「夏の汗」より臭い!?「冬の汗」対策!

「夏の汗」より臭い!?「冬の汗」対策!

一般的に、「気温の高い夏のほうが汗をかく」と言われていますが、「冬の汗のほうが夏の汗よりも臭い」ということはみなさんご存知でしょうか?

汗をかくことが少なくなる冬場では、ミネラルやアンモニアなど、臭いの元となる成分を血管に再吸収させる役割を持つ汗腺の機能が衰えるため、夏よりも臭いがきつい汗が出ます!

汗腺機能が落ちてネバネバ汗となる

 汗の原料は、汗腺が血管から汲くみ取った血液です。汗をたくさんかく夏は汗腺の活動がよく、血液成分が少ないサラサラな汗をかきやすいと言われています。しかし、夏と比較してあまり汗をかかない冬は、汗腺の機能が落ち、成分が濃ゆいネバネバ汗をかきやすいのです。

しかも保温性を重視し、通気性を抑えた衣服の重ね着をするため、汗が衣類内にこもって濃度がさらに上がってしまうのです。こうして濃縮された汗のニオイが、コートやセーターを脱いだとたん一気に出て、むっと生臭い「冬の汗臭」となってしまうのです…!

 しかも、冬のコートやセーターは夏物よりも洗濯する機会が少ないため、染み込んだ汗や皮脂が酸化したり雑菌が繁殖しやすく、かび臭い衣類の「付着臭」になります。また、外出先のたばこの煙や食事の油のニオイなども衣類にこびりつくと、さらに不快なニオイをつくってしまいます。

汗は濡れタオルで拭く

汗を皮膚になるべく残さないことが、汗臭予防の基本です!

乾いたタオルやハンカチで汗を拭うだけだと、水分だけが吸い取られ、ミネラルやアンモニアなどのニオイの元まで拭き取れない可能性があるのですが、これらの成分は水で拭き取ることが可能です!

なので、濡れタオルや汗拭きシートなどを使用すればより安心して脇汗の匂い予防に繋がります!

雑菌を増やさない

毎晩のバスタイムでわきの下などのニオイが気になる部位を丁寧に洗いましょう!ニオイの原因となる雑菌をなるべく取り去ることが肝心です!

運動習慣で汗腺を鍛える

頻繁に汗を出している汗腺から出る汗はニオイ成分の濃度が薄くなるため、運動をすることで汗臭対策につながります。体を鍛えながらニオイケアをしましょう!

まとめ

日々のケアをして、職場で、会食の場で、満員電車などのストレス汗をかきやすい場所で、不快なニオイを発しない対策をしていきましょう!

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