オイリー肌(脂性肌)さんのメイク

オイリー肌(脂性肌)さんのメイク

朝頑張ってメイクをしても、昼には過剰な皮脂のせいで台無しに…なんてことが多いオイリー肌さん。メイク直しに時間を取られ、ストレスにも感じる人も少なくありません。
オイリー肌向けのメイクを知って、その悩みを少しでも減らしましょう!

下地

オイリー肌さんが重視すべき化粧下地ポイントは「皮脂を弾く力」です。皮脂崩れ対策の成分が入っているものを選びましょう。
皮脂崩れ対策成分はオイル成分であるにも関わらず、油を弾く性質を持っています。勿論水は弾き、かつメイクと皮脂が溶け合わないので化粧持ちが長いです。
普段使っているファンデーションがお気に入りだけど持ちが良くないという場合、まず化粧下地を切り替えるだけでも変わってくるかもしれません。

ファンデーション

ファンデーションには大きく分けて「パウダーファンデーション」「リキッドファンデーション」「クリームファンデーション」があります。
この内、油性成分の多く含まれているのはクリームファンデーションです。その次がリキッドファンデーション、最も油が少ないのはパウダーファンデーションです。
皮脂浮きや皮脂崩れを防ぐには、皮脂の油と化粧品の油が混ざり合わないことが重要です。そのため、オイリー肌さんの化粧崩れ対策に適しているのは、油分の少ないパウダーファンデーションが一番いいでしょう。

<パウダーファンデーション>
パウダーファンデーションは、過剰に分泌された皮脂を吸着してくれる働きがあるので、テカリやメイク崩れを防いでくれます。厚ぼったくなりにくいので、メイク直しも簡単です。
乾燥しやすいというデメリットもあります。メイク前のスキンケアはしっかり行いましょう。
また、オイリー肌と思っている人で実は乾燥肌の人がいます。肌は乾燥し過ぎると、足りない油分を補おうと皮脂を多く分泌してしまいます。このような「隠れ乾燥肌(インナードライ肌)」の場合は、パウダーファンデーションを使用すると乾燥が悪化してしまうことがあるので注意しましょう。

化粧持ちのコツ

<スキンケア>
ベーシックな朝のスキンケアは、洗顔→保湿→メイクの順番です。
しかしオイリー肌は保湿の後、メイク前に「ティッシュオフ」を取り入れることで化粧持ちがかなり改善されます。
①いつも通り化粧水→乳液の順で保湿
②5分程置いたら、乳液を肌に馴染ませる
③ティッシュペーパーを1枚顔に乗せ、Tゾーンなど脂の多いパーツを中心に軽く両手で押さえる
④下地を塗り、メイクに入る

<ファンデーション>
スキンケア後は乳液などが肌に馴染むよう少し時間を置いてからメイクに入りましょう。
化粧下地・ファンデーションは、肌悩みが気になるパーツは厚塗りしないよう、薄く均一に付けていきます。厚塗りをしてしまうと、そこから化粧崩れしてしまいます。
気になる部分はコンシーラーやコントロールカラーを使うと、ファンデーションも薄付きにできます。

フェイスパウダー

上記の対策だけでは足りない方は、フェイスパウダー(粉おしろい)を追加して使ってみると良いでしょう。
元々フェイスパウダーとは、リキッドファンデーションなどを塗った後の仕上げや、化粧直しの時に使うアイテムです。しかし、オイリー肌さんのメイク対策として使用する場合は、ファンデーションを塗る前に使うと効果的です。特に皮脂の多さを感じる部分だけに使うのもいいでしょう。
①化粧下地を塗る
②4〜5分置き、下地を肌に馴染ませる
③フェイスパウダーを多めにはたく
④フェイスブラシで余分な粉を落とす
⑤ファンデーションを塗る

メイク直し

メイクが崩れたままパウダー類を塗ると、ヨレやすく何度も重ねることになるので、毛穴詰まりが目立ってしまいます。キレイな肌に重ねれば、厚塗りになる心配もありません。
メイク直しは気になった時に行えば大丈夫です。ランチ休憩やお手洗いに行った時が、直しやすいタイミングの人も多いでしょう。

*何も付いていないキレイなスポンジで軽くポンポンと叩いて、崩れたメイクや油分を取るだけでも見え方は回復します。
*余分な皮脂をしっかり取るために、脂とり紙を使うのもいいでしょう。しかしやり過ぎると、かえって皮脂の取り過ぎや、さらに皮脂を分泌させてしまうこともあるので注意しましょう。
*脂とり紙やティッシュを使用する際、決して拭き取るように使ってはいけません。肌を傷つけないよう、優しく押さえましょう。
*余計な油分を取って肌をフラットな状態にしたら、その上からパウダーファンデーションを乗せるとテカリがおさまります。

まとめ

オイリー肌さんでなくても化粧崩れはどうしても起きてしまいます。特に化粧崩れしやすいオイリー肌さんは、自分に合ったベースメイクにしていくことで負担も軽減するのではないでしょうか?
スキンケアの段階からメイク完成まで、気をつけるべきポイントは沢山ありますが、もし普段やっていないことがあれば、取り入れてみると化粧持ちも変わるかも?
是非実践してみてください!

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