ジェルネイルなしで爪を美しくしたい!

ジェルネイルなしで爪を美しくしたい!

普段からネイルが趣味で自分で綺麗に塗る人もネイルサロンに通う人もいる一方で仕事柄などの理由でネイルができないという人もいますよね。ネイルを楽しめる人が羨ましくなりますが、ネイルなしでも綺麗な美爪にする事だってもちろん可能です。ネイルをせずとも、ささくれなどもなく長くぴかぴかの爪も憧れますよね。爪は肌と同様一日で急に綺麗になるものではありません。むしろ、スマホやパソコンを使用したり、掃除、洗濯、水仕事などの家事をしたり…毎日指先を酷使する人からすれば、綺麗を保つのが難しいという場合もあります。今回は忙しい中でもちょっとした習慣をつくる事で一段綺麗に見せられる方法を伝授します。

爪の綺麗はまず形から

毎日何かをするのは難しい、という人はまず爪を切る時の習慣付けから行いましょう。爪が伸びたら爪切りを使用する、という人が多いのではないでしょうか。しかし、爪切りは爪に強い力がかかってしまい、元々層になっている爪に使用することで層が少しずつ壊れ、二枚爪などの爪が割れる原因にもなります。そこで爪が割れるのを防ぐために、綺麗な爪に整えてくれる爪専用のヤスリ「ネイルファイル(別名エメリーボード)」の使用をおすすめします。ファイル(file)とは英語で「やすり」という意味であり、この名前がついています。また、このネイルファイルを使って爪の長さや形を整えることを「ファイリング」と言います。ネイルサロンでもこの名前がよく使われています。ネイルファイルは爪のサイドや裏にもしっかり当てて理想の形を作れるので、おすすめです。購入する場合は、水洗いで何度も使えるものが便利。やすりの粗さを示す「グリット」数は240以上のものを選びましょう。仕上げに断面を整えるときは、さらにグリッド数が高いものだとよりきれいな仕上がりになります。長い爪を切るときは最初からネイルファイルを使うのは大変なので、一旦爪切りである程度短くしてからネイルファイルを使いましょう。爪が乾いていると割れやすいので、お風呂上がりなど爪がやわらかくなっている時に爪切りを使うのがおすすめです。切る時は、まずは爪の端からはじめ、徐々に中央に向かって切ります。1つの爪に対して、数回に分けて細かく切ります。

爪が綺麗に見える長さは決まっている

指を細く長く見せる為に、爪を長く伸ばしている方は多くいらっしゃると思いますが、実は爪には美しく見える適切な長さがあります。指の腹から見て、爪の先が2~3㎜ほど出ているくらいの長さが一番爪をキレイにみえると言われています。長くし過ぎると、せっかくお手入れを頑張っていても清潔感に欠けて見えてしまうことがあったり、折れやすくなってしまったりと危険を伴うこともあります。長すぎる爪は思い切って短くして、清潔感あふれる上品な爪を目指しましょう。

爪の形の種類を決めよう

爪の形は大きく分けて4種類に分かれており、それぞれ手の印象を変える事ができます。自分の好みにあった爪の形に調整しましょう。

①ラウンド

爪先端がゆるやかにカーブしていて、サイド部分はストレートに整えられた形。強度もあるため人気の爪の形です。爪が小さい、平たい、短い、長い方でも似合い、ナチュラルで自然なイメージにまとまるのもこの形の魅力です。初心者の方におすすめです。

②スクエア

その名の通り、四角い形です。強度があり、定番の形でもあるスクエアは、先端をストレートに削るようにするだけなのでお手入れが簡単なのも魅力のひとつ。ただし、先端の角がとがっている分、服や髪が引っ掛かりやすいので注意が必要です。

③スクエアオフ

スクエアの角を少し丸く削った形。衝撃に強く、欠けにくいので自爪をのばしている方には特にオススメです。お手入れもとても簡単です。

④ポイント

オーバルの角をさらに削って爪先を細くとがらせた形。ある程度の長さが必要となり、先端が細い分折れやすいという点がありますが、セクシーで女性らしいこのデザインは、大人っぽくクールな指先になります。自爪よりも、スカルプチュアやジェルネイルなどの強度を補強したネイルの際に人気です。

⑤オーバル

爪先を少しとがらせて、ラウンド型よりもさらに削って丸みをつけた形です。先端はとても細く仕上げるのが特徴なので、強度は弱くなってしまいますが繊細な女性らしさがあります。指を長く見せる効果もあり、こちらも人気な形です。ラウンド同様、初心者の方におすすめです。

爪の表面を磨こう!

