朝晩は少し肌寒くなって、長袖を着る日が増えてきましたね。まだまだ暑い日も多く、半袖を着る日もありますが、ゆったり秋を感じられ、だんだんと肌の露出も少なくなってきました。服に隠れてムダ毛を意識する日も少なくなってくるので、脱毛は来年夏に考えよう…そう思っている人も多いのではないでしょうか。実は脱毛は秋スタートが良いと言われています！つまり、まさにこれからが脱毛の季節。何故秋のスタートが賢いと言われるのでしょうか？その理由とスタートのタイミングや注意をご紹介。いつから脱毛を始めるか迷っている人も必読です。
なぜ賢い人は秋スタート脱毛を選ぶ？その理由
季節関係なく脱毛を始める人が多いですが、脱毛は長期戦になるので、季節を考えて始めるのが実は賢い方法です。ではなぜ秋に開始するのが良いと言われるのでしょうか。
紫外線が弱くなり日焼けしづらくなる
脱毛をする時には、脱毛器で照射をします。それは毛根にある黒い色に反応して集まる性質を持っていますが、日焼けをして肌自体が濃く黒い色になってしまうと、火傷や炎症といった肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。万が一施術前に日焼けをしてしまった場合は、脱毛の効果が薄くなってしまうだけでなく、肌トラブルの原因にも繋がります。施術予定箇所の日焼けが強い時には、サロン側から施術自体を断られてしまうこともあります。また、肌が黒い場合レーザーのレベルを下げて施術する事もあり、通常の脱毛より効果が低減してしまいます。せっかく高いお金を払ってもレベルの弱い照射では、毛がなかなか抜けず、予定より長く脱毛施術をしなければいけない可能性も出てしまいます。夏のように日差しが強い時には紫外線の影響も強くなってしまうので、日焼け対策をしっかりと行う必要がありますが、汗をかきやすい季節でもあるので、朝日焼け止めを塗っただけだと夕方には落ちてしまい万全の紫外線対策ができていないこともあります。見た目的には日焼けをしていなくても、夏の日差しに当たって敏感になっている肌に照射すると、通常より痛みが強く出てしまったり、敏感肌の方は施術後肌荒れをおこしてしまう可能性も…。秋になれば、紫外線の量が減り、うっかり日焼けをしてしまう機会がぐっと減ります。また、見た目ではわからないような日焼け機会も減り、秋冬の方が快適に施術を受けられる傾向にあります。
今始めれば来年の夏に綺麗になっている
既に脱毛について知識がある人はご存知のとおり、脱毛は一回で終わるものではなく、毛周期に合わせて何度か通い綺麗になっていく長期戦の施術です。来年の夏綺麗になりたい人が来年の夏に脱毛をやりはじめても間に合いません。例えば、一般的な毛周期に合わせて2ヶ月に1回施術をするとして、自己処理がそこまでいらなくなる程度のお肌を手に入れるためには、最低でも6回～の施術が必要です。その場合は、最低でも施術が完了するまでに1年かかる計算になります。来年夏に肌をみせたい人は今から始める方がスマートに進みます。また、どのサロンやクリニックも春夏は予約が取りづらい傾向にあります。肌を露出する機会が増え、ムダ毛を意識して脱毛をスタートする人が多いためです。せっかくスタートさせても、予約がとれなかったりして計画的に脱毛を進められない可能性が秋冬スタートより高くなります。
施術途中のムダ毛を気にしなくていい
次回の施術をするまでの間は、肌状態にもよりますが、なるべくムダ毛を自己処理するのを控えるべきとされています。特に毛抜きで毛を抜いてしまうのはNGです！脱毛サロンでも注意されることなので、絶対に脱毛後に毛抜きを使うことはやめましょう。脱毛のレーザーはメラニンに反応するで、毛抜きで毛を抜いてしまうとレーザーが反応しなくなってしまいます。施術前は毛抜きではなく電気シェーバーでの自己処理となります。また、施術直後の肌は、外部からの刺激を受けやすく、とても乾燥している状態になっているため、この状態で自己処理をしてしまうと、肌を傷つけやすくなり、ニキビ、毛包炎、くすみなどの肌トラブルに繋がりやすくなります。そのため、施術からしばらくの間は自己処理を控えた方が良いと言われています。それまで小まめに自己処理をしていた方は、ムダ毛が生えている状態が気になるかもしれませんが、無理に自己処理をしてしまうと、肌状態によっては、施術部位が火傷のように赤みが出てしまうことも。秋冬は、肌の露出が減っていくので、周りの人からの視線を気にせずに、脱毛を続けていくことができます。
