秋の肌荒れ季節がやってくる!今からできる対策は?

秋の肌荒れ季節がやってくる!今からできる対策は?

まだまだ暑い日が続きますが、8月もお盆が過ぎれば秋の空気が漂い始めます。秋は夏の間に蓄積された紫外線のダメージや冷房による乾燥などによって肌が荒れやすく、シミやシワが気になったり吹き出物が多く出来やすい季節です。また、夏に浴びた紫外線のダメージが頭皮にも現れやすく、髪が抜けやすかったりぱさつきやすくなります。冬に向かって空気が乾燥していく中、今のうちに治したいと思ってもなかなか改善しにくいのがニキビや吹き出物です。また、環境変化だけではなく秋も花粉によって肌の赤みやかゆみ・吹き出物といった肌荒れに悩まされる人は少なくなく、この季節に肌荒れを実感している人は秋の花粉によるものの可能性があります。今回は秋に向けた肌荒れ対策を紹介します。

秋はなぜ肌荒れしやすい?

秋は夏の間に蓄積された紫外線のダメージや汗、冷房の乾燥などで肌が弱くなっていて、そこに秋独特の環境の変化が加わり肌が荒れやすくなります。

気温の変化: 夏から秋への季節の変わり目では、気温や湿度が急激に変化することがあります。乾燥した空気や寒暖の差によって、肌の水分が奪われ、乾燥肌やかゆみ、赤みなどの症状が起こることがあります。

室内の暖房: 秋から冬への移り変わりで、室内の暖房を使うことが増えます。暖房によって室内の空気が乾燥し、肌の水分が失われる可能性があります。

紫外線の影響: 秋の日差しは夏ほど強くありませんが、紫外線はまだ存在します。紫外線による肌のダメージは大きいです。涼しくなった分うっかり紫外線対策を忘れてしまうと、肌に影響が出ます。

保湿不足: 気温の変化や乾燥した空気によって、肌の保湿が難しくなることがあります。適切な保湿ケアを怠ると、肌が乾燥しやすくなります。

食生活の変化: 季節の変わり目で食事内容が変わることがあり、栄養バランスが崩れることがあります。夏の間冷たい蕎麦やそうめんの食事ばかりで栄養不足気味の肌に負担が重なってしまいます。

秋は花粉で肌荒れすることも

アレルギー持ちの人やアトピー持ちの人は秋の花粉で肌荒れする場合があります。秋花粉症の主な要因は、8~10月にかけて飛散する「イネ」「ブタクサ」「ヨモギ」「カナムグラ」などの植物です。こうした植物は背が低いので樹木の花粉ほど遠くには飛びませんが、河原や公園、空き地などの市街地にも多く生息しているため、散歩やジョギング中などに知らず知らず影響を受けていることがあります。秋になって気温が落ち着き外で運動したり、アクティビティーが習慣になっている人は日常生活の中で花粉と接触しやすく、不調が起きやすいといわれています。アトピー性皮膚炎を持つ人は、外部刺激に対して敏感で、炎症が起こりやすい状態です。花粉が皮膚に触れることで、アトピー性皮膚炎の症状が悪化することがあるかもしれません。

花粉が原因の肌荒れは病院に行く方が早く治る

アレルギー症状で肌荒れが起きている場合は、皮膚科医やアレルギー専門医に相談し、適切な治療を受ける方が早く治る可能性があります。アレルギーの症状は悪化していく場合もあるので、もし花粉が原因の肌荒れが疑われたら病院で医師に相談しましょう。

肌荒れ中は脱毛施術が出来ない?!

脱毛施術は皮膚に刺激を与えることがあり、肌荒れや敏感肌の状態では症状を悪化させる可能性があります。施術を受ける前に自分の肌の状態を確認しましょう。

肌の状態を確認: 脱毛施術を受ける前に、肌の状態をよく確認しましょう。赤みやかゆみ、湿疹、ただれなどの肌荒れがある場合は、脱毛施術を避ける方が賢明です。

皮膚科医の相談: 肌荒れが重度である場合や、アレルギー症状がある場合は、皮膚科医に相談することをおすすめします。医師の指導を受けることで、脱毛施術が安全かどうか判断できます。

脱毛クリニックの相談: 脱毛クリニックに通っている場合、医師や専門スタッフに肌の状態や肌荒れの有無を相談しましょう。クリニックの専門家が適切なアドバイスを提供してくれるはずです。

