白湯がすごい!冬のお悩みを解決する白湯の効果とは?

白湯がすごい!冬のお悩みを解決する白湯の効果とは?

寒い季節の美容には、白湯が効果的。実は白湯を飲むことで、さまざまな健康・美容効果が得られるんです!とってもカンタンで誰にでもすぐにできて、なおかつ効果を感じやすい白湯。これを読んだら、今日からすぐにでも実践してみたくなりますよ!

白湯とは?

白湯は、一度湧かしたお湯を少し冷ました状態にしたもののこと。一旦沸騰させることで、カルキなどの不純物を取り除くことができます。温度は40~50℃くらいのものが飲みやすいでしょう。

白湯の効果

便秘の解消

便秘の原因はさまざまありますが、要因として「内臓の冷え」「水分不足」などが挙げられます。内臓が冷えていると、活動が鈍くなってしまうのです。温かい白湯が腸内に届くと、胃腸を温め、活動を促す効果があります。また、溜まった便を柔らかくして、排泄しやすくしてくれます。また、普段から白湯を飲むことで、便秘の原因になりやすい水分不足を補うことができ、老廃物を溜めない体づくりに役立ちます。

冷え性改善

女性の冷え性の原因には「自律神経の乱れ」「血流の悪さ」などが挙げられます。ストレスなどによる自律神経の乱れは、脳の体温調整の命令がうまくいかなくなり、冷えを引き起こします。白湯をゆっくりとリラックスしながら飲むことができれば、ストレスの軽減だけでなく、白湯の温かさにより体全体が温まり、血流を促進することができます。手足の先など、体のすみずみまでしっかりと血液がめぐると、次第に体温も上昇し、冷え性の改善に役立ちます。

ダイエット効果

人間は呼吸をしたり心臓を動かしたり、座っているときや睡眠中にもエネルギーを消費していますが、これを基礎代謝と呼びます。ダイエットとして効率的にエネルギーを消費するためには、この基礎代謝を上げることが理想とされています。基礎代謝は体温を上げることにより向上しますが、白湯を飲むことにより、体を芯から温めることができるため、基礎代謝向上につながり、痩せやすい身体づくりができるのです。

美肌効果

白湯は、体を温め、血行を促進する効果があります。そのため、細胞のすみずみまで血液が運ばれ、細胞が活性化されます。また、細胞の活性化により、肌のターンオーバーが正常化され、くすみやシミ、毛穴トラブルなどの改善にも効果があると言われています。

二日酔いの解消

お酒を飲んだ次の日も気持ち悪さが続く二日酔い。原因は、有毒なアセトアルデヒドが分解されず、体内に残っているために、頭痛や吐き気などを起こしてしまいます。アルコールには利尿作用があり、体内が脱水症状になりやすいのですが、脱水状態になっていると、アセトアルデヒドの分解速度が落ちてしまいます。これを解消するために白湯が効果的。温かい白湯は体内での吸収がよく、早く二日酔いを解消することができます。

薬の吸収を促進する

薬がきちんと効果を発揮するには、胃や小腸で薬が溶けることが望ましいとされています。冷たい水で薬を飲むと、薬の融解速度が落ち、身体への吸収が悪くなってしまいます。そのため、白湯で薬を飲むことによって、胃や小腸で溶けやすくすることができます。ただし、50℃くらいの白湯だと、熱くて薬が飲みにくい場合がありますので、その際はもう少し冷ましてから飲むようにするとよいでしょう。

白湯の作り方

やかんや鍋に水道水を入れて沸騰させます。プツプツと小さい泡ではなく、ボコボコと大きな泡が出るまで火にかけてください。可能であれば15分ほど煮立たせたあと、火を止めます。その後、マグカップなどに注ぎ、15分ほど冷ましてから飲みましょう。ちなみに熱湯を冷ます際に、水を入れたり氷を入れたりすると、せっかく沸騰させて取り除いた不純物が入ってしまう可能性がありますので、自然に冷めるのを待ちます。しっかり沸騰させると、口当たりがまろやかになると言われています。また、一度沸騰させたお湯を再度温め直すのはやめましょう。何度も熱することで水の化学変化が起こり、身体に有害な物質ができてしまうためです。

