セルフケアでも見劣り無くしたい!美爪の方法

セルフケアでも見劣り無くしたい!美爪の方法

デスクワークの人は特に、爪先が常に視界に入るのでネイルサロンで綺麗にしているという人も多いのではないでしょうか。ただ、ネイルサロンの出費もそれなりに痛いのも事実です。きちんとケアをしようとすると、3週間に1度はサロンに通う必要があり、費用はもちろん、通う手間もありますよね。そういった部分を天秤にかけると自分でケアした方が都合がいいと考えてセルフケアする人も増えています。ただ、自分でメンテナンスをしても、サロンのように綺麗に見えない事も多いです。また、ネイルサロンで綺麗にしてもらってもなんだかいつもいまいち理想と離れているという人もいます。今回はネイルサロンに見劣りしない綺麗な爪の作り方を伝授します。

美爪の条件とは

自分でポリッシュで爪を綺麗にしたつもりなのに、なんだか綺麗に見えない…ネイルサロンの出来とは全然違う…と悩みがある場合は、まず自分自身の爪を美爪に育てる事から始めるのをおすすめします。美爪の要件はスッピンの爪が綺麗という事になりますが、血色が良く透明なピンク色で艶がある爪が綺麗な爪の条件になります。爪のまわりにささくれが多かったり、爪の縦や横に線が入っている、血色が悪かったりするといくらポリッシュを塗っても色が悪く見えたり、爪のガタガタがより強調されてしまう可能性があります。

美爪は自分で作れる

美爪はセルフケアで作れます。水分・油分ともにしっかり与えられて育った爪に縦線やでこぼこはできにくく、キューティクルもきれいな左右対称です。最初のうちはすぐに変化がなくとも、ケアを続ける事で綺麗になっていくので、美爪になるよう日頃からケアしてみてください。

爪のピンク色の部分を増やす

すらっと長い爪に憧れるけど、自分は爪が短いのがコンプレックスという人は多いです。爪のピンク色の部分が短いのは、乾燥が原因している事も多いので、まず爪を乾燥させないよう心がけましょう。今はアルコール消毒が習慣になっているので、爪先が余計に乾燥しやすいです。オイルをしっかり爪に塗ります。その時必ず爪の裏側からもオイルを垂らしましょう。実は表面より爪の裏の方がオイルが染み込みやすいという特徴があります。爪の裏側からオイルを塗ることによって、爪と皮膚をつないでいる層が剥がれにくくなり、結果的にピンク色の部分を伸ばせるようになります。また、爪に衝撃を与えないということも大切です。爪を切る時に爪切りではなくヤスリを使うこともピンクの部分を増やす効果があります。食器洗いをする時は素手で行わず、ゴム手袋をはめて行い、爪の周りを保護するよう心がけてください。

オイルの塗り方

オイルを塗る時は1日5回以上がおすすめとされてます。回数が多くかんじるかもしれませんが、例えば朝起きた時と昼、夕食の時だけでも3回になります。最初からいきなり5回がむりでも、少しずつ回数を増やして習慣にする事が大切です。爪まわりのささくれや乾燥が酷いと感じる場合は、ハンドクリームを塗る際に一緒に塗ってしまうといいでしょう。もしジェルネイルをしている場合もジェルネイルの上からオイルを塗りましょう。ジェルネイルにオイルなんて意味が無いと思われるかもしれませんが、爪のまわりにしっかりと水分と栄養を与えることが爪の保湿に繋がり、爪まわりの皮膚を柔軟にすることが爪を守ることになるのです。

爪の切り方

爪は爪切りではなく、やすりで削るようにしましょう。爪が美しく見えるのは、先端の白い部分が2〜3㎜と言われています。深爪にならないようにする事が大切です。爪やすりは目が細かいものから粗いものまで様々なので、どうすればいいかわからにという人も多いのではないでしょうか。粗いものは爪を沢山削ってくれるので、爪が沢山伸びている場合になどに便利ですが、爪が弱い人はなるべく目が細かいものを選ぶようにしましょう。削る時は、滑らかな四角に整えるのがおすすめです。爪先が丸いと、どこかにぶつけた時に衝撃が一カ所に集まってしまい、割れやすくなります。やすりは爪に対して45度くらいになるように当てます。往復刃させずに必ず一方方向に動かして削るのがポイントです。一週間に一度程度を目安にけずるといいでしょう。

爪を道具として使わない

ピンクの部分を伸ばす時のNG行動は爪を道具として使うという事です。爪に大きな負担がかかり、ピンクの部分が伸びなくなってしまいます。爪を道具として使う代表例が缶ジュースなどの取っ手部分につめを引っ掛ける行為です。やっている人が意外と多いのではないでしょうか。爪が綺麗に伸びなくなるのでやめましょう。

そもそも爪が汚さ過ぎる!改善方法は?