施術前のケア: 脱毛施術を予定している場合でも、施術前には肌を過度に刺激しないように注意しましょう。刺激の強いスキンケアや化粧品の使用を控えることが肌の健康を保つ一助になります。

今からできる秋の肌荒れ対策

秋の肌荒れ対策は夏のうちから開始できます。秋に肌荒れが悪化しすぎないよう、肌の調子を今から整えましょう。

保湿ケアの強化: 乾燥が進む秋の季節に向けて、保湿ケアを強化しましょう。保湿クリームやローションを使用して、肌に潤いを与えることが大切です。特にシャワーや入浴後は、濡れた状態の肌に保湿剤を塗ることで水分を閉じ込めます。

適切な洗顔: 洗顔の際には、刺激の少ない、肌にやさしい洗顔料を選びましょう。洗顔後は必ず保湿を行うことを忘れずに。

紫外線対策の継続: 秋でも紫外線は存在しますので、日焼け止めを使用して肌を保護しましょう。特に日差しが弱まってきたと感じても、油断せずに紫外線対策を続けてください。

バランスの取れた食事: 栄養バランスの良い食事を摂ることで、肌の健康状態を保つことができます。ビタミンやミネラル、健康的な脂質を含む食材を積極的に摂るように心がけましょう。

水分摂取: 水分補給は肌の健康に欠かせません。こまめな水分摂取を心がけ、体内からも肌を潤すようにしましょう。

ストレス管理: 秋は新しいスケジュールや環境の変化がストレスを引き起こすことがあります。適切なストレス管理法を見つけて、心身の健康を保つことが大切です。

季節に合ったスキンケアアイテムの導入: 季節の変わり目には、肌の状態に合ったスキンケアアイテムを導入することも考えましょう。特に保湿力の高いアイテムや、乾燥対策に特化した製品を検討してみてください。

肌の力を強くする夏の食材を積極的摂ろう

夏のうちから肌を強くする食材を積極的にとって、秋に向けて調子を整えましょう。夏は美肌にいい食材がたくさんあります。夏バテして食欲がなくなりがちですが、バランスのとれた食事は肌荒れ対策に必須です。

トマト: トマトにはリコピンと呼ばれる抗酸化物質が含まれており、紫外線からのダメージを軽減する効果があります。また、ビタミンCも豊富で免疫力をサポートします。トマトを美容効果を狙って食べる場合、生で摂取することがおすすめです。生のトマトには栄養素が豊富に含まれており、その効果を最大限に引き出すことができます。

ブルーベリー: ブルーベリーにはアントシアニンという抗酸化物質が多く含まれており、紫外線からくる酸化ストレスに対抗します。また、ビタミンCも含まれています。生のブルーベリーには栄養素が豊富に含まれており、美肌効果を高めたい場合は生で食べるのがおすすめです。ブルーベリージャムが日本ではポピュラーですが、過剰な摂取は砂糖の摂りすぎに注意する必要があります。

ナス: ナスにはポリフェノールやアントシアニンなどが含まれており、これらの成分は細胞の酸化ストレスを軽減し、肌の老化やダメージを抑える効果があります。ナスは炒め物やグリル、揚げ物、煮物など、様々な調理方法で楽しむことができますが、栄養価重視なら蒸したり、短時間の調理で栄養素の損失が少ない炒め物がおすすめです。

かぼちゃ: 冬のイメージが強いかぼちゃですが、実は旬は夏です。夏に収穫した国産かぼちゃは少し寝かせてから出荷する事が多く、7月~10月に出回ります。かぼちゃに含まれるβカロテンは、緑黄色野菜に多く含まれ、体内に入ると肌のターンオーバーを促すビタミンAに変化します。皮膚の健康を保つビタミンB群、コラーゲンの生成を促すビタミンCも豊富に含まれているため、ニキビ予防にも効果的です。

まとめ

まだまだ暑い日が続いていますが、秋の音は近づいてきています。夏の紫外線の影響からシミシワが目だったり、乾燥などで肌が敏感になりやすい季節の変わり目な上、アレルギー持ちの人は花粉による肌荒れなどで、なかなか治りづらい場合もあります。夏のうちから内側からも外側からも肌を強くしておき、秋に備えましょう。

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