秋スタートの脱毛で注意すべきこと
秋のスタートはメリットが多いですが、もちろん注意すべき事もあります。それが「乾燥」です。
冬程ではないけどやっぱり保湿がマスト
朝晩が肌寒くなってくると肌が乾燥しやすくなります。乾燥は脱毛の大敵。乾燥した肌はバリア機能が低下しており、施術に痛みを感じやすかったり、肌トラブルが起きやすくなります。また、乾燥によってちりめんシワが出来やすくなり、放っておくと深いシワになっていまう場合もあります。特に若い人は保湿をおろそかにする傾向にありますが、顔だけではなく体もしっかり保湿をしましょう。肌が乾燥しすぎている人には照射ができない可能性があります。秋スタートの人も冬をこえて来年終わるようなイメージになるかと思います。これから冬に向けては特に、十分な保湿を心がけましょう。
保湿された肌はメリットがある
施術へのデメリット解消のための保湿と思われがちですが、しっかりと保湿された肌はメリットがあります。脱毛前の保湿ケアには、脱毛効果を高める働きが期待できます。十分な保湿によって角質層がが柔らかくなり、ライトやレーザーが毛根に届きやすく、また均一に毛穴の奥まで到達するのでムラなく脱毛できるというメリットもあります。また、保湿された肌はバリア機能が働き、照射の際の痛みが軽減され、施術中や施術後の肌トラブルリスクも軽減されます。ただし、施術直前に乳液などをぬりすぎると毛穴に乳液がつまってらいとやレーザーが均一に反応しなくなってしまうので注意が必要です。
脱毛後の保湿とUVケアも必須
脱毛後は肌が非常に乾燥している状態になるので、しっかり保湿をしましょう。保湿はなるべく刺激が少ない保湿剤を選ぶのがポイントですが、普段から使い慣れている保湿剤を使いましょう。テクスチャーが重いクリームやバームなどは、毛穴を詰まらせる原因にもなるので、塗り過ぎには注意です。特に敏感肌の方は油分の多い乳液やクリームは、油分が酸化して炎症の原因になることがあるのでローションなどの少し軽いテクスチャーのものがおすすめです。また、保湿と同時にマストなどがUVケアです。脱毛後クリニックやサロンによっては一旦保湿までしてくれる場合もありますが、UVケアは基本的に行っていません。秋は紫外線が弱くなったと言っても、ダイレクトに紫外線を浴びる事になってしまいます。施術後すぐに屋内ですごす場合も、必ずUVケアクリームを塗るか、UVカットの洋服・マスクなどをつけて紫外線対策をしましょう。
万が一施術中痛みが強かったり肌トラブルが発生したら？
施術中あまりにも痛みが強い場合は必ず申し出ましょう。照射パワーを弱めるなどの対応を取って貰えます。もったいないからといって我慢すると、肌トラブルを起こす可能性があります。肌トラブルが起きている肌は基本的に照射してもらえず、治るまで脱毛ができなくなっていますので脱毛計画が大幅にずれる場合もあります。我慢せずに正直に伝えましょう。また、肌の乾燥などにより肌トラブルが起きた場合は施術してもらっているクリニックやサロンに相談しましょう。脱毛後、肌が軽く赤くなる程度であれば自然な反応なので、数日たてば赤みはひきます。数日経っても赤みが引かなかったり、毛穴が化膿するなどの異常が出た場合はすぐにクリニックやサロンに連絡しましょう。ただし、クリニックであれば薬が処方されますが、サロンは薬の処方が出来ないので別途皮膚科の受診が必要になります。肌の炎症を放っておくと色素沈着などに繋がるので、早めに対処しましょう。
まとめ
メリットの多い秋スタートの脱毛、来年の夏綺麗になっていたい人におすすめです。特に仕事などで忙しい人は脱毛の予約スケジュールに振り回されたくないもの。比較的予約が取りやすい今のうちに始めて、余裕のある脱毛計画を立てましょう。秋スタートの脱毛はサロンやクリニックでキャンペーンをやっていて割安になっている事が多いです。サロンやクリニックを決める際はそれぞれの店舗のキャンペーンチェックしてお得に施術を受けてください。
