忘年会の季節!翌日のむくみ防止&解消方法は?

忘年会の季節!翌日のむくみ防止&解消方法は?

12月が近づいて、忘年会の予定を組み始めている人も多いのではないでしょうか。今年は去年と違いリアルでの忘年会を行っている会社も多く、また12月のコロナ感染拡大を懸念して11月中に行っているところも…。飲み会の季節は寝る時間が遅い日が増えたり、体重が一気に増えたり、胃に負担がかかって体調が悪い日が続いたり…なにかと体調不良になりやすい要素が詰まっていますが、美容的に気になるのが飲み会翌日の顔の浮腫み。飲み会が続くと、翌日朝鏡の前にある自分の顔が膨張しすぎてテンションが下がってしまいますよね。顔がパンパンにふくれたり、普段二重まぶたなのに一重になってしまうという人もいます。12月は慢性的にコンディションが悪かったりしますよね。アルコールを摂取するとなぜ顔が浮腫んでしまうのでしょうか?今回は忘年会の季節にぴったり、アルコールによるむくみの防止と解消方法を伝授します。

飲み会の翌日何故顔が浮腫むのか

人によって個人差はあれど、飲み会の翌日は浮腫みがちですよね。人によっては身体がだるくなってしまったり、普段二重のまぶたが一重になってしまうくらい顔がパンパンに腫れてしまうという人もいます。アルコールの接種によって浮腫むのは大量に水分を摂っているからと思っている人もいますが、それは間違いです。アルコールには強い利尿作用と発汗作用があるので、アルコールを摂取すると体内の水分が外に排出されやすくなります。お酒を飲むとトイレに行きたくなったり、喉が乾くのはそのためです。特にビールは利尿作用が強いので、1リットルの量のビールを飲むと1.1リットルの水分が失われるといわれており、取り込んだ水分以上の水分が排出されてしまいます。さらに、お酒と一緒に食べるものは塩分の高いものが多く、結果体内が水分不足に陥ります。水分が不足した状態のまま寝てしまうので、リンパの流れが滞り、本来寝ている間に排出されるべきだった老廃物が体内に残り、それが顔や手足のむくみとなって表れてしまいます。

食事中「喉が渇いたからビール」はNG?!

喉が渇いている時ってビールがやけに美味しく感じませんか?それには秘密があります。実は人体は胃で水をほとんど吸収しないのですが、アルコールと一緒だと水を吸収するという特徴があります。喉が渇いた時にアルコールを飲むと、喉の乾きが解消されたように感じるのです。アルコールによる利尿作用で、アルコール摂取後喉が渇いたように思う事がよくありますよね。そこで喉の乾きを潤すためにさらにアルコールを飲むと利尿作用が進み余計に水分不足の状態に。特にビールは利尿作用が強いので、喉が渇いた時にビールは余計に浮腫みやすい身体を作ってしまいます。喉が渇いたと思ったらお水をまず飲むようにしましょう。

身体のだるさは飲み過ぎのサイン

顔や手の浮腫みだけではなく、身体がだるかったり重いという症状がでる人もいます。アルコールを分解する途中で生じる「アセトアルデヒド」が体内で分解しきれず、残ってしまった場合にだるさを感じます。日本人はアセトアルデヒドを分解する働きに大きな個人差があり、沢山分解できる人とできない人がいます。翌日にだるさが残っている場合は前日の飲酒量が自分の身体に合っていないというサインななので、お酒の量を抑えましょう。仕事の付き合いでどうしても…という場合は、飲酒時にアルコールの分解を助けるサプリメントなどもあるので活用してみてください。

お酒による浮腫み防止方法は?

以上のようにアルコールは身体の水分を沢山奪うので、浮腫みやすくなってしまいます。とは言え少しでも浮腫まないようにしたいですよね。むくみ防止に効果のある方法はなんでしょうか?

