脱毛とお金:医療ローンを組んでまでして脱毛すべき?!

脱毛とお金:医療ローンを組んでまでして脱毛すべき?!

新年が明けて、今年こそ脱毛しようと思っている人も多いのではないでしょうか。脱毛したいと思った時にまず最初にぶち当たる壁は「お金」ですよね。特に学生さんや社会人なりたての人、専業主婦で自由に使えるお金が少ない人は悩みのポイントかと思います。脱毛は施術箇所にもよりますが、数万~10万20万円と高額な費用がかかります。町にあふれる脱毛広告を見ると一回が数百円だったりするので高額に感じるかもしれません。基本的には激安で施術を受けられるのは一回~数回までで、継続する場合は通常の金額で契約となります。一度に10万以上の金額を支払うとなると、生活もあるのに無理!と契約に踏み切れないという人が多いのではないでしょうか。一方で、脱毛クリニックによっては、脱毛のための医療ローンが組めるようになっています。ローンを組んで分割払いにすれば、月の支払額は抑えられ、気軽に脱毛を始める事ができます。一方でローンを組むのはデメリットも。今回は脱毛とローンについて解説します。

医療ローンが通る人って?

特に学生さんはローンを組んだ経験がないので仕組みがわからないという人もいるかもしれません。クリニックが提供している医療ローンは、クリニックが提携している金融会社のローンサービスなので、クリニックとの脱毛契約とは別に、金融会社とローンの契約をする事になります。よって、ローンを利用するためには金融会社の審査に通る必要があるのです。医療ローンは銀行のローン(住宅ローンなど)と比較すると審査が通りやすい傾向はありますが、審査に通りにくい人ももちろんいます。審査の基準は以下のようになります。

20歳以上の人

自分の名義で医療ローンの審査を申し込めるのは、どんな職業や学生でも20歳以上の人のみです。未成年の場合、親に保証人になってもらう必要があります。基本的には親同席での申し込みになりますが、もしも親がその場にいない場合も親に電話での確認が入ります。親に内緒で医療ローンの申し込みは出来ないので注意しましょう。

滞納歴や未納歴がない

医療ローンに限らずどんなローンの審査でも、所謂信用情報はチェックされます。これは今までの借り入れやくれじっとカードの支払など全ての履歴なので注意しましょう。過去1度程度の滞納であれば審査が通る事もありますが、複数回の滞納歴や未納歴があると、支払能力がないとみなされ、審査に通りにくくなります。これは自己破産や債務整理も含まれます。信用情報のチェックは医療ローンだけではなく、住宅や学費などもっと高額なローンを組みたい時にも発生します。人生の節目で利用したい時に利用できなくなってしまうので、普段からお金の管理はしっかり行いましょう。

安定した収入がある

ローンは毎月支払いがあるので、毎月決まった収入があるというのが条件になるのは必須といえるでしょう。ローンはフリーターが通りづらいと言われていますが、フリーターやアルバイトの人が利用できるローンもあります。ただし、毎月の収入が安定しないフリーランスの人は審査に通らない可能性があります。収入が無い人はローンに通る可能性は無いですが、主婦の場合は配偶者名義でローンを申し込みできるケースもあります。その場合は配偶者の収入をもとにして審査を受ける事になります。学生の場合は20歳以上でアルバイトの収入があれば、審査の申し込みができます。学生の場合は学割等クリニックによっては独自のキャンペーンも行っているので、そちらも併せて確認しましょう。

医療ローンに通らない原因

審査の申し込みをしてみたももの審査に通らなかった!という人は一定数います。審査に取らないと脱毛お受けられないですし、そもそも他のローンの審査も通らない可能性が大。どういった人がローンの審査に落ちてしまうのか予め知っておく事が大切です。

勤続年数が短い

返済能力がある人が審査に通るので、短い期間に何度も転職を繰り返していて雇用が安定していない人や、金属年数が短い場合は、毎月一定の収入があっても落ちる場合があります。そもそもの収入が少ない場合も、返済が困難と判断され落ちやすくなります。

他社からの借り入れが多い

脱毛ローン以外にもローンを複数組んでいませんか?審査の際には他のローンもチェックされ、他社から多く借り入れがある場合も審査に落ちる事が多いです。基準としては年収の1/3以上の借り入れが既にある場合落ちやすくなります。特に学生や卒業したばかりの人がうっかり忘れがちなのが大学時代の奨学金です。奨学金は他社からの借り入れに含まれるので注意しましょう。

過去に金融機関との取引でトラブルがある

金融機関との取引でトラブルというのは、クレジットカードやキャッシングを利用して返済が遅れた場合も含まれます。ローンの審査では過去の金融機関との取引がチェックされます。過去トラブルがあった人は再度トラブルを起こす可能性が高いとみなされてしまうのです。

医療ローンはどこを選ぶべき?

