若見えに必須!おばさん足の解消方法

若見えに必須!おばさん足の解消方法

夏まっさかりの季節。スカートやキュロットスカートなどで足を出す機会も多いですよね。冬は生足を出す機会が少ないですが、足は全身を見た時に年齢を感じやすい箇所です。冬は視線が向かずにケアを怠りがちな分、夏に老化を感じやすいです。膝上のたるみや膝の黒ずみなど、おばさん脚はさっかく綺麗な服を着ていてもどこか決まらない雰囲気を作る原因になってしまいます。しっかりケアをしておばさん脚の防止・解消をしましょう。

実は年齢が顕著に出てしまう膝まわり

顔や二の腕など、たるみが気になるという人は多いですが、下半身にはケアを怠りがちです。特に膝はあまり気にされず、若い頃は何もしてなかったという方もいるのではないでしょうか。しかし、膝まわりはたるみや浮腫み、セルライト、皮膚の黒ずみなどが出やすく、気がついたら膝を出すと一気に老けてみえてしまうようになってしまった…という箇所にもなります。膝のケアで脚をきゅっと引き締めて、美脚になるよう日々心がける事が大切です。

たるみとむくみの原因は?

膝周りのたるみやむくみは運動不足や加齢が大きな原因です。運動不足で筋肉量が低下することで余分な脂肪がつきやすくなり、余計にたるみが目立ってしまうのです。特に太ももの前側にある『大腿四頭筋』と『内側広筋』が大きく関わっています。また、実は骨盤が歪んでいるのも原因となります。骨盤が歪む事でリンパや血液の流れが滞り、余分な水分や老廃物が溜まってむくみの原因になります。さらに骨盤がずれていると正しく筋肉を使うことができず、筋肉量が減少します。筋肉量が減れば基礎代謝が低下して、脂肪が溜まりやすくなってしまうのです。歩き方が悪かったりするのも適切に筋肉が使えていない原因となり、筋力低下と膝上のたるみの原因になります。

美脚は習慣でつくられる

おばさん足は日頃の習慣で改善する事ができます。今回はたるみや浮腫みを取り、美脚になるためのポイントを紹介します。

太ももの前の筋肉を鍛える

膝の上のたるみは、膝と太ももの前側の筋肉の衰えが大きな原因です。この部分を鍛えて引き締められるようにストレッチをしましょう。ストレッチマットなど膝を守るものを床に敷き、膝立ちになり、右脚を一歩前に踏み出します。左手で左足の甲を持ち、ふくらはぎの部分を持ち上げましょう。体重を前重心にすると太もも前が伸びている事を感じられるはずです。ストレッチしたらスクワットなど、太ももに効く筋トレがおすすめです。膝への負荷が心配な人にはプランクもおすすめです。それぞれインターバルをつけて3分程度でも効果があります。筋トレをした後に再度ストレッチをすると、筋肉痛にもなりづらく、より効果を得られる事ができるでしょう。筋力がまったくない!普段運動をほぼしない!という人は、椅子に座った状態で鍛えるようにしましょう。椅子に浅く腰掛けて背筋を伸ばし、両手で椅子の座面を掴んで体を安定させます。その状態で背もたれにもたれかからずに片足を真っ直ぐ床と平行に伸ばします。両方の脚でこれを実践しましょう。

骨盤の歪みを整える

猫背やX脚、O脚が気になる人は骨盤の歪みも整えましょう。立った状態で右ひざを曲げてかかとをお尻に近づけます。この時腰をそらないようにお腹に力を入れましょう。可能であれば右手で足首を持ってお尻にぐっと近づけます。太ももの前側が伸びているのを意識して15秒ほどキープし、反対脚も同じように行いましょう。もし膝の高さほどになる台があれば、片足を台の上に置き胸を張った状態で腰を前に押し出します。お尻の筋肉が伸びている事を意識して、15秒ほどキープしましょう。こういったストレッチは効果が薄いように感じるかもしれませんが、骨盤の歪みを整えるにはまず、骨盤まわりの筋肉を柔らかくすることが大切です。骨盤の歪みがストレッチによって改善していないように感じたら、整体などで施術を受けるのも効果的でしょう。ただし、施術を受けるとその時は効果が得られても、筋肉が硬かったり普段の歩き方や座り方に癖があると、また骨盤は元の位置に歪んでいきます。日頃から歪みを整えるストレッチを継続するようにしましょう。

