テレビ会議の顔映りはずばり「色」!パソナルカラーを知って美人度を上げよう

テレビ会議の顔映りはずばり「色」!パソナルカラーを知って美人度を上げよう

リモートワークの機会がぐっと増えた今年、テレビ会議の頻度も増えてきました。大事なプレゼンをテレビ会議で行うという方も多いのではないでしょうか。それに平行して、「オンラインの身だしなみ」「オンラインのマナー」などのトピックも耳にするようになりました。そんな中様々なメディアでかなり多く取り上げられているのが「顔映り」。いつものようにメイクしているのになぜか顔が暗く見える、ふてぶてしく見える等々悩みを抱えている方も多いようです。中には普段通りだったのに上司から暗いと注意されたという方も。雑談などもしづらいテレビ会議、第一印象が悪いと後の挽回が通常の顔合わせ会議より難しくなります。相手に与える情報が画面越しの自分だけになるので、なるべく印象良く会議に挑みたいですよね。顔映りはカメラの位置や照明の当て方で悩みを解消する部分もありますが、今回は服装に賢くパーソナルカラーを取り入れる方法を伝授します。

パーソナルカラーとは

その人の生まれ持った、髪、瞳、唇などの色と顔立ちなどの雰囲気が調和した、似合う色のことで、アメリカから日本に伝わった考え方です。「スプリング、サマー、オータム、ウィンター」の基本の4タイプに分かれます。自分に合っているパーソナルカラーを身に付けると、それだけで顔色がよく見えたり、小顔に見えたり、お肌に透明感が出ます。逆に合わないパーソナルカラーを身に着けると、肌色が悪く見えたり、疲れたような印象になり、マイナスのイメージを強調します。パーソナルカラーは顔周りに使用するのがポイントになるので、テレビ会議の際の上半身の服装の色はまさに顔の明るさを左右する大事な色になります。テレビ会議中に照明の当て方やカメラの一を工夫してもいまいち顔映りが良くない・顔色が悪く見える…というような事があれば、身につけているトップスの色に注目してみてはいかがでしょうか。

4つのカラーグループ

パーソナルカラーは、『春夏秋冬(スプリング、サマー、オータム、ウィンター)』という四季の名称がついた4つのグループに分類されています。大きく分けると青みがかった涼しげな色が似合うブルーベースタイプと、黄みを含んだ暖かい色が似合うイエローベースタイプです。この2つのタイプを似合う色の明るさによってさらに2つにわけ、春夏秋冬の4つになっています。パーソナルカラーは自分で診断する事も可能です。現在では様々なメディアコンテンツで診断チェックができるので、自分が何タイプか調べてみましょう。ネットや雑誌の場合数分で調べる事ができるお手軽さが魅力です。自己診断では判断が付かない・合っているのか不安…という方は、本格的なプロに依頼して調べる事が可能です。最近ではデパートやショッピングモール内、美容院などで診断を行っている場合もあります。お店に出向くと有料にはなってしまいますが、単純な4つの色診断だけではなく、更に細かに分類したカラー診断であったり、個人に特にあったメイクやヘアカラーなど細かな事までアドバイスをする専門店もあります。なりたいイメージを伝えてその希望にそったアドバイスをしてくれる場合もありますが、何をどこまでやってもらえるのかはお店ごとに違うので、事前に調べて比べて検討してください。

それぞれのパーソナルカラーの特徴

パーソナルカラーは ①色相 ②明度 ③彩度 3つの要素から色を分類していきます。それぞれのカラーグループには、特徴があります。ここで注意する事は赤が得意青が苦手、という分け方ではなく赤は赤でもどんな赤が似合うか、どんな青が苦手かという分け方になります。

■スプリング(イエローベース)

春のお花畑をイメージさせる、明るくクリアで華やかな色が似合います。日本人の約一割がこのタイプと言われています。スプリングタイプの方は、可愛らしい雰囲気で、若々しく活発的な印象を持つ人が多いです。瞳の色や髪の色がやわらかいブラウンで黒目と白目の境がくっきりしています。肌色はアイボリー系の方が多く、頬がピーチピンクの方が多くみられます。

■サマー(ブルーベース)

初夏をイメージさせる、淡いブルーが入った明るい色や、グレイッシュな色が似合います。サマータイプの方は、爽やかな中にも、上品でエレガントな印象を持っている方が多いのが特徴です。髪の色や瞳の色は赤みがかったブラウンやソフトなブラックで黒目と白目の境がソフトな印象です。肌色はピンク味を感じる人が多く、頬は血色が出やすく青みのピンクが感じられます。

■オータム(イエローベース)

秋の紅葉をイメージさせる、温かみのあるディープな色やスモーキーな色が似合います。オータムタイプの方は、知的で、大人っぽい雰囲気をもたれている人が多いのが特徴です。髪色や瞳の色は優し気なダークブラウンで髪質がややマットなタイプです。肌色は標準的なオークル系で日に焼けると黒くなりやすい人が多く、頬の血色があまりないのが特徴です。

