”小鼻縮小術”で小鼻を小さく整える!

”小鼻縮小術”で小鼻を小さく整える!

小鼻が横に広がっていたり、鼻の穴が大きいと、顔の中心にある鼻は必要以上に存在感が出て目立ってしまい、バランスも悪く見えてコンプレックスになってしまうことも…
そんな悩みの小鼻は、美容整形術で半永久的に小さくさせることができます。

小鼻が与える影響

日本人の小鼻は皮膚が厚く丸みを帯びた形をしているため、存在感が出てしまい、横に広がって見えることがあります。 特に顔を正面から見た時に、小鼻のふくらみや鼻の穴の大きさは目立ちやすく、顔の第一印象に大きく影響します。
比較的顔が小さい女性や鼻の高さが十分にある方は、小鼻が大き過ぎると他のパーツとのバランスが悪くなったり、顔全体が男性的に見える原因にもなります。

さらに、鼻尖部(鼻先)の丸みのせいで幼い印象を与えやすいので、小鼻にコンプレックスを感じ、小さくしてすっきりさせたいと考える人が少なくありません。

小鼻は別名 鼻翼とも言います。
顔全体で見た場合の適切な鼻翼幅は、鼻の長さ(鼻根部から鼻尖部まで)の70%、あるいは内眼角間距離(眼と眼の間の距離)に等しいとされています。つまり、鏡を見た時に、両目頭から垂直に下ろした垂線の範囲をはみ出してしまうと小鼻は大きく見え、日本人の平均目頭間の距離を考慮すると35mm+α程度が理想的なのです。
小鼻を小さくさせることにこだわりすぎて、この理想値を大きく下回ってしまうと、かえってバランスが悪くなってしまいます。

小鼻縮小とは?

鼻翼が横に大きく広がったり、鼻が大きく見えて目立ってしまっている場合、美容整形術で小さくさせることができます。この方法を「小鼻縮小術(鼻翼縮小術)」といい、半永久的に理想的な鼻を保てます。

鼻翼縮小術には外側法と内側法と二種類ありますが、傷跡を気にしたり効果の違いで選ぶのではなく、元々の鼻翼の形で手術方法が決まってきます。鼻の先端が高く、横にも大きく張り出している場合と、鼻の高さが低く、横への張り出しも少ない場合とで、切開する部分や切開の大きさが人によって少しずつ異なります。
他にも、切開せずに糸を使って小鼻を小さくする「鼻翼縮小埋没法」、BNLS注射など脂肪溶解注射によって小鼻を小さくする方法もあります。

また、鼻をスッキリと見せるために高さも必要になる場合には、高さを出す「隆鼻術」や「鼻尖形成術」、「ヒアルロン酸注入」など、他の鼻治療を組み合わせることもできます。


<おすすめの方>
*鼻の穴を小さくしたい
*鼻の穴が横に広がっている
*正面から見て鼻の穴が目立つ
*小鼻を小さくしたい
*小鼻の左右差が気になる
*鼻をスッキリした印象にしたい
*小さくてかわいい小鼻に憧れている

施術方法〜切開編〜

鼻翼基部内側切除術(内側法)

鼻の穴が大きいが、小鼻は外に張り出していない方、又は少しばかり張り出している方に有効な方法です。
鼻翼の幅を小さくするために、主に鼻の穴の内側、前庭部・鼻孔底部の皮膚と組織を切除して小さくさせます。鼻孔底を紡錘型に切除する際、一部を有茎として残してそれを軸にして、先端部の皮弁を皮下トンネル通して反対側に引出し、反対側鼻孔底の皮下組織に縫合します。施術時間は20〜40分程度です。

糸で引き寄せるだけでなく、皮下組織自体で引き寄せ、また瘢痕硬縮の作用もあるので、効果的な方法です。
内側を切開するので傷跡は外から見えませんが、切除部分が少なくなってしまうため、外側法に比べて鼻翼を小さくすることができません。

鼻翼基部外側切除術(外側法)