美脚から遠ざかってしまう黒ずみ

膝は肘と同じく肌の色が黒ずみやすい箇所です。せっかくひきしまった膝まわりでも、膝が黒ずんでいると台無しになってしまします。黒ずみは毎日のケアで大幅に軽減できるので、しっかりケアしましょう。

くろずみの原因

黒ずみは皮膚の擦れによって出来る事が多いです。お風呂でナイロンのタオルで脚を洗っていませんか?ナイロンタオルは肌に負担をかけて黒ずみの原因になりますので、黒ずみが気になる人は泡を手に乗せて優しく撫でて洗うようにしましょう。また、ムダ毛の自己処理を頻繁に行うのも黒ずみの原因になってしまいます。膝のムダ毛が気になる人は医療脱毛やエステ脱毛で脱毛処理すると肌質も改善します。肌の乾燥も黒ずみの大きな原因になるので要注意です。膝は普段かくれていることも多く、ケアを怠ると乾燥などの原因で余計に黒ずみが進行してしまう事もあります。また、普段からストッキングやタイツを履く人は、その分膝への摩擦が起きやすく、黒ずみしやすい傾向にあります。

黒ずみは改善できる

黒ずみは日頃の習慣で改善できます。黒ずみのある膝は余分な角質が膝についている状態です。週に1〜2回、お風呂でボディ用スクラブを使って不要な角質をオフしましょう。ゴシゴシこすると摩擦になって余計悪化るので、優しく撫でるようにクルクルとマッサージしながら使用します。皮膚への刺激を少なくするために、入浴でふやかしすぎた皮膚への使用は避けてください。スクラブは粒子に角がなく優しい肌辺りのものや、マッサージすると溶けるシュガースクラブなどがおすすめです。スクラブで角質オフをした後はボディークリームでしっかり保湿します。黒ずみは乾燥が原因になっている事も多いので、夏もしっかり保湿をすることをおすすめします。黒ずみが特に気になる時は美白成分の入ったものを使ったり、顔に使用している美容クリームの余りをちょっと塗るのもいいですよ。黒ずみが酷く、根本的に改善したい場合は肌の代謝を高めるような市販の治療薬を使うという手もあります。肌の代謝を高めるレチノール成分や尿素、さらに抗炎症作用のあるグリチルリチン酸やアラントイン配合の治療薬がおすすめです。

黒ずみになってしまう習慣を取り除く

自己処理による脱毛も、習慣的に行う事で肌を傷めてしまい、黒ずみの原因となってしまいます。自己処理する時はなるべく負担の少ない方法を選び、頻繁に自己処理するのは避けて、必要な時にだけ処理する方がよいでしょう。毎日脚を出すので気になるという場合はレーザー脱毛や光脱毛がおすすめです。エステ脱毛であれば皮膚をケアしながら行えるものもあるので、既に黒ずみが気になる場合はサロンで相談してみましょう。また、床に膝をつくというのも繰り返すことによって摩擦による黒ずみを生みます。家でストレッチやヨガを習慣的に行っているという人はかならずマットを敷いて膝の摩擦を避けるようにする事が大切です。ダンスが趣味という人はニーパッドなどで膝を守るようにしましょう。

まとめ

脚のアンチエイジングは日頃の習慣によって効果が出てきます。逆に言えば、何もせずに放置していると老けて見える脚が作られる原因が多くなってしまうので、顔のアンチエイジング同様、日頃からケアをするようにしましょう。今回紹介したようなストレッチはもちろん、普段から適切な運動をして太ももや膝周りの筋肉量をつけておくことも大切です。40歳を過ぎてくると、脚はもちろんお腹や骨盤まわりの筋力の衰えが、美脚にも影響しやすくなってくるので、全身を動かす事を習慣にするようにしましょう。夏も自信を持って出せる脚を目指しましょう!

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