ネイルファイルとは別に、爪の表面を削るためのスポンジタイプのやすりがあり、これを「バッファー」と言います。仕上げに表面を磨くことで、カラーをしていなくても光沢のあるキレイな爪を演出することができます。ネイルバッファーは、立体的で目が粗い面と細かい面の2種類、もしくは3種類あるものが一般的です。バッファーにはよく数字がついていて、数字が大きくなる程ヤスリの目が細かくなります。まず粗い面を使って、優しく円を描くように爪表面の凹凸を無くし、次に細かい目の面で滑らかに整えていきましょう。ただし、やり過ぎると爪が薄くなって割れやすくなってしまうので、軽くこするように使います。仕上げに、シャイナーで磨き、キューティクルオイルを塗って爪全体に馴染ませましょう。

爪のピンク色の部分を増やそう

綺麗な爪と言えば、すらっと長い爪ですよね。爪の形は人によって様々ですが、短い爪がコンプレックスという人もいます。また昔は長かったのに、大人になったら短くなってしまったというタイプの人もいます。爪のピンク色の部分が短いのは、乾燥が原因している事も多いので、まず爪を乾燥させないよう心がけましょう。今はアルコール消毒が習慣になっているので、爪先が余計に乾燥しやすいです。オイルをしっかり爪に塗ります。その時必ず爪の裏側からもオイルを垂らしましょう。実は表面より爪の裏の方がオイルが染み込みやすいという特徴があります。爪の裏側からオイルを塗ることによって、爪と皮膚をつないでいる層が剥がれにくくなり、結果的にピンク色の部分を伸ばせるようになります。また、爪に衝撃を与えないということも大切です。爪を切る時に爪切りではなくヤスリを使うこともピンクの部分を増やす効果があります。食器洗いをする時は素手で行わず、ゴム手袋をはめて行い、爪の周りを保護するよう心がけてください。

オイルは1日5回以上!!

オイルを塗るとはいっても朝や夜寝る前に一度だけ、日中は気が向いたら程度という人が圧倒的に多いはず。実はオイルを塗る時は1日5回以上がおすすめとされてます。回数が多くかんじるかもしれませんが、例えば朝起きた時と昼、夕食の時だけでも3回になります。最初からいきなり5回がむりでも、少しずつ回数を増やして習慣にする事が大切です。爪まわりのささくれや乾燥が酷いと感じる場合は、ハンドクリームを塗る際に一緒に塗ってしまうといいでしょう。もしジェルネイルをしている場合もジェルネイルの上からオイルを塗りましょう。ジェルネイルにオイルなんて意味が無いと思われるかもしれませんが、爪のまわりにしっかりと水分と栄養を与えることが爪の保湿に繋がり、爪まわりの皮膚を柔軟にすることが爪を守ることになるのです。

バランスのよい食事で爪のデコボコを防ぐ

ポリッシュを塗ると、爪の縦線や横線が浮き出て全然綺麗にならない!という悩みを持つ人は意外と多いです。爪の縦線や横線は乾燥だけではなく、栄養不足などが原因になっている事も多いので、縦線や横線が消えないという人は食生活を見直しましょう。一般的には縦線は大人にほぼ見られるもので、老化も一因にはなっていますが、縦線は亜鉛不足と言われています。レバーや牡蠣、海苔、赤身肉などを多く食べるように心がけましょう。亜鉛が含まれている食事は家で調理しづらいものも多いので、外食の時にメニューを頼むという方法もおすすめです。また、強いストレスがかかった時は爪が成長をやめてしまうので、横にガタガタした線が生まれてしまうことがあります。

深爪が酷い場合はネイルサロンで矯正を

爪を噛む癖がある、むしってしまう癖がある等で爪を伸ばせなかったり爪が弱くて折れやすい人がいます。こういった深爪に対しては、ネイルサロン深爪矯正を行っています。字詰めにジェルを塗り、歪んだ爪を矯正しながら少しずつ伸ばして行くという方法が主流です。また、アクリル素材のカバーをする事で、噛んだりむしったりすることができなくなり、じょじょにその癖が抜けて健康的な爪を取り戻すというやり方もあります。半年〜一年程度で綺麗で健康的な爪を取り戻すことができます。仕事柄ネイルができないという人にむけた矯正を行っているサロンもありますので、深爪に悩んでいる人は気軽に相談してみてくださいね。

まとめ

爪を綺麗にしたくてもネイルサロンにいく時間がなかったり、お金を節約するためになかなか足を運べなかったりしますよね。ネイルサロンで綺麗にしなくても、自分の日常の一手間で爪はどんどん綺麗になります。ネイルをしていなくてもはっとするほど綺麗でピカピカの長い爪の人にも憧れますよね。自分が思っている以上に爪は日常生活で負担がかかっていて、ケアをしないと割れたり欠けたりデコボコになったりしがちです。綺麗な爪を目指して、できる事からこつこつ爪の美化の努力をしましょう。

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