鼻翼の横の張り出しが大きい、いわゆる「あぐら鼻」の方に有効な方法です。
鼻翼の外側の余分な皮膚と組織を切除して小さくさせます。鼻翼と頬の境目(鼻翼の立ち上がり)にベースの切開線をデザインし、三日月型に、平均幅3~5mm×長さ10~12mm程度で皮膚を切除します。個々によって切除量が異なり、もともとの左右差も考慮して左右でデザインを変えることもあります。

外側を切開するので鼻翼の基部に傷が残こりますが、鼻翼と頬の境目に傷が目立たないようデザインされるので、切開線はほとんど目立ちません。3カ月程度かけて傷跡は消えていきます。
しかし、この部分は脂腺が多いので、人によっては他の部分の傷に比べて目立ってしまうことがあります。

鼻翼基部外側内側切除(内側法+外側法)

別名「全層切除」とも呼ばれています。鼻の穴が大きく、小鼻が大きく横に張り出している方に有効な方法です。

鼻の穴の中から鼻翼の外側にかけて余分な皮膚と組織を切除して縫合することで、内側切除と外側切除の両方の効果を得ることができます。

フラップ法

鼻翼の幅と鼻孔底が横に広い方に有効な方法です。
鼻翼の印象を小さく見せたい方の中でも、なるべく鼻の傷を目立たなくさせたい方や、効果を長持ちさせたい方などに適しています。

フラップ法とは、軟部組織弁(フラップ)と呼ばれるものを作り出し、それを反対側に引き込むことで後戻りを軽減させ、鼻全体を引き締まった感じにする方法のことです。他の方法では切除してしまう軟部組織を根が残るように残して軟部組織弁とし、皮下にトンネルを作ってその下を通し、左右に引き込むように固定します。
やや手間はかかりますが、狭まった幅は広がりにくいために、手術直後から安定した結果が得られ、傷も目立ちにくく、その結果は長期間にわたって維持できます。

施術方法〜切開なし編〜

鼻翼縮小埋没法

切開はせずに、細い糸を使って短時間で小鼻を寄せて縮める施術です。小鼻のわきの部分から針を使用して糸を挿入し、糸を結ぶことで縮小させることができます。鼻の穴もやや小さくなります。

メスを使わないのでナチュラルな仕上がりで、ダウンタイムもほぼありません。施術時間は約15分で、比較的簡単に施術が行えます。
糸を通しているだけなので、仕上りに満足いかなかったりした場合に糸を抜去することで元に戻すことも可能ですが、抜去せずとも時間経過と共に糸が切れてしまうリスクがあります。また、余分な皮膚を切除していないので、過度に糸で縮小させると不自然な仕上りになってしまいます。

小鼻縮小の程度は少量~中程度のため、鼻翼の張りが強い方にはおすすめしません。

BNLS(脂肪溶解注射)

BNLSは、植物から抽出した成分を主成分とした脂肪溶解注射のことです。植物由来成分を主成分としているので、体への負担が非常に少なく、ダウンタイム・副作用がほとんどないのが特徴です。

この注射によって小鼻の脂肪を溶解させ、小鼻を小さくすることができます。注射によるプチ整形の施術なので、比較的安価で手軽に受けられますが、複数回の注射が必要なことと注射による痛みがデメリットになります。
鼻の穴の大きさを変えたい方には向いてません。

まとめ

切開する治療の場合、どの方法でも共通して注意すべき点は、やりすぎないことです。切り取った組織を元に戻すことはできません。また、鼻の穴が小さくなり過ぎると見た目が悪いだけでなく、空気の通りにも悪影響を与えます。

一方で、切開をしない治療法は効果が永続的ではないので、「お試し」と捉えるのが良いでしょう。切開する治療をする前に、小鼻が小さくなったらどのような印象に変わるかを見てみたい、といった場合などに検討することをおすすめします。

小鼻縮小術は治療法が様々なので、お悩みや理想に合わせて、自分の顔・鼻に適切な方法を見つけることができます。
小鼻を小さくさせたくても、マッサージやメイクで誤摩化すには限度があります。放置していても解決されることはないので、小鼻でお悩みの場合は、まずはクリニックでカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?

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