二重整形以外でも目を大きくできる!?目頭切開法

二重整形以外でも目を大きくできる!?目頭切開法

目を大きく見せる整形のひとつに目頭切開というものがあります。果たして一体どんな整形方法なのでしょうか?

目頭切開とは?

目頭切開(内眼角形成術)とは、目頭の蒙古ヒダをなくして平行型の二重を形成する目頭切開術です。 

蒙古ヒダ…蒙古人種(モンゴリアン)の特徴でもあり、目頭のところに上瞼の皮膚がかぶさっているもの。
白色人種とは違って、このヒダの存在によって目頭の赤いところ(涙湖または涙丘)が完全に露出することがありません。


日本人の約6割に蒙古ヒダがあると言われています。この蒙古ヒダがあることにより目が離れて見えたり、目の横幅が小さくつり上がったような印象を与えてしまいます。日本人の内眼角距離の平均は約33〜34㎜と言われ、37㎜を超えると目の間が広く間延びして見えます。
目頭切開術は蒙古ヒダを切除することで目の横幅を広げてつり目を解消し、柔らかな印象に変えられます。

どんな人にオススメ?

  • 目と目の間隔が離れている方
  • 蒙古ヒダのために目元が小さい印象に見える方
  • 蒙古ヒダが強く、つり目のように見える方
  • 幅広い平行型の二重を希望の方
  • 術後の傷を極力キレイにしたい方

東洋人に多い、皮膚が目頭にかぶさっている蒙古ヒダのある目元の方にオススメです。目頭を切開して目の横幅を広げることができます。
同時に二重術クイック法(埋没法)を合わせて行うと平行型の二重ラインになりやすく、目元がひとまわり大きくなった印象になるので、より効果的に美しい目元を作ることができます。特に一重またはそれに近い狭い二重の方は、目の縦横のバランスが悪くなってしまうことがあるので、二重の手術は同時または先に行っておくといいでしょう。

メリット

上記にあるように、目頭切開で蒙古ヒダを取り除くことで横に広くなり、その分大きな目元の印象になります。末広型のまぶたの方は平行型に近づく効果もあります。
また、目頭を覆っていた部分がなくなることで左右の目の間隔が縮まり、鼻筋が通った立体感のある顔の印象にもなります。

切開方法

様々な切開方法がある中でも、一般的とされるZ形成術をご紹介します。

◎Z形成術
一般的な目頭切開方法です。皮膚の切除を行わないので、傷が最小限で、腫れも早く引きやすい方法です。最大のメリットは、万が一術後に戻したくなった場合に術前の形状に戻しやすい点です。傷跡がまぶたの辺縁に隠れやすく、非常に目立ちにくいです。
蒙古ヒダの部分を一辺4㎜ほどのZ型に切開し、細部用のメスで三角皮弁を入れ替えます。緊張がかからず自然な方向に皮膚を移動するので、蒙古ヒダをスムーズになくすことができ、その効果も大きいです。切開後、吸収される糸で中縫いをし、極細の糸でさらに細かく皮膚を縫合します。約30分程度で手術は終了します。
Z型のデザインによって結果が大きく変わるので、熟練した医師向けの方法とされます。
また注意点として、Z形成法は皮膚が無理に引かれることがない方法ですが、術後一時的に寄り目に見えてしまうことがあります。

リスク・副作用

手術によって腫れが発生します。腫れは軽度で2〜5日程度でおさまります。内出血も稀に出てしまう場合がありますが、1〜2週間程度で消失します。
術後は3日間ほど目頭にテープを貼らなければいけないこともあります。抜糸は7日前後を目安としますが、それまでの間は目の周りの化粧はできません。コンタクトレンズも術後の経過にもよりますが、3日ほどは控えましょう。
傷跡は最初は赤みが出てしまいますが、経過とともに徐々に薄くなっていきます。
また、手術によって大きな目元の印象は得られますが、切開する範囲によって粘膜部分が過剰に見えすぎてしまうことがあります。事前に蒙古ヒダの形状によって切開が可能かどうかをしっかりカウンセリングで判断してから行いましょう。

いかがでしたか?自分の目を大きく見せたいと思う人は多く、メイクでも大きく見せることはできます。しかし、それだけでは満足しない人などはこの目頭切開で理想に近い目の大きさになれるでしょう。メスを使用する分リスクも増えますが、半永久的に大きな目元をキープできます。

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