冬に悪化しやすい小じわ…その徹底対策方法!

冬に悪化しやすい小じわ…その徹底対策方法!

20代後半から30代になると気になってくる目元や口元の小じわ。特に目元は一番最初に老化を感じる場所と言われているので、気になりやすい場所です。なんとなく気になっている…という程度だった小じわがぐっと悪化しやすいのが冬です。冬は小じわが深くなる要因がさまざまつまっています。春や夏と同じスキンケアをしていませんか?冬はスキンケアを少し変える必要があります。また、スキンケアだけではなく普段の生活で気をつけるべき事もあります。冬の間に小じわが深くならないようしっかりケアして改善させましょう。

小じわはどうして出来る?

いわゆる「小じわ・乾燥小じわ・ちりめんじわ」と呼ばれているシワは、肌の外側にある角質層の保水力が低下し、角質が剥がれ、角質層の内側に保たれていた肌の潤い成分が蒸発、結果肌に生まれた隙間を指します。小じわは目元や口元などの皮膚が薄い部分にできやすいです。冬は小じわが出来やすい環境なので、自分自身で十分にケアしないとより大きく深いシワになっていきます。気になり出したら早めのケアが必要です。

冬に小じわが加速する原因

春夏は気にならなかったのに冬になったら急に小じわができた、冬になると小じわが深くなっている気がする等、冬は春夏に比較すると小じわが加速する季節です。その原因をまず知りましょう。

空気の乾燥

冬はただでさえ空気が乾燥しているのに、エアコンをつけると室内の湿度は大幅に下がり、肌の水分が空気中に蒸発してしまします。エアコンの乾燥は自分が思っている以上に肌に大きな負担を与えます。肌をしっかり保湿して小じわが目立たなくなった場合は空気の乾燥による小じわだと判断してよいでしょう。

乾燥だけじゃない?!寒さによる血行不良

冬の寒さというと、指先や足先の末端が冷えるというイメージがあるかもしれませんが、寒さは全身の皮膚の血行不良を起こし、もちろん顔も冷えて血行不良を起こします。寒さで血行不良を起こすと、肌の新陳代謝に欠かせない栄養が行き届かなくなり、シワができやすくなります。加えて真冬は屋内と外の寒暖差で自律神経が乱れやすく、新陳代謝が乱れやすいので、シワ以外にもたるみやニキビなどの肌トラブルも起こしやすい状態になります。また、年末の多忙な仕事で長時間PCを見ているような人は目元の血行不良を起こしやすく、特に目元のシワが目立ちやすくなります。

冬の花粉による肌のかゆみ

花粉症というと春のイメージが強いですが、秋~真冬はブタクサ、ヨモギ、杉などの花粉でアレルギー性の花粉症皮膚炎を起こしやすい季節です。冬になると乾燥とは違う種類の赤みやかゆみが起きる、という人は花粉症皮膚炎の可能性も。かゆみによって知らぬ間に肌を擦る事を続けていると、肌の角質を傷つけて乾燥しやすい状態になってしまいます。特に炎症を起こしやすい目元や口元は、こすらないように注意しましょう。

どうして夕方は小じわが目立つ?

冬は小じわが目立ちやすいですが、特に夕方目立つような気がする人も多いのではないでしょうか。夕方になると小じわが目立つ大きな原因は肌の乾燥です。朝はスキンケアでしっかり保湿していますが、日中のエアコンの風や冬の空気の影響で肌が乾燥し、夕方小じわが目立ってしまいます。また、紫外線対策不足の場合も、夕方に小じわがめだつようになります。もともと笑うと表情の変化によってあらわれるシワがある場合、メイクがヨレてシワが目立つ事があります。

冬の小じわの改善方法・ケア方法

以上のように冬は小じわが目立ちやすくなるので、ケアが必要です。間違ったスキンケアを続けると逆にシワが生じやすくなるので注意しましょう。潤いのある健康な肌はシワはもちろん、たるみや肌荒れの原因も取り除いてくれます。