■ウィンター(ブルーベース)

冬の澄んだ空気に映える、はっきりした原色やモノトーンが似合います。ウィンタータイプの方は、クールでシャープな雰囲気で、独特の存在感を持つ人が多いのが特徴です。髪にはコシと艶があり染めるより黒髪が似合います。瞳の色は深く黒目がくっきりとしており、黒目が濃く印象的なのが特徴です。頬の血色が少ない方・青みピンクの方がいます。

それぞれに似合う色

自分のパーソナルカラーを洋服やメイク、ヘアカラーに取り入れる事で本来の肌をより輝かせて華やかな印象になります。また、洋服やメイクの失敗も少なくする事ができます。

■スプリング

華やかさがあり、かつ黄味がかった暖色系の色が似合います。年齢を重ねてもフレッシュなイメージを持たせてくれます。逆に寒色系や重たい色は顔色を悪くみせてしまいます。コントラストの強い色も避けましょう。

■サマー

青味のあるソフトな色合いや彩度の低いくすみ系の色が得意です。本来持つ品の良さが際立ちます。深みのあるアースカラーは透明感が無くなり顔をくすませるので避けましょう。

■オータム

黄味がかっている落ち着いたシックな色や、温かみのあるオレンジ系がはまります。ゴージャスな雰囲気を嫌みなく出せるイメージです。クールな寒色系やパステルカラーはチープ感を出してしまうので避けましょう。

■ウィンター

モノトーンや暗い色、ビビットな色合いが似合います。個性的な色の服もかっこよく着こなせるタイプです。逆にくすんだ色や黄みのある色は野暮ったくなりがちなので避けましょう。

オンライン会議は色のチャレンジがしやすい

通常であればファッションはトータルコーディネートをあれこれ考えなければいけません。色だけではなく自分の骨格にあった形の服を選ぶ必要があったり、靴や鞄の事も考える必要があったり、何かと労力とお金を要します。人に直接会うので、失敗したらどうしようという不安もあります。しかしながらオンライン会議の場合は画面に映るのはトップスだけなので、きちんとした印象を持たせつつ普段の通勤では着れない色にもトライしやすいです。新しい色へのチャレンジであれば、ひとまずユニクロでトップスだけ購入という手も可能です。たとえ失敗しても相手からすれば小さな画面越しの自分の姿なので、極度に酷い印象は持たれません。是非普段と違う顔が栄える色を選んで美人度を上げましょう。

■スプリング

会社通勤ではためらわれるような華やかなカラーや鮮やかなカラーを取り入れると◎画面が小さいので鮮やかな色でも気になりません。画面の背景が暗い色の場合はクリーム系のブラウスを着て顔を明るく見せましょう。

■サマー

4つのパーソナルカラーの中で一番顔色が良く見えるのがサマータイプ。その代わりに肌のくすみに悩む人が多いです。淡いブルーのトップスは透明感をプラスする強い味方になるので是非取り入れてみてください。明るめの色をもってくると肌に明るさがプラスされます。

■オータム

シックな色が似あうオータムタイプですが、カーキやブラウンは画面に映ると暗くみえがち。トップスを選ぶ際は普段より明るい色を得選ぶと顔映りが明るくなります。またディープな色も顔にメリハリが出るので、おしゃれを演出したい際に取り入れてください。背景が白っぽい場合はボタンや柄に締め色がはいっていると顔がぼやけません。

■ウィンター

黒を好む方が多く黒が似合うウィンタータイプですが、オンライン会議で黒一色では顔の影が悪目立ちすることも。白色を取り入れ、一部に黒を入れる事で顔まわりをすっきり見せましょう。白色はレフ版効果もあります。また、鮮やかな色を取り入れるのもおすすめです。

テレビ会議の背景に家具やインテリアなどが映る場合は、柄物や色数を控えシンプルな服装を選ぶことで画面のごちゃごちゃ感が軽減されます。逆に背景がシンプルな場合は、色だけではなく柄ものやストライプ・ドットのシャツやブラウスなども是非着てみてください。今回は洋服の色の観点からみたテレビ会議の顔映えでしたが、服装だけではなく照明の当て方もとても大切です。自分の姿が窓ごしの逆光になってないか、照明の当たりづらい場所から会議をつないでないか等基本的な事をチェックして会議に臨みましょう。照明が明るすぎても顔が白飛びするので注意です。またカメラも見上げカメラになってないか注意しましょう。

リモートワークが続くとプライベートとのメリハリがつけにくかったり、同僚との雑談時間が極端に減ったりして気が滅入りがちですよね。毎日バリバリにメイクをしたりスーツを着る必要はないですが、気が滅入る時こそ色々な洋服やメイクにチャレンジして気分を上げませんか?家の中は新たな自分を見つける絶好のチャンスでもあります。在宅勤務でも毎日を楽しみましょう!

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