唇の整形

唇の整形

昔と比べると、手軽にできるようになってきた整形。その整形の種類も多様化してきました。今回は唇の整形に注目してみます。

種類とその方法

◎スマイルリップ
唇のボリュームを変えるだけではなく、なりたい形に唇を整えるという韓国でも人気の新しい美容法です。お手軽な注入法や長期効果が期待出来る切開法で、口角がきゅっと上がった愛され唇が作れます。真顔でも笑ったときでも、口角が常に上がっているように見えるので、優しい顔つきになれます。
ボトックスやヒアルロン酸を注射で注入するやり方と、唇を切開するやり方があります。
注射の場合はメスを使わないので、傷跡や腫れの心配が無く、注入直後から効果を実感できます。内出血や赤み、腫れが出る場合もありますが、1〜2週間で落ち着きます。
切開する場合は翌日から化粧をすることができますが、施術1週間後に抜糸の必要があります。腫れや内出血は1〜2週間ほど続き、傷跡の赤みは2〜3ヶ月続きます。切開するので、施術を受けたことがばれやすいでしょう。


◎ヒアルロン酸注入
薄い唇を厚く、ぽってりとした女性らしい唇にすることができます。ヒアルロン酸は元々体内に存在する保水成分なので、アレルギーの心配がありません。透明なジェル状の物質で、保湿成分もあるので、ぷるっとしたみずみずしい印象にもなります。注入されたヒアルロン酸は時間経過と共に分解吸収されてしまうので、なくなってしまいます。ヒアルロン酸の種類にもよりますが、持続効果は数ヶ月〜2年程度です。
唇は年齢とともに痩せて薄くなっていきます。厚くすることはセクシーな印象を与えるだけでなく、若々しい印象も与えることができます。
唇を厚くする場合には「赤唇」に注入し、スマイルリップを形成する上では「白唇」への注入がメインとなります。


◎脂肪注入法
脂肪吸引で取り除いた自分の脂肪を、注射針を使って唇に注入します。自分の脂肪を使うのでアレルギー反応など異物反応が起きず、変に唇が腫れたりしないのが特徴です。
注射による注入なので傷跡は残らず、洗顔や化粧は翌日から可能です。

◎ガミースマイル
笑った時に上唇が上がり、歯茎の大部分が見えてしまう状態のことを言い、笑顔に自信がなくなるなどの悩みを抱える人も多いです。歯茎を自然な状態に調整するのがガミースマイル修整です。メスを使わずに治療する「注入法」と「手術」で治療する方法があります。
施術は全て口の中から行うので、傷跡はわかりません。縫合の際は、溶ける糸を使用する病院もあるので、その場合は抜糸の必要がありません。修整することで上品な口元が作れます。

◎鼻下短縮術(リップリフト)
鼻の下の付け根部分の皮膚を切除し、縫合することで鼻の下を短くさせる方法です。鼻の下が長いと、顔全体が間延びした印象になってしまいます。また、年を取ると鼻の下から上唇が伸び、上口唇が薄くなってしまいます。これを改善することで、口周りが若々しくすっきりとした印象になります。
縫合の際に上唇が引っ張られるので、唇に女性らしい立体的な厚みを出すことができます。傷跡はほとんど目立ちません。
鼻が上向きだったり、鼻の真ん中の付け根が奥まっているケースも鼻の下が長く見えてしまいますが、この場合は鼻の形成手術が適しています。まずはカウンセリングで自分に適した治療法をしっかりと医師に診断してもらいましょう。

◎唇を薄くする
厚ぼったい唇、俗に言うたらこ唇を薄く整える手術です。
唇の粘膜には内側(口腔内)と外側があり、中心に境があります。唇を薄くしたい場合は、この境の線を乱さないよう粘膜と粘膜下組織を適量切除します。髪の毛より細い透明な糸を使って、唇の粘膜の部分を縫い縮めるので傷跡は目立ちません。
唇を薄くしようと大きく切除すると、上下の唇が閉じなくなる恐れがあるので、やり過ぎには注意しましょう。また、唇の組織を切除しすぎると、感覚が麻痺することもあります。
抜糸は術後10日目に行い、腫れは2週間程度で落ち着きます。傷跡は3〜4ヶ月でほとんどわからなくなります。翌日から化粧はできますが、唇は避けましょう。

まとめ

いかがでしたか?唇の整形と一口に言っても、様々な唇の悩みに対応した方法が存在します。唇に悩みがある方は参考にしてみてください。

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