので使用を避けましょう。BBクリームを使う場合はできるだけ伸びの良いタイプを選ぶと、肌への摩擦を抑えることができます。フェイスパウダーは付け過ぎると肌の乾燥が進んでしまうので気を付けましょう。

毛抜きによる自己処理厳禁:使うなら電気シェーバーを

毛抜きは肌を痛める原因になります。毛を抜くタイプの脱毛器、脱色、除毛クリーム、ワックスなどの使用も避けましょう。どうしてもムダ毛が気になる場合は、肌を傷つけない電気シェーバーを使用しましょう。ただし、お手入れ後最低3日間は肌を休めて、自己処理を行わないようにしてください。自己処理する場合は、必ず入浴後などの肌がキレイな状態のときに行い、処理後の保湿もしっかり行いましょう。

施術当日は肌がほてるような事は控える

施術当日は飲酒や激しい運動など肌がほてって赤みが出る事は控えましょう。体温が上昇する行為は、肌の赤みや炎症を長引かせる原因になる可能性があります。運動を日課にしている場合はウォーキングなど軽いものにとどめましょう。入浴も肌の赤みを強くするのでシャワーやぬるめのお湯にさっとつかる程度にしましょう。

肌トラブルが起こってしまった場合

脱毛後、肌が赤くなる方が多いですが、軽い赤み程度であれば自然な反応なため、大きな心配はありません。これは照射による熱が肌にまで広がった事によるもので、赤みは数時間~数日で消失します。気になる場合は冷たいタオルなどで肌をクールダウンしましょう。凍った保冷剤を直接当てると脱毛効果が落ちる可能性があり、また低温やけどを引き起こす可能性もあるので、保冷剤の使用は控えましょう。クリニックによっては、施術後に赤みが現れた場合に外用薬が処方されますので、症状によっては使用しましょう。

肌トラブルの症状がおかしい、酷い場合はすぐサロンやクリニックに連絡を

赤みが数日経っても引かない場合、また赤みだけではなく毛穴が化膿してしまったり強い肌トラブルを感じた場合は施術を受けた施設に連絡しましょう。ただし、サロンの場合は薬の処方は出来ないので、皮膚科を受診しましょう。クリニックの場合はクリニックで薬が処方されます。トラブルを放置すると、肌の炎症がさらに強くなり、色素沈着を起こしたり、くすみやシミができる可能性があります。このような脱毛後は治るまでに長期間かかってしまいます。肌トラブルを感じたら早め早めの行動が大切です。

肌が弱い方はなるべく医療脱毛の選択を

肌が弱い方や元々肌の乾燥が酷いという方は医療脱毛の選択をおすすめします。医療脱毛であれば、医師や看護師が肌の状態を見て施術をしてくれますし、万が一肌トラブルが起こった場合も、施術してもらったクリニックに連絡する事で迅速に薬の処方など適切な対応を取ってもらえます。サロンで脱毛する場合は、カウンセリングの段階で必ず肌が弱い事を伝えましょう。

まとめ

脱毛中の保湿ケアは脱毛効果を高めたり、肌トラブルを防止するなどのメリットがある事がわかりました。「脱毛=肌が乾燥する」という事を念頭に、しっかり保湿をする事が大切です。肌トラブルが長引くと脱毛施術自体が受けられなくなり、脱毛完了までが遠のいてしまいます。脱毛した肌をより美しくするため、理想的なスケジュールで脱毛を終えるため、脱毛中はいつも以上に肌ケアを意識して綺麗な肌を目指しましょう。

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