春夏秋とはちがうスキンケアを

一年中スキンケアが同じ…という人はいませんか?冬は春夏秋に比べて肌が非常に負担をうけやすい季節なので、冬は冬のスキンケアを心がけてください。冬は寒さもあってどうしても熱いお湯で顔を洗いがちですが、熱いお湯は肌に備わっている保湿成分が流出し、肌のバリア機能も落ちてしまうので、乾燥に繋がってしまいます。冬だと少しつめたく感じるようなぬるま湯程度の温度で顔を洗うように心がけましょう。化粧水はぱぱっと手でなじませて終わり!とはせずに、コットンを使用してムラなく隅々まで潤いを行き渡らせましょう。小じわが気になる目元や口元はコットンにひたひたになるほど化粧水を含ませてマスクにすると効果的です。化粧水を塗った後は必ずクリームや乳液で水分の蒸発を防ぎましょう。目元にアイクリームをつける時は、指の力が入りにくい薬指を使いましょう。軽いタッチで触れる事ができるので、肌の負担が減ります。

部屋を必ず加湿する

冬の間は必ず加湿器をつけて屋内の湿度を保ちましょう。オフィスに加湿器がない場合は、卓上の小型加湿器などを持ち込んで。加湿器が内場合は、濡れタオルや洗濯物を室内にお干したり、コップにお湯を入れて手元に置いておくだけでも違います。

冷え症を改善する

乾燥対策だけではなく、冷えの改善も行いましょう。特に冷え症と自覚がある人は対策がマストです。また、乾燥対策をしているのに小じわが改善しないという人も冷え症を疑ってみて。末端冷え症の人は必ず湯船につかって身体を温めましょう。腹巻きや、暖かい靴下などもしっかり使って身体を常に温めましょう。やせ我慢はNGです。デスクワークで長時間同じ体勢に鳴りやすい人は、血流を妨げるようなタイトな服装を避け、定期的に歩いたり手足の指を動かしたりしましょう。また、冷たい食べ物や飲み物を控える事も大切です。女性の場合は血流の妨げになる子宮や卵巣によってお腹が冷えやすく、月経時は血液の量が減り手足の末端に血液が巡りづらくなります。栄養バランスの良い食事を心がけ、エネルギー不足にならないよう注意しましょう。

身体をあたためる食事を取る

生姜やネギなど血行をよくして身体を温める食材を食事に取り入れましょう。こんにゃく、ごぼう、人参、レンコンなどの根菜類は水分が他の野菜に比べて少なく、ビタミンEや鉄などが含まれているので血行を良くします。また、生姜以外のスパイスも身体を温める効果がありますよ。食事も冷たく調理するのではなく、なるべく温かい料理として調理しましょう。白砂糖は身体を冷やすと言われているので、砂糖を取るときはなるべく黒砂糖を選ぶのがおすすめです。

冬もこまめな紫外線対策

美容に詳しい人であれば、紫外線がシワの原因になることは知っていると思います。冬は紫外線が弱くなっているから…とつい紫外線対策を怠りがちですが、冬も紫外線対策は必須です。紫外線には種類があり、秋冬に減少する紫外線はUVB波だけです。UVA波は夏も冬も大きな変化がありません。UVA波は肌のバリア機能を通過して深部まで到達し、シワやたるみの原因となります。冬も必ず日焼け止めをつけ、一日中外にいる場合は朝と昼2回塗るなどこまめな対策をしましょう。

まとめ

冬は寒さや乾燥などで肌トラブルを起こしやすい季節です。シワだけではなく、たるみやニキビなども気になりやすくなります。間違った洗顔や生活習慣の乱れはシワはもちろんたるみやニキビの悪化にも繋がります。女性の場合は、月経による血行不良に加え、ファッション重視の服装なども肌の乾燥の悪化の原因になります。乾燥を取り除くのはもちろん大切ですが、それ以外の原因もなるべく取り除けるよう、生活習慣を見直しましょう。冬の厳しい環境にまけない、潤いのある健康的な肌を目指して、小じわを撃退しましょう!

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