そもそも自分の爪を美爪にするにはほど遠すぎると思っている人もいるのではないでしょうか。爪を噛む癖があって深爪が酷い、とにかく爪がわれてしまう、二重爪になりがち、ささくれが酷い…こういった場合はさらなるケアが必要になってきます。栄養不足などの原因も考えられるので、生活の根本的な見直しから必要な場合もあります。

爪の縦や横の線を消す

ポリッシュを塗ると、爪の縦線や横線が浮き出て全然綺麗にならない!という悩みを持つ人は意外と多いです。爪の縦線や横線は乾燥だけではなく、栄養不足などが原因になっている事も多いので、縦線や横線が消えないという人は食生活を見直しましょう。一般的には縦線は大人にほぼ見られるもので、老化も一因にはなっていますが、縦線は亜鉛不足と言われています。レバーや牡蠣、海苔、赤身肉などを多く食べるように心がけましょう。亜鉛が含まれている食事は家で調理しづらいものも多いので、外食の時にメニューを頼むという方法もおすすめです。また、強いストレスがかかった時は爪が成長をやめてしまうので、横にガタガタした線が生まれてしまうことがあります。

爪が割れるのを防ぐ

爪は、水仕事による乾燥や除光液の使用などで爪の水分が失われたり、妊娠や授乳、加齢によって爪の主成分であるタンパク質が不足したりすると、もろくなって割れやすくなります。二枚爪の場合は英王不足や乾燥、切れ味の悪い爪切りで一気に爪を切るなど負担をかける事が原因のひとつです。

深爪が酷い

爪を噛む癖がある、むしってしまう癖がある等で爪を伸ばせなかったり爪が弱くて折れやすい人がいます。こういった深爪に対しては、ネイルサロン深爪矯正を行っています。字詰めにジェルを塗り、歪んだ爪を矯正しながら少しずつ伸ばして行くという方法が主流です。また、アクリル素材のカバーをする事で、噛んだりむしったりすることができなくなり、じょじょにその癖が抜けて健康的な爪を取り戻すというやり方もあります。半年〜一年程度で綺麗で健康的な爪を取り戻すことができます。仕事柄ネイルができないという人にむけた矯正を行っているサロンもありますので、深爪に悩んでいる人は気軽に相談してみてくださいね。

今すぐ縦線横線を消したい

予防できるとはいえ、すぐに改善できないのは悩みどころですよね。自己流で解決している人もいると思いますが、それぞれのメリットでメリットを知りましょう。

爪磨きを日常的に使わない!

お手軽に爪に艶を持たせたり、爪のでこぼこをなだらかにしてくれる爪磨き。100円ショップでも手に入るので、日常的に使っている人も多いのではないでしょうか。爪磨きは爪を薄くしてしまう原因になるので、あまりおすすめできません。特別な日に一日だけ綺麗にする、程度であれば問題ないですが、日常的に継続して使うのはさけましょう。

リッジフィラーでデコボコを埋める

ポリッシュで爪の縦線を隠そうとしても、かなり厚塗りをしない限りはそのまま凹凸がくっきり残ってしまうか、カラーによっては陰影が出てしまって余計目立つこともあります。デコボコをどうしても埋めたいという場合はリッジフィラーがおすすめです。リッジフィラーはいわゆる化粧下地のような役割を果たし、カルシウム成分や繊維、ダイヤモンド粒子等を配合することで強度を高め、弱った爪をケアしながら凹凸を埋めたり色ムラを修正してくれます。ベースコートとは全く別ものでベースコートよりデコボコを防ぐ機能が強いものになります。ベースコートは爪への色素沈着を防ぐ役割をもっているので、リッジフィラーを塗ったからベースコートを塗らなくていいというわけではなく、両方塗る事が大切です。

爪に異常を感じたら皮膚科の受診を

単純な二枚爪やひび割れだけではなく、爪に痛みがあったり、色の変色、反り返るなどの異常があったら、病気の可能性があります。自己判断で治そうとせずに皮膚科を受診しましょう。

まとめ

爪は今日明日すぐに綺麗になるものではありません。すぐに結果が出ないと、オイルを塗るのをやめてしまったり、ケアを怠りがちですが、毎日こまめに継続する事で、1ヶ月後2ヶ月後に変化が現れます。諦めずに地道にケアを続けましょう。ネイルを普段からしている人も、セルフケアを重ねる事でジェルネイルの持ちが良くなり、爪の形も良くなって行きます。指先が綺麗だとそれだけで雰囲気や印象が良くなります。健康的で美しい爪を手に入れましょう。

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