アルコールにはやっぱり水

むくみを防止するには、やはり水が大切です。お酒と同じ位の量の水を飲み、こまめにトイレに行く事で体内の水分の循環を早めてくれます。お水は食事中だけではなく、乾杯の前にまず一杯飲みましょう。利尿作用による失われる水分をこれで補給します。アルコールを飲んでいる間もコンスタントにお水を飲みましょう。アルコールを飲むスピードも遅くなり、アルコールを分解しやすくなります。トイレが近くなったら我慢せずに席を立ちましょう。水分の循環が早まることで、浮腫みの防止になり肝臓えhの負担も軽減されます。むくみ防止という観点から当日の就寝前もコップ一杯の水を飲む事をおすすめします。夜中トイレに起きたり喉が乾いて目が覚めたら都度水分をとってください。

おつまみの塩分量に注意する

いくらお水を沢山飲んでも、塩分の多い食事ですとむくみやすくなります。お店では塩分の多いメニューばかり頼んでないか気にしてみてください。宅飲みの場合は、薄味を心がけたメニューにしましょう。出汁や香辛料を上手く使うことで、薄味でもお酒に合う美味しい食事が取れます。日本人はもともと塩分の摂取量が多めなので気を付けて!

カリウムを摂る

カリウムには塩分の排出を促す効果があります。カリウムは、トマト、ナッツ、アボカド、納豆、イモ類、キャベツなどに多く含まれています。お店のメニューにあれば是非取り入れてください。宅飲みの場合も、カリウムの含まれる食材を積極的に使って、むくみを防止しましょう。カリウムを含む食材も塩分控えめの料理にしてくださいね!

ワインは他のお酒に比較してむくみにくい

できればむくみにくいお酒を選びたい!そう思っている方には白ワインがおすすめです。白ワインにはカリウムが多く含まれており、老廃物の排出を促す作用があります。さらに、ワインであればビールと違いちょっとずつ飲むスタイルになるので、ビールに比べて肝臓への負担が穏やかです。ワインであればチェイサーが頼みやすいという人もいるでしょう。チェイサーはむくみの防止だけではなく、お酒の合間に挟む事で口の中がリセットされ、次のお酒をより楽しく飲めるというメリットもあります。ただし、ワインもアルコールですので、飲み過ぎはもちろん注意。むくみの原因になるので、ほどほどの量にしましょう。

飲酒後にむくみを解消する方法は?

むくみ防止の方法をお伝えしましたが、とはいえ仕事のおつきあいでの忘年会などではなかなか希望通りの事はできませんよね。寝る前にお水を飲んだけど朝浮腫んでしまったという事もあるかと思います。ここでは浮腫みの解消方法をお伝えします。

さっと熱いシャワーを浴びる

朝顔がパンパンに浮腫んでいる!と思ったら熱いシャワーをさっと浴びるのが一番手っ取り早いむくみ解消方法です。飲み会の次の日はぎりぎりまで寝ていたい気分ですが、そこはがんばって早起きしてむくみ撃退の時間を作りましょう。温かいお湯で身体が温まる事で、リンパ管を拡張させ、身体の循環が促進されます。顔が浮腫んでいる時は、身体も浮腫んでいる事が多いので、シャワーで全身をケアするのは有効な方法です。時間があれば、顔に温かい水と冷たい水を交互に当てる温冷法を試してください。目元がすっくりします。最後は冷たいお水で終わらせるようにしてくださいね。

肌の調子が良ければ顔のマッサージを

顔のリンパマッサージは老廃物が溜まって浮腫んでいる顔に有効なむくみ解消方法です。ただし、肌に刺激を与えるので、肌が荒れていたり体調がすぐれていない時(肌が敏感になっている時)は避けましょう。クリームやオイルを使い、摩擦がおこらないように十分きをつけながらマッサージしてください。まぶたの腫れが酷い時は眉毛まわりやおでこをほぐすと目がぱっちりしてきます。最後に耳から鎖骨までのラインを撫でて老廃物を流すのを忘れずに!

そのむくみ、一時的なものですか?

飲み会の次の日だけむくむという場合は心配ありませんが、飲み会関係なく顔がパンパンに浮腫んでいる日が多いというような場合は、肝臓の機能低下など病気が原因の場合もあります。女性の場合、生理前後にホルモンバランスでむくむ事もありますが、むくみが慢性的だと感じたら、一度病院で相談しましょう。

まとめ

12月は仕事が忙しくなりがちな中、忘年会が重なったりと何かと忙しい季節。加えて朝晩はすっかり冷えているので、なかなか朝起きれない!つらーい時期ですよね。美容の事にまで頭がまわりづらいですが、ぱんぱんに腫れた顔で出社は避けたいところ。今回お伝えしたむくみ予防解消方法を是非実践してみてください。年末に向け忙しくなってきましたが、ストレスになる要素をなるべく減らして、良いコンディションを整えましょう!

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