ポットのお湯に関しては、沸騰したばかりのものであればOKです。そのままコップに出し、冷ましてから飲みます。

コップ1杯分だけ白湯を作るのであれば、電子レンジで水を温めればすぐ白湯ができます。耐熱性のマグカップに水を入れ、500Wの電子レンジで1〜1分半くらい温めるだけ。

ミネラルウォーターを沸かすのはやめた方がいいでしょう。沸騰させることにより、ミネラルウォーターに入っている成分が抜けてしまいます。

白湯の飲み方

白湯で健康・美容効果を得るためには、飲む量と飲むタイミングが大切です。白湯は1日約600~800mlほどを3~5回に分けて飲むようにしましょう。つまり、1回に飲む量は150~200ml(1.5~2カップ)ほどです。また、白湯を飲むタイミングは以下の通りです。

朝、起きてすぐ

朝起きてすぐは、内臓が冷えているタイミングです。白湯を飲むことで内臓が温まり、消化力が高まります。朝食の30分前くらいまでに飲むと、食事の栄養素をきちんと消化・吸収できるようになります。

食前

朝食の際と同様、昼食や夕食の30分くらい前に白湯を飲んでおくと、胃腸の消化吸収を助けます。食事中や食後に大量に水分を摂ると、胃酸が薄まることで消化に多くの時間がかかり、胃や腸に負担をかけてしまう恐れがあるので注意が必要です。

夜、寝る前

白湯にはリラックス効果がありますので、寝る前に飲むことで、身体が温まることによって、入眠や睡眠の質が向上します。また、寝ているときにはコップ1杯分の汗をかくと言われています。睡眠前に水分を摂ることで、乾燥や脱水を防ぐことができます。

白湯が飲みづらいときには

味のないお湯を飲むのは、慣れないと少し飲みづらいと感じる方もいます。その場合は、少しだけ味をつけて飲みやすくしてもOK。たとえば、カップ1杯の白湯に対し、はちみつをティースプーン1杯入れてはちみつ白湯にしたり、しょうがと少量の砂糖をいれることによってジンジャー白湯にしたり、レモンを入れるのもおすすめです。ただし、入れすぎは禁物。カロリーを摂りすぎてしまう可能性があります。

白湯を飲むときの注意点

健康・美容にとっても効果的な白湯ですが、飲み方に少しだけ注意が必要です。白湯の効果を最大限にするために、注意点を守って飲むようにしましょう。

一度にたくさん飲まない

先ほども触れましたが、一度に多量の水分を摂取すると、胃酸が薄まり、消化作用に逆効果になる可能性があります。食前・食事中・食後すぐにたくさんの水分を摂ることは避けましょう。また、吸収がよい白湯は、たくさん飲むと身体に水分を溜めてしまい、むくみの原因になってしまうかもしれません。目安の800mlを一度に飲まず、1回あたり200ml程度にとどめるようにしましょう。

一気に飲まない

さらに、50℃ほどのお湯とはいえ、一気に飲むと、のどの粘膜などがやけどのようになってしまうこともあります。熱いものが苦手な方は特に、少しずつ飲むようにしましょう。

最後に

白湯は本当に手軽に続けることができ、なおかつさまざまな嬉しい効果が得られる優れもの!また、生まれたばかりの赤ちゃんにも飲ませることができるほど安全なものでもあります。また、めんどくさがりな方も始めやすくて続けやすいので、これからの寒い季節にはぜひ実施してほしい健康・美容方法です。また、続けることによって、夏の冷えにも効果を発揮します。冬場の代謝が下がりやすい今こそ、白湯を習慣にして、元気で美しい身体を手に入れてくださいね!

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