医療ローンは複数ありますが、選ぶ際に注目すべきは金利や手数料です。ローンを組むと返済の時に金利が発生するため、利息を支払う必要があり、結果的に一括で支払った時より多くの金額を支払うことになります。医療ローンの金利はクリニックや信販会社によって異なりますが、だいたい10%未満の金利で借りられることが多いです。一般的なカードローンよりは低いものの、自分が損する部分なので、金利の低いローンのあるクリニックを選ぶ事をおすすめします。基本的に利息は分割する料金が低く分割する回数が少ないほど、利息も安くなります。月々の支払金額が少なくてすむからとむやみに分割回数を多くするのではなく、支払えるのであれば分割回数は少なくする方がよいでしょう。また、クリニックの中には金利や手数料を一部負担してくれるところもあるので、脱毛契約を検討する際は支払方法部分も必ずチェックしてくださいね。一般的なローンのように、頭金を入れる事も可能です。頭金を入れる事で金利の負担を軽減できるので、一括払いは無理でも頭金程度は支払えるという場合は頭金を用意することも検討しましょう。

医療ローンの審査でやってはいけないこと

医療ローンの審査の際、様々な情報を書き込んで申し込みをします。「ついこの間まで働いていたけど今は無職で審査が通らないかもしれないから、働いていた時の会社名を書こう」「本当は借り入れがあるけど書かないでおこう」こういった虚偽の情報で申し込んではいけません。虚偽情報を書くとそれ自体が個人の信用を落とす行為となります。審査の申し込みは必ず正しい情報を書きましょう。

医療ローンのメリット

医療ローンのメリットは、まとまったお金が予め無くても脱毛を始められるという点です。施術費用を貯金してから契約してもいいですが、その分開始も遅れるので長い計画になってしまいますよね。ローンを利用する事ですぐに施術を開始できるというのはメリットです。医療ローンを利用する場合は、カウンセリングの時にスタッフに月々の支払額や支払い回数の希望を伝えると、月々の支払いプランを一緒に考えてくれますよ。

医療ローンのデメリット

医療ローンを組んでいざ脱毛契約をしても、何かの理由で途中で契約を解除したくなる事があるかもしれません。こういった場合、クリニックとは途中解約しても、実際に受けた施術分の費用は返済する必要があるため、ほかのクリニックに転院する場合は二重返済になる可能性も考えられます。無理な支払額にならないよう、計画を立てる必要があります。また、先ほど述べた通り、ローンを組めば金利が発生します。カードローンよりは低いといっても、十数万のローンを組めば、金利として支払う金額も大きくなっていきます。月々の分割での金額が少ないと、チェックを怠りがちですが、全部の返済をした場合に結果としていくら支払う事になるのかを計算し、納得のいくローンの組み方をしましょう。

ローン以外の脱毛の支払方法ってあるの?

一括で払う事は出来ないけど、ローンを組む以外の支払方法はないの?と思っている人へ、クリニックによっては支払いプランを用意しています。

月額制

月額制とは習い事の月謝のように毎月決まった金額を支払う方法です。そう言われるとローンと同じに聞こえるかもしれませんが、ローンとは大きく異なります。毎月決まった金額を支払う点はローン払いと同じですが、ローンのように料金の総額を分割しているのではなく、純粋にひと月毎に料金が発生する仕組みになっています。よって、いつでも自由に辞める事ができて、辞めた後もローンのような残額がなく、支払義務がありません。医療ローンは組みたくないけど月々の出費は抑えたい・一括での支払は難しいという人にはおすすめです。

都度払い

脱毛の施術を受けるごとに料金を支払う方法です。少ない予算であっても試しに脱毛してみたい人には有効ですが、複数回コースの契約と比較して一回の施術の金額が割高になる場合が多いので、何度も通う予定の人は複数回コースと比較してどの程度の金額になるのか予め確認しておきましょう。

まとめ

今回は脱毛をする際のローンについて解説しました。ローンの審査は「返済能力があるか」を見ているので、返済が厳しそうな人は審査に落ちます。もし現在働いていも直近で会社を辞めて無職になる予定等、決まっているプランがあればそれを含めてカウンセリングで相談しましょう。ローンを組めば月の支払が数千円程度となるので、一括払いでは高額で施術を受けたくても受けられないプランを受ける事が出来るようになります。一方で月の支払が一定期間続く事になるので、自分のライフプランやお財布とよく相談し、どの方法が自分に適切かきちんと見極めましょう。医療ローンもきちんと返済しないと他のローンを組みたい時に「支払能力が無い」とみなされてローンが組めなくなる事があります。お金の管理はきちんとするという事が基本です!

スキンケアカテゴリの最新記事